オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2019年09月

いつもブログを読んでくださりありがとうございます

今回はセミナー&ランチ会のお知らせです

オーストラリアの薬や医療情報はブログでも少しご紹介していますが、

ブログでは書ききれない ‛オーストラリアの医療のしくみ&処方箋の読み方’  について

セミナー形式でわかりやすく、詳しくお話します 

Startup, Meeting, Brainstorming

『オーストラリアの医療制度(メディケア)って?』
『オーストラリアの処方箋ってどうなってるの?』
『日本の薬事法とどう違うの?』
『オーストラリアの薬って何が違うの?』・・・等々。

薬剤師の視点で医療を見ると、色々な事が数珠つなぎにわかります
現地の薬学部でしか習えない事も含め、90分にギューッとまとめて解説しますせっかくオーストラリアにいるなら、日本の同僚やお友達にオーストラリアと日本の医療の違いについて話せるようになりませんか?

日時:10月6日(日)
11:30~13:00 メルボルン在住者限定90分でわかる!
        「オーストラリアの医療と処方箋 薬剤師向けセミナー」

        ※参加費 $30 (季節の薬膳スイーツ&ハーブティーつき)
        ※場所:Hughesdale駅待ち合わせ(Huesdale駅からは送迎します♪)
        (薬剤師向けですが、その他の医療従事者の方も大歓迎♪)

13:00~14:00 ランチ会 
        ※ローカルのカフェにて
        ※ご飲食代は各自でお願いします

・参加表明はメッセージ、もしくはこちらからお願いします。
・セミナーのみ、ランチ会のみの参加も◎(予約必須)
 ランチ会は薬剤師以外の方でも大歓迎!

セミナーは人数集まり次第開催決定となります。
参加表明された方には、個別に詳細お知らせさせていただきます。
(人数が満たない場合は開催をキャンセルする可能性がありますのでご了承ください。)

お会いできるのを楽しみにしています


本日9月25日はWorld's Pharmacist Dayです
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オーストラリア薬剤師のフォーラムで投稿されていた記事を、皆さんにもシェアさせてください

Keep dispensing and checking scripts
Correcting mistakes
Advising and providing care& health promoting
Counselling patients
Entering invoices
Ordering drugs
Answering phones and calling doctors to check scripts
Calling insurance company
Calling work cover case managers
Updating drug knowledge
Making compounding medications
Taking care of oncology cycle
Reconcile medication history
Doing ward rounds
Smiling while being abused by customers
Supervising methadone administering
Stocking up pharmacy shelves
Labelling boxes of medication
Sending PBS claims and sorting script
Dispensing for nursing home
Packing Webster pack
Managing whole pharmacy
Grinding through rush hours and dispensing like 250 scripts a day
Fixing prices and ordering at the end of the day
Working graveyard shifts at night
marking off orders
repping drugs and waiting at doctor's doors and,
and, and, and.......

The list goes on and on.....

私たちの仕事って地味に見えるかもしれないけど、マルチタスキングで縁の下の力持ちだったりする。

毎日やっていることをリストにするとこんなにあって、そして書ききれないほどまだ続く続く・・・
そしてウギャー!!となるようなことも沢山ありますが、

大事なことは
Smiling and be positive of what we do for our patients and helping the healthcare team!


現在臨床に携わってなくても、薬剤師だけど別の仕事をしていたり全く別のことをしている方も、
知らないうちに人のために何かできることを常に探していたり…

これは薬剤師のNature??皆さん共通するところもあるのではないでしょうか。

この場を借りて、薬剤師の皆さんへHappy World's Pharmacist Day!!!

#Remember we are AWESOME!#
#Thank you#
#いつも感謝の心を忘れずに#
#どんな事があってもポジティブに#



いつも読んでくださりありがとうございます

今回は、気になる⁉ 海外の薬剤師のお給料について書いてみます

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経験年数やポジション、そして地域によっても結構異なるのですが、

平均すると、オーストラリア(メルボルン)では時給$30~40(AUD)前後だと思います。

田舎のほうに行けば需要も高く、お給料も高めですが、『オーストラリアの田舎』となると車で2時間以上の地域となってしまうこともしばしば。(オーストラリア、広いですもんね)その地域に住んでいないと、毎日通勤するとなるとかなり厳しいです。もちろん、田舎では薬局だけでなく医療機関の数も限られているため、薬局としての役割も幅広く、大変な事や、学べることも沢山あると思います。

でも都市部になると薬剤師の競争率も激しく、このあたりが妥当かと思います。

時給は働き方(フルタイム、パートタイム、そしてカジュアル)によっても異なります。

フルタイム&パートタイムは、病欠や有休などの福利厚生が含まれています。
一方、カジュアルやローカム(非常勤)薬剤師の場合は、時給は20~25%程高いですが、病欠や有休は基本ありません。

もちろん、カジュアルポジションだと、「明日から来なくていいよ」と、極端に言えば簡単に切られてしまう可能性もあります。フレキシブルだけど、あまり保証がないということも考えて仕事選びをしなければいけません。

なので時給だけでみてしまうとかなりバラつきがあり、誤解を生じてしまう可能性もあるんです。

そして、海外の薬剤師のお給料は国ごとにも異なります。

でも数字だけでみて「日本とどちらがいいか?」または「どの国が一番いいか?」を判断することは、ナンセンス

なぜなら、その国によって物価だけでなく、医療や税金システム、不動産の価格も全く異なるからです

アメリカの薬剤師のお給料は高いと聞きますが、
それは日本やオーストラリアとは全く違う医療システムであることも背景の一つにあります。

日本は国民皆保険制度があるため、病院に行っても薬局に行っても、(どんな出費も痛いですが)自己負担額の大きさをそこまで感じないと思います。メディケアがしっかりしているここオーストラリアでも、医療費としての出費はかなり額が大きいですアメリカのような保険制度の国では、病気やけがで病院にかかると、カバーしてくれる保険がないため、医療費が莫大にかかります。

それはもう、本当に桁が違ってきます

なので個人で保険に加入しなければいけません。(加入していても、その場その場で出費はあるのでしょうが・・・。)中には金銭的に不自由ない家族もいれば、そうでない家族ももちろんいます。となると、病院にかかる前に症状を相談できる『薬剤師』のポジションは、当然違ってきます。

その国の医療制度によって、『薬剤師』の定義が国ごとに違ってくるわけです。

もう一つ大きいのは、物価と不動産‌ 
コレはお給料よりも重要ファクターかも。

どんなに高いお金を稼いでいても、家賃や生活費の出費が多い場合、満足した生活はできません。

現地で住んで生活していくとなると、お給料の数字の大きさだけでは判断が難しいのです

何事にもポジティブな所とネガティブな所がありますものね。何を重要視するかという視線は、人それぞれ違います。

オーストラリアは物価も不動産も、税金も高めです。

これらを考えると、私はオーストラリアと日本の薬剤師のお給料に、そこまで明らかな差は無いのではないかなぁと思っています




新しい薬局に来て6か月が経ちました。

雇われた当初、ボスから「6か月後に君を本格的に雇うか判断するよ」と言われ、
これまでは実はトライアル状態

フルタイム(仮)というポジションでした。

(でもちゃんとしている薬局なので、お給料はきちんともらっていましたよ

今の薬局は、お客さん・患者さんの99%がローカルのオージーのため、
私という日本人を雇うのには、相当勇気がいったと思います。

しかも大きなチェーンとは違い、個人経営の超・地元密着型薬局。

ビジネスへの影響がダイレクトに表れるので、慎重になるのもわかります。

移民の多いオーストラリアですが、やっぱりEnglish色が強いのは変わりません。

その土地にずーっと住んでいる人って、新しいスタッフに対して、結構Pickyですしね。

悔しいけど、それが現実。

だから、私がどこまで地元民に馴染み、受け入れられ、そしてどれだけ仕事ができるかどうかを6か月の間に判断したい、というボスの気持ちも理解できました。

それをストレートに言われると、プレッシャーを感じることもありましたが、

良い人たちですし、私もこれをポジティブに捉えて取り組んできました。


「好かれたい」とか「評価されたい」という気持ちでいると辛いけど、そうではなくて、「患者さんときちんと向き合いたい」「仕事をきちんと責任もってこなしたい」という気持ちに意識的にシフトしたのが結果的に患者さんとのラポートを築くことにつながり、良い方向に繋がったのだと思います。(これは、私が今マスターを勉強中の、一種の心理学のテクニックです。)

一人薬剤師で、調剤室以外のこともマネージメントする必要があるため大変ではありますが、学ばせてもらっているなぁと実感しています。

そして6か月経過したころ、ボスから正式にフルタイム薬剤師として雇うという話が

前からフルタイムなので、労働時間は変わりませんが、
時給がアップ

努力が認められて良かったです。

もちろん、責任も増えました。

薬局アシスタント(フロアスタッフ)の薬の知識を確認するために、S2/S3医薬品のリフレッシャーを任されたので、毎週、時間を作って彼女たちに簡潔に薬(OTC)のレクチャーをしています。

患者さんがいつ来られるかわからないので、本当にスキをねらって「今だ!!」と思った時にやっています。

もう9月半ばだと思うと、月日が経つのが早く感じますが、
この薬局で働いてまだ半年??もっと働いてる気がするのですが・・・笑

いつも読んでくださりありがとうございます

ブログを読み返していたら、似た記事が2つあり、

自分でも『わかりにくい!!』と思ってしまいました

オーストラリアで薬剤師免許を書き換えるプロセスを分かりやすく書いたつもりなのに、(それがこのブログを始めたきっかけだったのに・・・)特に内容が所々被っている箇所もあったため、余計にわかりづらくなっていました。すみません(反省

ということで、『日本の薬剤師免許をオーストラリアで使うには』というタイトルはそのままに、①と②という2記事にして更新しました。

ではプロセスを簡潔化して書いています。これで何となく「流れ」をつかんでいただけると思います

そして
では、もう少し具体的に知りたい方用に、一つ一つのステップを詳しく書いています。
読まなければいけないウェブサイトの情報もすべて載っています

australia

私の時は情報が無さ過ぎて、「何をすればいいのかわからない」状態でした。
こうやって免許を切り替えた人も周りにいなくて、とにかく暗ーいトンネルをこっち?いやあっち?というように、模索していました。

このトンネル、いつまで続くの??

本当にそんな気持ちでした。

でもあきらめなければ、光はいつか見えます。

これから同じようにオーストラリアで薬剤師免許を切り替えようとしている人の参考になるような情報発信をしたいなぁ。

ということで、
・オーストラリア
・薬剤師
という少数派を対象にした記事が多いですが、このブログをはじめました☆

法律はコロコロ変わるため、少々変更されている箇所がある可能性はありますが、
大まかなプロセスは以前と変わらないと思います。


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