オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2019年10月

オーストラリアの薬剤師免許は、毎年11月の更新制です

更新に必要なのは
①更新手続き&更新料
②CPDポイント
③実務経験時間
の3点です

①更新手続きはAHPRAのサイトでオンラインで行うことが出来ます。
登録の更新のために、毎年registration feeを支払います。現在はおよそ$400(AUD)です。

「高い!!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、オーストラリアの他の専門職はそれ以上払うこともあるので、まだ薬剤師はリーズナブルな方だと思いますもちろん、確定申告できます。

②CPDポイント
毎年、CPD(Continuing Professional Development)と言って、病態や薬に関する記事や論文を読んだり、勉強会やセミナーに参加して勉強することが義務付けられています。

このCPDはポイント制で、その記事の内容やモジュールの難易度によって点数が異なります。
薬剤師になってからも、毎年40ポイント以上取得することが必須となります。

③実務経験時間
1年間に150時間以上、現場で働くことが義務付けられています。
もし何かの都合で過去一年間に150時間以上をクリアできない場合は、3年間に450時間カウントすればOKです。

やっぱり知識は常にアップデートする必要があるため、この更新制度をとっているオーストラリア。
その他の医療従事者もほぼ同じだと聞いています。

更新制だと、免許をキープするにはそれなりに努力も必要になってきますが、そのためかオーストラリアの多くのプロフェッショナルは『新しい知識を常に取り入れる』という姿勢を持っているように感じます。


私はCPDポイントのため?もあるけど、やっぱり知識は常にアップデートしていきたい!と思っています。
なので仕事が休みの日は、たまにカフェに行ってブラッシュアップの時間を取っています。
IMG_20191017_141107

頼むのは大体アーモンドミルクで淹れたチャイラテ チャイって正直外れることも多いので、家で好きなスパイスをた~くさん入れたオリジナルのチャイラテにおさまってしまうのですが、最近は結構好みのチャイラテをいくつか近所で発見

スパイス効果なのか、はかどります‌ 

こういう事を話すと友人や知り合いからは「いつも勉強してませんか?」って言われちゃうんですけど…

たまたまディナーに誘われた日に限って、セミナーとかがたまたま入っていたっていう過去の事もあってそういう印象になっているのかも…

なので、そんなことないです。笑
これも実は素敵な自分時間の一つなのです




昨日、Japan Culture and Art Festivalに出店してきました☆

前回書いたように、1週間前に急遽ワークショップ出店が決まり、ドタバタで準備をしてきました。

この一週間、仕事以外の時間はできる限りこのワークショップのために注いできました。
もちろん寝不足にはなりましたが(笑)考えてみればワークショップを英語ではやったことなかったので、『とにかくやってみる!』スタンスでいきました。さすがに前日の土曜日、シフトの最後の方は頭が思うように回らないほどでスタッフから「大丈夫?」と言われちゃった 

当日は朝8時に家を出て、9時に会場入り。
それからブースに案内されてセットアップをして、開始まで準備ステージから聞こえてくるバンドの歌声や太鼓の音など、賑やかな中での準備でした。場所やテーブルの配置が想像していたものとは異なっていたので、その場で臨機応変に飾りを変えたりしてあっという間に時間が過ぎていきました。

その中でもお友達に会ったり、そして初めての方にもお会いしたり、とても新鮮でした♡
大きなイベントなのでボランティアの方も本当に多くて驚きました!イベントの裏には、様々な方の協力があるんだなぁと改めて実感させられました。

今回出店したワークショップは、たった5分でできる簡単フェイシャルセルフケア。
これ、顔のゆがみが取れるだけじゃなくて、首や肩までリンパが流れるので筋肉の張りまで取れるんですよ!
結果、どうだったかというと・・・

私のワークショップは、日本人よりもオーストラリア人の方がなぜか好評でした!笑

日本人の方も来てくれましたが、「私は・・(興味あるけど)・・・やっぱりいいわ~」なんて言って私と目をそらす方まで・・・。笑 とても日本人らしいですね。せっかくなのでやってみればいいのに!!と思ってしまう私です。オーストラリア人の方がより積極的に「Can I try this?」と来てくれました。また、今回はフェイシャルの体験でしたが、意外にもオージーの男性も多く来てくれました。

やってみたい、興味ある、話だけでも聞きたい、ということを他の人の目を気にせずに素直に表現できることって、簡単に見えて実は難しいのかもしれませんね。

今回は色々と勉強になりました。
びっくりしたのは、このフェイシャルの効果。

私もお客さんが来るたびに一緒にデモンストレーションしたので、11時から2時半まで毎回同じ動きをしていたら、ワークショップ終わったころには肩や首の凝りがすっかり無くなっていました。(これには正直、改めてびっくり!)日本人の方との交流があまりなかったので興味ある方がいるかどうかわかりませんが、ご興味あればご連絡ください。

今回は次の仕事があったので、フェスティバルには2時半までしかいられませんでしたが、
何もない状態から何かを『作り上げる(クリエイトする)』というとても良い経験ができました☆
1週間で自分がどこまでできるかを試せたという貴重な経験になりました。


準備中は「もう最初で最後にしよう!」と思ったぐらいにアタフタしていましたが、オージーにはとても評判良かったので、今後もこういうイベントがあったら出店もアリかな?と思っています。

ここから3か月はもっと忙しくなる(予定)なのですが、できそうな気がします!いや、できる!!!



前回の記事で、急遽今週日曜日のJapan and Culture Festivalへのワークショップ参加が決まったことを書きました。

内容も実はワークショップのコア部分がずーっと確定できなくて、はっきりしなかったんですが、今日やっとコア部分が定まりました。(ホッ

モヤモヤしてる時って、本当に頭がずーっと考えているので疲れます。でもはっきりしてくると、それに向けてエネルギーを注げるのでやる気もスピードも速くなります

『時間がない』のは仕方がないので、それを受け入れて、できる限り時間を作るように心がけています。

今週は他のオンラインの勉強をいったんストップさせて、「仕事⇒帰宅⇒資料作りなどの作業をする」というスケジュールです。

ゴールから逆算して、まずはやることを紙に書きだすと、意外と頭の中が整理されます。
そこから優先順位をつけていき、日々のスケジュールと照らし合わせてできることからやっていく。 

『やることがありすぎてどうすればいいのかわからないー(´;ω;`)泣』 という人には、このやり方はおススメです。

そんな感じで土日も寝不足状態 
でも事が起こる時って、不思議と本当に一気に起こったりするものなんですね。

重ダル~な気分で月曜日の朝に支度をしていた時、もう一人の薬剤師さんから「Food poison(食中毒)で今日は働けない」という連絡をもらい、その日は休みなしのシフトになったり 

そんな日に限って、やたらと患者さんが来局し、
しかも5人とか一気に来る時に、ドラッグ中毒でSuboxone療法している患者さんが急にフィルムがほしいと言って同時に取りに来たり…
私は調剤室で超がつくほどドタバタした一日を過ごしました。笑

調剤した処方箋枚数は100枚ほど。

そして一人の時に限って、忙しい時に限って、
なぜか「入院していた患者さんが退院したので、今日の午後新しい薬(一包化)を家に届けてほしい」
という病院薬剤師からの連絡があり…

必死でパッキングしたのでした。笑

そして翌日は、
「ドクターから○○という薬(コデインに似た咳止めで、S3【薬剤師が処方箋なしで調剤できる部類】の薬ですが依存性が強いので注意が必要な薬)がほしい」と来た、怪しい患者とのバトル

明らかに咳もしていないし、
見た感じ怪しい。

私は多分嘘ついてると思いつつも、それを確認しなければいけません。
とりあえず、ドクターに疑義照会しようと「ドクターに連絡したいから詳細教えてください」と言うと「ドクターは処方箋なしでも買えるって言ってたぞ!」と逆切れ。ますます怪しい。

そしてクリニックとドクターの名前を聞きだし、「今から連絡してみるから待っててください」というと、
「今、クリニックの電話番号探してるから!」と震えた手で一生懸命何かを携帯に打ってる様子。

(たぶん誰かにメッセージして、ドクターになりきってほしいなんてお願いしているのかな、と推測。)

彼から電話番号を聞き出し、クリニックの名前でグーグルしてみると、出てきた番号ともらった番号が違う。。。


彼は誰かと携帯で話し始め、「あ、もしもし、ドクターの○○と話させてください。」なんて言っている・・・。
私が薬局の電話からかけようとすると、「もう繋がってるんだぞ!俺の携帯で話せ!!」と怒鳴りちらし始めます。

グーグル情報によると、もうクリニックは閉まっている時間。しかも番号が違う。なのに、その患者は
ドクターらしき誰かと話している・・・。

私はその患者の携帯で話すことは断固拒否。

念のため、薬局の電話から正しい電話番号にかけてみたけど、もちろん閉まっているのでだれも電話にはでません。

はい、ウソ確定

「この薬は出せません!」ときっぱり言い、
めちゃくちゃFワード言われたけど、薬局から追い出しました。


そして次の日、また知らない男の人が同じ薬を求めに来ました。(一体、どうしてこんなに同時に起こるの??と思ったほど。)

「ドクターに勧められた」という同じパターンで来局してきましたが、私は前日の予行練習もあったからか(むしろ本番?)小さなサインにも敏感になり、そのひとの震えている手に目がいきました。
この人も薬やってるなぁ~、とカンでわかったので、「その薬はありません」と言い薬局から追い返しました。

今週に限って、習いたくてずっと前から計画していたオンラインのセミナーの予定があったり、日本語の生徒からレッスンの要望があったり・・・

忙しい時にさらに追い打ちが来る時というのは、
「やめなさい」のサインではなく、
「やりなさい」というサインだと思っています。
今まで何かしら大きな変化がある時は、たいていこんな感じなんです。
多分、試されているんです。

その先の「あー、あの時は大変だったなぁ」と後から振り返る時には、何かが変わっているかも!
少し疲れを感じながらも、その山を越えた時が今から少し楽しみです。

27日のワークショップは、自分が学ばせていただく機会だと思って行いたいと思います☆




突然ですが・・・

27日のJapan Culture and Art Festivalにワークショップとして出店することになりました!リンクはこちら⇒https://www.facebook.com/japancultureandartfestival/

昨日の土曜日、キャンセルになったブースがあるので、やってみない?と仕事行く前に誘われたのがきっかけ。

仕事が忙しいので一度お断りしたのですが、

主催者の方の熱い思いに負けました。笑

私、ワークショップなんて何やればいいんだろう?と一晩考えた結果、
『Japanese Needle TherapyをもちいたFacialリンパケア 』を体験していただこう!と思っています。

あと1週間もないので、準備に大忙しです。

英語の資料も用意しなきゃなぁ・・・

他の出展者さんは前々から準備されている方ばかりだと思うので、残り1週間無い所が正直きついですが、できるだけ形になるように頑張ります。

メルボルン歴が長い私ですが、実はこういうジャパンフェスティバルに行ったこと今まで無かったんです。(経験ないのにいきなり出店の話が来るなんて~笑泣 これは何を学ぶためのメッセージなんだろう??)

主催者の方とお話しましたが、迫力あるパフォーマンスも沢山ある、とっても大きいイベントのようなので、メルボルンにいらっしゃる方は是非、覗いてみてくださいね☆




今、とても興奮しています

前も書きましたが、私は自称:歯に一番うるさい薬剤師 

なぜうるさいかというと、今まで本当に苦労したから 
(でも中医学的に見ると、私は運命的にもこういう体質なんだな~。)

この『歯』には、もちろん虫歯も入りますが、私がうるさいのは主に『噛み合わせ』に関してです。

噛み合わせが悪いから『矯正しましょう!』と推奨しているわけではありません。

私が言いたいのは、噛み合わせが全身のゆがみを引き起こし、頭痛や腰痛などの痛み、ホルモンバランスの乱れ等の様々な不調につながるということです。

また逆のルートで、体の不調が噛み合わせに影響するということもあります。

さらに、口腔は特に自律神経とも密接に関係しています。(これは中医学の分野でも言われています。)どの歯が虫歯になったかで、その人の体質がわかっちゃうという面白い分野です。

今、歯科関係の勉強を少ししているのですが、
昨夜勉強していて、ピンときちゃったんですっ

私が今、実験的に行っているテーピングの方法があります。

先日、メルボルンでデンタルナースとして活躍されているTさんとキャッチアップした時も、「○○(私)○○さんって、姿勢いいよね」と言われました。
思ってみたら、最近よくそう言われるかも。

姿勢よく見える人って、反り腰のケースも多いのですが(私も長年その一人でした
それは将来腰を痛めます。

おかげで反り腰は解消し、今は何も努力しなくても、軸でちゃんと立ってます多分このテーピングの効果はかなりあると思います。

でもコレ、効くんだけど、どうして効くのか説明がつかない所があったんです。他の人にシェアしたくても、あと一歩の説明がつかない・・・
それでもできないことはないし、それでいいのかもしれないけど、120%確信が持てない限り私は人には自信もって説明できない性格。だからずーっと自分で試してみるだけで終わってしまっていた、このテクニック。

理論はわかるんだけど、でも何か足らない

そんな葛藤を抱えて約1年が継ぎ去ろうとしていたところ、昨夜、急に頭の中で繋がりました
なぜそのテーピング方法で、歪みから来る不調が改善するのか、そのメカニズムがぜーんぶ繋がったんです

ジグソーパズルがやっと完成しそう。

はやく形にして、公開したい


↑このページのトップヘ