






















オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪
先週の日曜日、Dan州首相から今後の方針における重要なアナウンスがありました。
本来であれば、このStage 4のハードロックダウンは今日で終わり・・・のはずでした。しかし、まだまだ感染者数が2桁であるメルボルン。
残念ながら、予定よりも2週間延長して9月28日までステージ4ロックダウンとなることが発表されました。
記録として、このブログに今後のロードマップ(予定)を書きます。
【ステップ1】9月13日~
変化する点:
・門限制度が現在の夜8時~よりも1時間遅れてスタート、夜9時~となります。
・パートナー制度:一人暮らしの人や、18歳以下の子供をもつシングルペアレントは、誰か特定の1人の家への出入りを許可されます。(この際5㎞制限は課されませんが、門限制度は守って下さい)
※その他5㎞圏内の移動のみ、仕事のために出かける際はPermit所持が必須、運動は1時間まで、食料品への買い出しも今と変わらず厳しい規制のままです。
【ステップ2】9月28日~ (もしも2週間以上24hrでの新感染者数が30-50人までにおさまっている場合のみ)
変化する点:
・屋外では5人まで(2家族からのみ)集まることが可能。(1歳以下の子供はこの人数に含まれない)
・チャイルドケア‐オープン
・学校:オンラインがベースだが、プレップ~Grade 2、VCE、VCAL、スペシャリストスクールの学生は段階を経てターム4より通常に戻る
・屋外パーソナルトレーニング:家から5㎞圏内で、トレーナー1人につき2人まで可能
・屋外プール再開の可能性
・宗教的な集まりは屋外のみ、リーダーに加え、参加者5人まで可能
※変わらない点:夜9時~朝5時までの門限制度、5㎞圏内の移動制限、仕事のために出かける際はPermit所持の必須、運動は1時間まで、食料品への買い出しも今と変わらず厳しい規制のままです。
【ステップ3】10月26日~(もしももしも2週間以上24hrでの新感染者数が5人以下、そしてトラッキング不可能なケースが5人以下におさまっている場合のみ)
変化する点:
・門限制度がなくなる
・家から5㎞圏内の行動制限がなくなる
・食料品の買い出しへの各家庭から外出可能な人数制限がなくなる
・屋外において10名まで集まることができる
・屋内では、特定の1ファミリーのみの家に出入りすることができる(出入りできるのは1家庭の中から5人まで)
・美容院‐オープン(その他のビューティーサロンは閉店のまま)
・カフェ・レストラン・バー等‐制限付きで店内飲食が可能になる
・オーストラリア国内において、州の行き来が再開(制限がある州は除く)
・学校:オンラインベースだが、Grade 3~10までの学生は徐々に通常学習へ戻る可能性がある(専門家の指示に従う)
・屋外のフィットネス‐10人まで可能、屋外のスケートパークもオープン
・結婚式は10人まで、お葬式は20人まで参列可能。
・屋外での宗教的な集まりは10名まで可能
・不動産関係:プライベートインスペクションは予約制で可能、屋外オークションは人数制限付きで可能
【ステップ4】最後のステップ‐11月23日~(VIC州内での24hr新感染者数が2週間ゼロだった場合のみ)
変化する点:
・屋外での集まりは50人まで可能
・屋内での集まりは20人まで可能
・ホスピタリティー:屋内では20人まで店内飲食可能(条件によっては~50人まで)
・大学生は大学に戻ることが可能。(しかし可能な限り家から働くこと)
・運動での制限がなくなる‐すべてのスポーツが再開(観客数に制限あり)
・すべてのリテール(お店)が再開‐ビューティーサロンも含む
・不動産関係:再開
・宗教的なイベント‐制限つきで再開可能(mitzvahs, baptismsなど)
・オーストラリア国内での州の行き来が再開
・エンターテイメント‐徐々に再開(密集度や観客への制限付き)
・大きなイベント‐その時の状況によって再開の有無を決定する
・結婚式は50人まで可能、もしプライベートレジデンスで行う場合は20人まで参列可能
・お葬式は50人まで参列可能
・・・こんな感じです。
色々な細かいルールがあって、皆混乱しそうですが、一言で言うと
❝まだずっとロックダウンが11月下旬まで続く❞ということです。
前回のように、Stage3からすぐに規制緩和するのではなく、じっくり時間をかけて規制緩和するという方針の様子。感染が増えていても経済をストップさせていない日本とは異なりますね。
しかし、もう多くのビジネスが崖っぷちなのも事実。もう限界のところも多いのに、あと2か月以上も持ちこたえられるのでしょうか??薬局に来る患者さんも、レストランやバーのオーナさんとなるともう『限界』であることがわかります。ヘルプラインはあるものの、直接的なメンタル的なサポートも何もなく、3月からずっと仕事ができない状態なのですから・・・。
本当に、あとちょっとなんだけど、そのちょっとが長くて辛い、そんな時期になりそうです。