最近、朝晩冷え込むようになったメルボルンでは、毎日風邪の患者さんがたくさん相談しに来られます。
私が働いている薬局があるMurrumbeenaには日本人の方も多く、日本人の方も多く来られます。
最近のHot Topicsは風邪。
熱が出たらどうすればいいの?
「熱は下げないほうがいい」という考え方は半分正しいです。免疫細胞がウイルスや菌と戦っているため、発熱しているからです。ただし、38度を超えた場合は下げてあげましょう。
薬局で買えるパナドール↓

子ども用もあります↓

パナドールは、日本で発熱時にもらう薬:カロナール(アセトアミノフェン)と同じです。
これは胃にも負担が少なく、子どもでもOKの解熱鎮痛薬ですのでお家に1箱常備しておくと何かと便利です。抗炎症薬ではないので炎症には効きませんが、脳に作用して熱を下げてくれます。
(発熱って、脳で指令を出してるんです。)
パナドールで熱を下げても、もちろん効果が切れると熱は上がってきます。
でもそれが普通です。
大事なのは、熱が下がっている時になるべく水分摂取し、消化に良い物をたべて体力を温存することなのです
結局は自分の免疫力と体力によってウイルスや菌を殺し、風邪を治します。体力を熱で消耗してしまえば、回復に時間がかかってしまいます。なのでパナドールは使うべき時に使うのが良いです。熱を上げっぱなしにする利点はありません。
結局は自分の免疫力と体力によってウイルスや菌を殺し、風邪を治します。体力を熱で消耗してしまえば、回復に時間がかかってしまいます。なのでパナドールは使うべき時に使うのが良いです。熱を上げっぱなしにする利点はありません。さらに、高熱の場合は、体の熱を取るために氷枕を活用してください。
首の横、脇の下、太ももの付け根(内側)には太い血管が通っています。そこにアイスパックを当ててあげると熱を下げるのに効果的です。
鼻水、鼻づまりもあって辛い・・・
そんな方にはフェニレフェリンが入っている総合感冒薬がおススメです↓
これはOTCとして普通に購入可能です。薬が効きやすい人はこれでも鼻水が止まり、夜ぐっすり寝ることができます。ただ、体の大きいオージーには弱すぎるようで、効かない人が多いです。
それでも鼻づまりが酷い方にはこちら↓

Peudoephedrine(日本ではプソイドエフェドリン)はフェニレフェリンよりも効果が高いです。
ただし、これを違法な薬物として使用する人もいるため、購入する際には薬剤師に相談する必要があります。朝と夜用の2種類の錠剤が入っていて、夜用は鼻水を止め、さらに眠りにつきやすいように眠くなるタイプの抗ヒスタミン剤が少し入っています。
風邪のシーズン&花粉症のシーズンに私が毎日愛用しているのはこちら↓

ボトルに粉を入れて水で溶かすと生理食塩水になるので、それを鼻の穴に噴射
大きいボトルなので鼻腔全体を洗うことができます。鼻腔を通って、もう片方の鼻の穴から出てくるはず。(少し汚くてすみません
)皆さん「鼻から入って口から出る」と思っていらっしゃる方が多いのですが、それはちょっと違います。 それは痛いし苦しいに決まってます。ですが、こちらは口からは出ません!!
大きいボトルなので鼻腔全体を洗うことができます。鼻腔を通って、もう片方の鼻の穴から出てくるはず。(少し汚くてすみません
)皆さん「鼻から入って口から出る」と思っていらっしゃる方が多いのですが、それはちょっと違います。 それは痛いし苦しいに決まってます。ですが、こちらは口からは出ません!!だから全く苦しくも痛くもありません
それには大事なコツがあるので、知りたい方には個別に詳しくお伝えしますね。これは症状がある時はもちろん、風邪予防にもかなり効果的です
それには大事なコツがあるので、知りたい方には個別に詳しくお伝えしますね。これは症状がある時はもちろん、風邪予防にもかなり効果的です
さらに・・・
昨年の記事にも登場したArmaForce

これは本当に救世主
オリーブリーフ、亜鉛、ビタミンC、エキナセアが入っている免疫力を上げてくれるサプリメントです。風邪の季節はこれを飲んでいます。
のどの痛みにはコレ↓ 喉スプレーです。

これもなかなか良くて、仕事中にのどが痛くなったらスプレーしています。長時間うがいできない環境で大活躍です
大抵、粘膜からウイルスは体内に入ってくるので、のどの殺菌は効果的です。
大抵、粘膜からウイルスは体内に入ってくるので、のどの殺菌は効果的です。お子様の免疫力をアップさせて風邪を予防するにはこちらがおススメ↓
特に気候の変動が激しいメルボルン。ワーホリや留学で環境が大きく変わると体調も崩しやすいですよね。そんな時のために何か参考になれば嬉しいです

コメント
コメント一覧 (2)
オーストラリアに来てからの長年の疑問なんですが、オーストラリアの風邪薬には Cold & Fluとあるのですが、風邪とインフルエンザは全くの別物ではないのでしょうか?よくオージーがただの風邪なのにFluというのに疑問を感じます。オーストラリアでは風邪もインフルエンザも同じなのでしょうか?
森のくまさん、コメントありがとうございます。
Codral Day&Night (original- プソイドエフェドリンが入った、薬剤師に相談しないと購入できないもの)は、日本で市販されている総合感冒薬とほぼ同じです。席がある場合は、plus Coughという鎮咳薬が入ったものもあります。日本の物は、パナドールの代わりに抗炎症薬のイブプロフェンが入っていたり、カフェインが入っている物が多いです。他の主要成分はほとんど同じです。
おっしゃる通り、風邪とインフルエンザは別物です。ですが、どちらもウイルス感染で、熱や筋肉痛、鼻炎、咳などの症状を緩和させるために使用する薬は同じだと言えます。なので「col&flu」という表記になっています。
日本ではインフルエンザの時、タミフルなどの抗ウイルス薬を処方しますが、オーストラリアではたとえインフルエンザにかかっても処方されない場合があります。
結局のところ、治すのはご自身の免疫力で、これらの薬は症状を緩和させるだけで治すわけではありません。緩和させて体力温存し、結果的に早く治す・・・という考えです。やたらに抗ウイルス薬を処方すると、耐性ウイルスを招くリスクもあります。さらに多くの風邪はウイルスによるものですが、ただの風邪に対して二次感染を防ぐために抗生物質を処方するのも、耐性菌を招く恐れがあります。そのような傾向は、オーストラリアでは少ないです。
オーストラリアでも風はcold、インフルエンザはfluです。ただの風邪なのにfluと言っている場合は、おそらく違いをご存じないのだと思います。