オーストラリアで薬剤師

オーストラリアでの日常、薬剤師キャリア&子育てについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、子育てなどについて綴っています♪

2019年09月

海外のお店は早く閉まるイメージだからか、海外の薬局の営業時間も短いんですか?という質問を受けます。

メルボルンに関しての回答ですが、その地域は薬局によって異なります。

特にメルボルン程の大都市となると、日本の営業時間に近い気がします。

確かにサバーブでは早めに閉まるところが多いです。

と言っても、5時で閉めては仕事帰りのお客さんも来られないため、特に電車の駅付近の薬局は6時半、7時までは営業している薬局がほとんど。

シティー(CBD)にある薬局の多くは夜9時ごろまで営業していますし、
大きめのサバーブでは夜10時まで、バーやレストランが多く並ぶストリートや地域では、24時間営業の薬局もあります。

営業時間やシフトの形態にもよりますが、大体の薬剤師のシフト (日中) は1日8時間~13時間。
たまに夜9~10時ごろまでの営業店での夜シフトのみだと、4~5時間の短時間の場合もありますが、
オーストラリアの仕事の中では、かなり長時間の仕事の分類に入ると思います。

そしてオフィスワーカーはほとんどの場合、ランチタイムが30分~1時間あるようですが、
Sole Pharmacist(薬剤師が一人の場合は)の場合は、お昼休みが無い所がほとんどです。

なので、食べられる時に、立ちながら食べています。

薬剤師が2人以上同時に働いている薬局の場合は、30分ごと交代で取るようになっています。

外に買いに行って食べる時間も無いので、皆さん家からランチを持ってくる人が多いです。

例え門前クリニックだとしても、日本とは違ってお昼休みをとらないクリニックがほとんどです。

なので患者さんはお昼だろうが関係なしに処方箋を持って来られます。

こちらは、アメリカのとある薬局だそうです↓

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オーストラリアの薬剤師フォーラムで、誰かが投稿していた写真です。


まず目に入ったのは、下にあるPharmacist meal break scheduleというランチタイムの記載!
1:30〜2:00って書いてあります!

この写真に関して、多くの薬剤師がコメントしていました。
「薬剤師なのに、ちゃんとランチタイムが決まっている!(Σ(・□・;))」(患者さんが来ない合間を見て食べることがほとんどですもんね)

「ランチタイム記載するくらいなら、その時間は薬局閉めればいいんじゃない?」

「えっ⁉8時から10時まで働くのに、30分しか休憩無いの?アメリカの薬剤師ってキツイなぁ~。」

「いや、前、私なんて12時間のシフトで全く休みも取れなかったわ…。アメリカがうらやましい。」

結構この4番目のコメントに多くの「共感」のコメントがされていました。

働く薬局それぞれによって感じ方は違ってくるとは思いますが、
この投稿とコメントを見る限り、間違いなく薬剤師の仕事は、長時間で地味に見えても結構タフなものなんだなぁと思います。















先日、血液検査をしてきました。

オーストラリアでは、まずGPに予約をして、
(GPがその場で血液検査をしてくれる場合もありますが、稀です。)近くのPathologyという採血専用のクリニックに行くように紹介状が渡されます。

どちらになるかは、GPにもよるし、検査項目にもよります。

今回は通常の項目に加えて、医療従事者として必須な抗体類もしっかり調べてもらうようにしました。

項目が多かったために採血量も多く、気付いたら試験管5本分採られました‌ 

結果が出たらクリニックから連絡が来るか、そうでなければ自分でクリニックに電話して結果が出ているかチェックします。(さすが、こういうところはオーストラリアですね。笑)もうこういうスタイルも慣れましたw

結果ですが、なんと今までで一番良く、自分でも驚きです

不足しがちな鉄もビタミンDも全て基準値以内だったので、ドクターからExcellent!!頂きました~
ちなみにオーストラリアは日差しが強いイメージですが、暗くて寒く、長ーい冬を過ごすメルボニアンは、多くの人がビタミンD欠乏症です。(メルボニアン=メルボルン在住者です)
さらに、オーストラリア人は小さいころから皮膚がん予防を徹底的に教育されているため、UVケアはあたりまえ!なんです。日焼け止めをしっかり塗っているので、やっぱり皮膚でのビタミンD合成は少なくなってしまいます。これが、ビタミンD不足の背景なんです。

私、もちろんサプリメントは摂取しています。(以前は気にしてかなり色々な種類を飲んでいた時期もありましたが…)今ではシンプルに2種類のみ!

唯一、B型肝炎(英語ではHepa Bと言います)と風疹(Rubella)の抗体がかなり下がっていたため、再度ワクチンを受けることになりました。

B型肝炎の予防接種は、オーストラリアではアジア圏から来た人で在住10年以内だったら政府がカバーしてくれるので無料だそうです!

なので、風疹ワクチンの処方箋をもらって帰宅。

日本では(遠い昔の記憶ですがw)、クリニックにワクチンが保管されていると思いますが、
オーストラリアではほとんどのケースが
(1)GPがワクチンの処方箋を書く
  ↓
(2)処方箋を薬局に持っていき、ワクチンを処方してもらう
  ↓
(3)GPに予約をして、ワクチンを持っていき、注射してもらう
という手順です。

予防接種ができる薬剤師のいる薬局も増えていますが、やっぱりこの流れが多いという印象です。

薬剤師になって良かったこと...
それは自分の薬が自分で調剤できるので、便利
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次のGPでの予約までに、家の冷蔵庫にきちんと入れておきます。
薬局や病院内なら、箱に入っているとはいえ食べ物と一緒に入れるなんてありえないことなんですが
調剤日とGP予約日との間が長いと、どうしてもこうなってしまいます。

突然ですが、
今週金曜日の13日、メルボルンのシティー内で医療従事者のためのお茶会開催します

時間は4時~5時半ごろまで。

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薬剤師の方はもちろん、
別の職種の方も大歓迎です。

急な予告であり、時間帯もかなり限定で申し訳ありませんが、
ご興味のある方はこちらのメッセージか、
magstar214@gmail.comまでご連絡ください。詳細送らせていただきます。

IBSだから旅行に行けない・・・
バスにも飛行機にも乗れない・・・
旅行を楽しめない・・・

という声を良く耳にします。

その方が感じられている『辛さ』はとてもわかります。

でもきちんとしたマネージメント方法を見つけることができれば、IBSでも旅行に行けるようになる‌と証明したいんです

旅行先では1日3食、ずっと外食続きになるので、必ず高フォドマップ食材は入ってきてしまい、100%避けることは正直難しいです。

でもここでのゴールは「なるべく食事を低フォドに近づけて、旅行をできるだけ楽しむ」こと

私の場合、行きの飛行機から『低フォド食の旅』は始まります。

通常、機内では座りっぱなしなので 摂取カロリー>>消費カロリー   になります
しかも気圧の関係で、空の旅では私たちの味覚が鈍感になるため、機内食はかなり味付けが濃くなっています

なので私はもったいなくて申し訳ないですが、機内食にはあまり手をつけません
その代わり、低フォド食材を非常食として機内に持ち込みます
今回持って行ったのはこちら↓
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そして飲み物はお水or紅茶。

他にもIBSのための旅行Tipsは色々あります
non-IBSの旅行者と比較してしまうと楽しみは少ない(かも?)しれませんが、慣れない土地に行くと健康な人でも体調を崩すことはよくあることです。
現地到着後の体調を考えると、IBSでは『行きの飛行機から計画を立てて行く』この方法が一番良いかと思います

ラウンジ利用の方は、そこで機内で食べる用に調達できるものがあると良いですね。
今回利用したカンタス航空のラウンジでは、グルテンフリーのカウンターがありました。
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グルテンフリー=低フォド だとは限りませんが、低フォドである確率は通常の小麦製品よりも高くなります
ラウンジ利用を考えていらっしゃる方はカンタスを選んでみては?(ちなみにカンタスはオーストラリアの航空会社です。)

さぁここからは現地の低フォド食レポです
もし低フォドマッパーがシンガポールやマレーシアに行く際に、参考になるといいなぁと思います。

シンガポールでお世話になったのは海南鶏飯(ハイナンジーファン)
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蒸し鶏と、鶏のスープで炊いたご飯の組み合わせです。(上記のものはマラッカ名物のライスボールです
このチキンライスにはネギが使用されている可能性はありますが、他の食べ物と比較するとかなりセーフだと思います(今回何度お世話になったことか。w)チリソースやガーリックソースをたっぷりディップして食べられる方も多いですが、チキンに塩味が付いているので、個人的にはソース無しの方が本来の鶏のうまみ&コラーゲン部分のテュルテュル感が味わえて好きです

シンガポールでは広東系の本格的な飲茶も試すことができます。
飲茶というと、肉まんやシュウマイなどが頭に浮かぶかもしれませんが、お米ベースのものを選択するのが正解
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腸粉(cheung fan)は米粉の薄っぺらいクレープの中に、豚肉やエビが入っています。

あとは米粉の皮の蒸し物系や
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(このほうれん草&海老ダンプリングは皮がもっちもち、海老はプリプリでした

大根もちもお腹に優しいです。
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旅行中にもしも体調を崩してしまったら・・・
チャイナタウンにお世話になりましょう

おススメはお粥
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マレーシア(KL)で食べたこのお店のおかゆが絶品でした(今までいろいろチャイニーズ系のお粥を食べてきましたが、一番の美味しさでした
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おそらく日本のガイドブックにも載っている超有名店だと思うので是非チェックしてみてください。

マラッカでは、マレーシアで有名なアッサムラクサ&ラクサを食べ比べ (もちろん高フォドでも味見だけ

チェンドルというかき氷も味見↓
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このチェンドルは、ベトナムのデザートのチェーをかき氷にした感じです。
かき氷+ココナッツミルク+パンダンリーフの白玉(形は細長いです)、小豆や煮豆がトッピングされています。このチェンドルの特徴は、上にかかっているシロップ。
これ、ココナッツパームシュガーを煮溶かした、マレーシア伝統的なシロップだそうです。
やはり常夏の国ではココナッツですね。

このシロップは、ココナッツシュガーなので高フォドのはずです。
甘さは黒糖に近いですが、ちょっとクセのある黒糖という感じ。
ガツガツ食べると危ないですが、味見すれば「なるほどね~」と納得して、少量で心が満足

こちらのOndeh Ondeh(オンデ オンデ)という地元のスイーツも一度は食べてみたい一品。
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皮は白玉粉、口に入れると中に入っているパームシュガーのシロップがぷちゅっ!と出てきますこの感覚は是非味わっていただきたいです。(でも食べすぎは注意です

マラッカは「プラナカン」という独特な文化・歴史があり、非常にユニークなグルメもあります。今回どうしても試してみたかったのがこのニョニャちまき↓
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私の大好きなブルー
お花の色を使っているんです
中身は豚肉や冬瓜、場合によってはシイタケも入っている場合がありますが、このフィリング(中身)は少量です。ちまきはラードが使われているので、かなりお腹いっぱいになります。



マレーシアと言えば、肉骨茶(バクテー)。
もちろんガーリックが入っているので、スープは一口だけしか飲んでいません。笑
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シンガポールのバクテーと異なるところは、様々な生薬が入っているところです。
生薬の味がして、私はシンガポールの物よりも好みでした

ナシレマはココナッツミルクで炊いたご飯にキュウリ、小魚、ゆで卵、ピーナッツ+フライドチキンなどの肉系をサンバルソースと混ぜて食べるというマレーシアの代表的な料理。
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もちろんサンバルソースは高フォドなので避けるべきですが、別皿で来るのでコンタミせず安心です
私は小魚+ゆで卵+ピーナッツ+ココナッツミルクライスで十分お腹も心も満足できましたよこれならカルシウムもたんぱく質も取れる良い組み合わせだと思います。

ストリートフードが食べたくなったら、こんなシーフードのグリル系を選んでみては?
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これは牡蛎のオムレツ
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もしも麺類が食べたかったら、Bee Hoon(ビーフン)やKway teow(米粉の平たい麺)を注文しましょう

スマホをホテルに置き忘れたので写真はお借りしましたが、
こちらのような、香港風あんかけライスヌードルはお腹にも優しいです
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Char Kway Teowも低フォドメニューの王道。
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まだまだ米粉ベースのグルメレポートは続きます。
Kueh(クエ)というスイーツもSoutheast Asiaでは人気でストリートでもよく地元民が購入しているのを見かけます。(メルボルンにもありますが、やっぱり本場は種類も豊富!)
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米粉ベースで、味は甘いのですが、風味がすべて異なります。名古屋名物☆ういろうよりもテクスチャーはやわらかめ、もっちもちです。緑はパンダンリーフ、白はココナッツミルクなど、自然のもので色付けされています。とにかくSoutheast Asiaのものは何でもVIVID(鮮やか)ですね このお菓子はお茶受けに良さそうです

シンガポールのストリートで見つけた地元のオフィスワーカーが朝食に集まるお店では、
多くの人達がオーダーしていたChee Cheong Funという米粉のライスヌードルがくるくる巻かれ、短く切られた物をオーダー。(写真 上)
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右下の鮮やかなピンクの物は、ライス・クエというもの。

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中身は中華ちまきの中身のような味の蒸し米が入っており、食べ応えある一品。スイーツとは違ってほんのり醤油味です。

左のSoon Kuehというものは、もっちもちの米粉の皮の中に、切り干し大根風のものが入っていて、非常に美味しかったです。
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皆、ソースをどばぁーっとかけていましたが、もうすでにいい味がついているのにもったいないー!!!と思ったくらいです。

「Gluten Free」という言葉はチラホラ見かけましたが、まだまだそこまで浸透していない様子でした。
やっぱりお米ベースのお料理が一番安心かと思います

おまけ
シンガポールは皆さん英語話せるのでOKですが、もし通じない所だったらこれを紙に書いて見せると便利かもしれません↓
请不要加洋葱和大蒜 (qing buyao jia yangcong he dasuan)」
中国語で「玉ねぎとガーリックを入れないでください。」という意味です。Kway Teowなどの麺類は注文があってから炒めるので、オーダーする時にリクエストすると安心です。

メルボルンは、春がやってきました

まだまだ寒暖の差が激しいですが、花も咲き始め、街が華やかになってきました。

春というのは、漢方や中医学でいう『肝』の季節です。(肝臓とは少し異なります。)

季節の変わり目に気をつけないと、

この『肝』がやられやすいんです。

『肝』がやられると、その影響は高血圧、ホルモン異常、そして感情にまで影響します。

だからこの季節、血圧が不安定になったり、ホルモンバランスが乱れたり、心が揺らいだりしやすいんです。

この時期に偏頭痛が多いのも、『肝』と関係しています。

一方、日本は秋ですね

秋は『肺』の季節です。特に肺は、外気のちょっとした寒さや空気の乾燥に影響されやすく、『肺』がとにかく冷え、乾燥しやすい。

だから秋になると呼吸器系の症状が出やすかったりします。

また『肺』は大腸経と関連があるので、

腸へ影響することもあり、IBSの症状が出やすかったりもします。

『肺』を潤すことが大事なのですが、

薬膳として気張らなくても、普段の食事で無理なく「薬膳」の要素を取り入れることはできます。

例えば、普段使っている油を、大腸を潤す効果の高いごま油の割合を多くしてみるとか、

肺・大腸経に効くシソを少し加えたり、

普段は肺から下へ下がるべきの『気』が、肺にパワーが無いために上に逆流する『気逆』になってしまっている時は、黒コショウを少し加えてみたり。

低フォドマップ食を続けている人は、低フォドの食材で薬膳的要素を取り入れることも十分可能です

なんせ秋は何かとイベントの多い季節ですので、

ストレスや忙しさで、夏に体力を失ってしまった体にガツン!と響くことも多いんです。

この時期を上手に乗り越えたいですね。


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