オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

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2017年10月

もう2週間以上前に厚生省に書留で出した、薬剤師免許を証明してもらう書類…(こちらの記事参照

何も連絡来ないなぁと少し不安に思っていたところ、担当の方からメールが届きました。
「まだ届いていないのですが…」 

…Oh, no‌ 

そういえばトラッキングできたよなぁと思い、レシートの番号をネットでチェックしたところ…
海外の書留は、トラッキングできないことが判明国内はトラッキングできるのにー

知っていたらEMSで出したのになぁ...
Australia Postは配達日が週に二日(たしか)しかなくなってしまったので、運が良ければ普通便でも早く届くし、遅ければたとえEMSでも日数がかかってしまうのが難点なんですよね。

とりあえず、とっておいたコピーをスキャンして、データーで送りました。
(念のために出す書類は出す直前にデーターとして保存しておくべきですね。)

無事に届くことを願ってこの日は就寝。
まだ犯罪証明にも時間かかりそうだし、英語の試験結果も提出しなければならないので、AHPRAがreviewするまで時間がかかりそうです。なので厚生労働省に送るのは速達じゃなくても良いいのですが…。トラッキングできる・できないでドキドキ感が全然違いますね少しケチってしまったので反省。今後は大事な書類はちゃんとEMSで出します

そんな中、その翌日に厚生省から「届きました」のメールを受け取って、ホッとするのでした。
書類ができるまで2週間ぐらいかかるとのことなので、今月末にはAHPRAに届くといいなぁと思っています。

先週の火曜日にresistered mailでAHPRAに提出した書類がきちんと届いたという確認メールが届きました‌reviewにどのくらい時間がかかるかはわかりませんが、何も問題ないことを祈ります。そして、2年少し前のOETの結果も、アクセプトされるといいなー。
AHPRA mail


今日は初・薬局のフロアスタッフとしてのお仕事12時~9時までの長い一日です。
朝から何とも言えない緊張感の中、出かけるまではOETの試験の勉強を少しして、それから薬の用法容量について少し知識を蓄えるために勉強しました。
そんな中で、OETの試験日のスケジュールがメールで送られてきました!
OET time table
会場によって予定は異なるようですが、午前中に筆記とリスニング、そして午後にスピーキングの試験です。各項目の試験の合間に休憩がないので、私としては、トイレにどのタイミングで行くかを考えてしまいます。
スピーキングが2:15~なので、終わりはわりと早そうです。前にナースの方が、speakingが夕方5時以降だったという話を聞いたことがあるので(待ち時間が長いと緊張感半端ないですよね)早めであることを知ってホッとしています。
予定が送られてくるのは試験日の1週間とちょっと前ぐらいです。OET受験者の皆さん、頑張りましょう

インターンをする薬局で、本格的なインターンシップが始まる前にフロアスタッフとして雇ってもらえることになりました‌明日が初日~‌ なぜか、先週からすごーく緊張しているんです‌何回か薬局に勉強しに行ってるのに…自分でもなんでこんなに緊張しているのかわかりません (今日も、OETの勉強しつつ、頭は半分仕事のことを考えていました。)
緊張を忘れられたのは、日本語を教えている時だけ

でも思い返せば、高校での日本語のアシスタントの仕事の面接に行く時も、薬局の面接に行く時も、行きの電車にドキドキしながら乗ったのを思い出します。

新しいことに足を踏む出すのには、とても勇気が要ることなんですよね。それは誰でも同じなんです。でもそれを乗り越えるから成長できるんですよね。

明日は初日から夜のシフトです。今の不安はきっと頭の中で作り出している想像でしかない実際はどうなるのかなんてわからないチャンスに感謝して、やってみたいと思います


オーストラリアで日本の薬剤師免許をオーストラリアの薬剤師免許に切り替えるためには、まずOETという英語の試験に合格して、KAPSという学科試験に合格して、インターンシップを1年経験し、その後に筆記試験と面接試験に合格しなければなりません

日本でも6年勉強したのに、オーストラリアで薬剤師として働けるようになるためには長ーいプロセスを経なければならないのです‌ 

途中であきらめたくなるほど、道は簡単ではありません‌ 私も、OETの難しさやKAPSの過酷さを経験している最中は本当に自分との闘いできつかったな 日本の国家試験は確かに大変だったけど、大学や予備校に所属していれば悩みを話せる仲間もいるというのは大きかったなぁ(今思えばの話

しかしKAPSは海外の薬剤師限定の試験なので、過去問や資料もかなり限られています。いったい何をどうやって勉強すればいいのかも分からず、かなり落ち込みました。でもオンラインで資料を集めて、後は自己学習です。KAPSはオーストラリアの薬学部5年分の知識の試験なので、これに合格すれば現地の学生同様、薬学部を卒業したのと同じとみなされます。(大学に行き直さなくてもいいということになります

前日は日本の国家試験以上に緊張しましたー。
だって2000ドルもする高額な試験なのですから(なんでも高額な国なのです

そして当日、午前と午後の2部に渡って一日中試験です。コンピューターベースなので選択問題ですが、もちろん計算問題も出ます。受験者はママ世代やご年配の方もいらっしゃったので、自分が若く感じました。(見えただけ?)

お昼に主人が外に連れ出してくれて、休憩中励ましてくれたのはありがたかったなぁ。その後の第2部が難しくて手ごたえなさ過ぎて、終わった後少ししんみりして帰ったのを覚えています。

結果は合格メールで結果が来るので、怖くて初めはチェックすることができませんでしたが、仕事の合間に別室に行って勇気を出して開いたところ、1部も2部もPASSの文字が!

亡くなった祖父が、私にもう一度臨床に戻るように言ってくれているようにしか思えませんでした。何より努力が報われて嬉しい!学生の時、勉強しすぎだとまわりから思われることもありましたが、あの時120%やっていたからこそ、2年以上たっても記憶は多少残っているのだと思います。
ーやったことは絶対無駄にならない
そう信じたかったけど信じて来れなかった今までの人生。
やっと、それが本当であることを自分で自分に証明できました。

「こんなことやっても意味あるのかなぁー?」と思う事、多々ありましたが、

やってる事に無駄はない。
必ずどこかで役にたつ!

のだと思います☆彡

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