オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2021年02月


2020年、7カ月のロックダウン中に仕込んだ『ヘンプ味噌』



仕込みから6か月経った現在、こんな感じになっています↓
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色は茶色っぽくなっていて、良い感じ

あと最低でも半年近くは待たないといけないので、楽しみに待つことにします。

さて今日は、ヘンプにちなんで『医療用キャナビス(大麻)』のお話です。

2021年1月以降、薬局でも❝医療用キャナビス❞の処方箋をチラホラ受け取るようになりました。患者さんからの問い合わせも何件かありましたし、ドクターやサプライヤーとも何回かやり取りしました。

マリファナっていっても、実際に見たこと無いので・・・

だから、医療用キャナビス製品を手に取ると(調剤しないといけないので、ボトルの外しかみたことありませんが)、『おー、これが医療用キャナビスかぁ!!と少し興奮しますが、結局のところ私が服用するわけじゃないので味とか実際の効果等わからないんですよね。

ドラッグとかこういう話は、日本だとタブーですよね・・・
でも薬は薬。
私達の専門です。

だからこそ、ちょっと覗いてみたくなりませんか?
ちょっとよくわからないけど、話しづらいけど、本当は『もっと知りたい!』って思う薬剤師さん、いるんじゃないかな?

私が学んできた知識の範囲内で、このブログに書いていこうと思います。




今週月曜日、Pfizer社のワクチンがオーストラリアのシドニーに着陸

そして日本は、今日からワクチン投与開始ですね緊急性を要する日本。何とかこのワクチンが多くの人の命を救ってくれることを願っています。

このPfizer/BioNTechワクチン接種が開始されるという事で、私もオンラインセミナー&モジュールに追われています 

先週金曜日からいきなり5日間のロックダウンでした。今夜11:59に解除されますが、おそらくお家で勉強だと思います 

さぁ、忙しくなりそうだけど、頑張るぞ~

公式LINEにて、10分でできる英語勉強マテリアルを発信しています。
海外で働きたい、または英語を習得して自分の可能性にチャレンジしようとしている薬学生&薬剤師さんを応援するLINEアカウントです  今回のテーマは『コロナワクチン』ですよ~  (この投稿を見てから LINE登録してくださった方は、メッセージで『コロナワクチン』と打って送信して下さいね✨)


トレンドのトピックを、日本語だけではなく英語で同時にインプットすることが実はとっても大切なのです

まだ登録していない方はお早めに↓



新しい職探しと、普段のシフト、さらにはトレーニングで嵐のように休む暇もなく去っていった2021年1月

タスマニア旅行に行くために有休を取っていたので、そのタイミングに合わせて退職日を少し早めることにしました。

1日1日と、薬局にいると本当に時間があっという間に過ぎていくからか、

今日で最後なんだな、という実感が湧きません。

オーナーからは大きな花束とThank you カードをもらい

同僚からもサプライズでワイン、カード、そしてケーキ、花束をもらうという幸せ者です


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大きく成長させてくれた、この薬局と皆に感謝です

スタッフとは仲良かったので、寂しいですが、今度落ち着いたらごはんに行く予定ー Keep in touch💕

最後は、薬局の鍵を返却して終了
もちろん金庫の鍵も全部。

この鍵はいつも忘れないように、この2年間カバンにつけてどこに行くのも一緒だったんです。だから不思議な気分。

翌日はタスマニア旅行(パッキングしてない)、そして帰ったら新しい薬局でのシフトがもう入っているので、なかなかゆっくりできませぬ~


今日は、Day-off

そして、予防接種のトレーニング&アセスメントの日

早起きして、昨日作ったBaked Oatsをお腹に詰め込み、IMG_20210128_142155

↑ちなみにLow FODMAP 作り置きしておくと便利です


7時には家を出て、最寄りの駅へ
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前日にGoogleで調べたので、この電車に乗れば、間に合うはず。

今日は、土砂降りで、夏なのにめちゃくちゃ寒いメルボルン

あー、ジャケット着てこれば良かったー (天気が変わりすぎて、感覚がわからなくなるという、メルボルンあるあるです。笑)


この日までに大量のオンライン学習をこなし、やっとやっと迎えたこの日。
シティーに向かう電車の中では、その資料をパラパラ見直し。そうしているうちに、シティーに到着。

シティーの駅を出たら、目の前のトラムに乗り換えて、会場であるメルボルンの薬学部『Monash University Pharmacy Campus』を目指します
(この乗り換えの最中に、傘さしてたのにもかかわらず、ずぶ濡れになるっていう始末

で、トラムに乗っていたところ、
『ん??なんか、全然到着しないんだけど・・・』と心の中で思いつつ、風景はどんどん変わっていき・・・

まずい、乗り過ごした!!!

しかも、4駅!!!

前日調べてたのに、なぜ??

急いで降りて、反対路線に走り、逆戻りのトラムを運よくキャッチ。
(これに乗れてなかったら、遅刻してたかもw)


いやぁ~、朝イチから焦りまくりでしたおばかさん。


実は、調べていたトラムストップの名前が、実際のトラムストップの名前とちょっと違っていたんです。トラムストップの名前ではなく、番号で見ていればよかったと反省。


インターン生の時も、2回ぐらいこのキャンパスに行ったんですけどね・・・


到着したら、キャンパスに入る前に、QRコードで情報を入れ、


完了した画面をスタッフの人に見せると、ドアを開けてくれるという厳重ぶり。


すごいコロナ対策です薬局よりも、かなりしっかりした体制


超広い部屋に、参加者が私を含めて6名。


1人1人に机が配置され、きちんと1.5m以上のソーシャルディスタンスも保たれています。


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目の前には、Immunisation Kitが用意されていて、なんか感動



アナフィラキシーが起こった時のためのアドレナリン調合から、筋注、皮下注、バイアルの混合までみっちり練習しました。(ちょっぴり、大学4年次のOSCEを思い出しました
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『キャッチアップスケジュールのImmunisation』という課題が事前学習としてあったので、その答え合わせとディスカッションも行いました。キャッチアップスケジュールとは、推奨されている予防接種をしていない人のための、個別プランのようなもの。オーストラリアでは、定期的な予防接種は政府が払ってくれていますが、それを受け忘れた人もいます。そして、移民も多い国なので、その国々で行われている予防接種の種類や時期も全然違う場合があります。オーストラリアで推奨されているけれども『受けていない』ワクチンを、時期が過ぎてからキャッチアップとして受けるため、薬剤師も個別プランを作れるようにならないといけないのです。


これがまた、難しいんですね



そして、最後に試験



ペアになって、実際に打ちます。
(打つのはワクチンではなく、生理食塩水ですが)


無事にこの試験を終えて、晴れてVaccinatorとして資格がもらえます


COIVDのワクチンももうすぐそこだし、タイムリーに資格を得ることができて嬉しいです。


すごく疲れたけど、すごく勉強になったし、とても充実した日になりました



明日からも連勤、頑張るぞ


『インタビュー、2回まで行ったのに不採用になったんだよね~』

なんて、次の日に同僚に話してたんですが、

その翌日にまたHRの人から留守電が入っていました。

もちろん仕事でかけ直すことはできず、次の日の朝にかけることに。

と思ったら、ちょうどHRの人から電話が入りました。(ナイスタイミング!)

そうしたら、『別の日ならポジションあいているんだけど、どうですか?』とのお話。

でも今は日曜日に新しい薬局で働き始めたし・・・

『せっかくのチャンスですが、日曜日はできません』と伝えました 

でもこれで確信。

私に、チャンスの扉が開いた!!


もちろん、そのHRの人には ❝○○ぐらいからスケジュールが空くので、もし機会があったら教えてください❞  というフォローアップのメールを送りました。

仕事探しを通して、自分の人脈が広がるってこういうことか!!

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