オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

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2021年07月

オーストラリアで薬剤師になるために必要な、薬学試験KAPS。

KAPSについての詳しい記事はこちら↓
(KAPSって何?という方は是非こちらの記事を先にチェックしてみてくださいね




KAPSは、一言で言うと『海外薬剤師のための薬学国家試験。』

私が受けようと決めた時は、全くと言っていいほど情報がゼロでした

現地のオーストラリアネットワークを使い、英語でアクセスしても、何をどう勉強したらいいのか情報が無い

右も左はもちろん、ゴールがどこかわからないという・・・
だから何から始めればよいのかわからなかったんです。

本当に、こんなに先行き不明な経験はしたことない、というくらい

とにかく、今思えば茨の道を無防備で進んでいました

読者の方々の中には、❝情報も無い試験に挑戦するのは不安❞ ということで、諦めてしまう(もしくは諦めてしまった)方もいると思います


情報が無い事で不安になり、自分で勝手に諦めてしまう・・・
それこそ私は勿体ないと思います。

なので、これからチャレンジする方に向けてKAPS対策ができるこんな講座を準備中です

今日はその中身を少しご紹介します

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未完成ですが、現在のカリキュラムはこんな感じになっております↓
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まだまだ続いて・・・

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実はもっとあります

現段階で、疾患ごとにトピックが32項目ありますが、まだまだ増えます
なのでKAPS試験対象のトピックはほとんどカバーしてます


薬学部6年間の内容すべてを勉強するのは無理だし、それは不要だし、正直時間の無駄です(断言!)

だから最短で、最小限の努力で合格に導けるような、そんな内容にしています。
 

これは日本語ではもちろん、英語圏でもおそらく初だと思います。
一週間ごとにコンテンツが増えていくので目標も計画も立てやすく、程よい量&やるべきことが明確なので、仕事が忙しくてなかなか一歩踏み出せない方もやりやすいよう工夫しています 詳しくは上記のウェブサイトをご覧ください。まだ最後の章が微調整中ということもあり、それが完成して本公開するまでの間はプレリリースとして特別価格でご提供させて頂きます多くの方に届いてほしいのでこの機会をお見逃しなく  2021年9月より、本公開スタートしました♪

AACP stage2は、
①Patient care&Communication関係のオンラインモジュール(3つ)
②Stage 2 選択試験 - 10題×4モジュール=40題

これをすべてのカテゴリーで75%以上で合格となります。

①は楽々。時間はかかりますが、オンラインレクチャーをしっかり見ておけばノープロブレム。

②は・・・難しいです
10題を2時間で解くので、1日10題×4モジュールで4日間かかるかな。
(この2時間が結構疲れますなので、1日で10題が限界。)

どれも選択問題なのに、どれも正しい気がするんです。
その中から、最も重要度の高いものを選ばないといけなかったり、結構グレーエリアだったりします

タイムアップになると、結果は%で自動で表示され、しかも正解したか不正解かしかわからず、解説は一切してくれません

結果は・・・


4モジュールとも70%しか取れなかった!!
75%以上と言う事は、10題中8問正解で合格。
あと1問正しければ・・・

悔しいですが、4モジュール全部、75%以上じゃないと認められないので・・・

気を取り直して、2回目に望みます

このStage 2の選択問題試験は、2回目まで認められています。
2回目は全然別の問題に変わるので、1回目の問題と答えを覚えても無駄。

2回目で合格しないと、何と追加料金を払う事になるのです・・・


前回のスナップロックダウンから1か月半経ち、

またまた5日間のロックダウンになったメルボルン

現在は、シドニーがちょっと大変な状態です ハードロックダウンのメルボルンと比べて、一日に100名前後の陽性者がすでに出ているシドニーは、何故かゆるいロックダウン

州ごとに違う対応。

昨年のメルボルンから何も学んでないな・・・と私は思っています。

私事ですが、何故か、ロックダウンの時に何かしら予定が被っていて、キャンセルになるような気がします

今回は、半年以上サボってしまった歯科チェックと、2か月半行けなかった美容院の予約が、完全に被りました。

仕事のスケジュールや他の予定と被らないように、上手く調整して1か月以上前に予約したのに・・・(しかも夜中に眠い目をこすりながらオンラインで予約したのに・・・)


まぁ、仕方ないですね
皆それぞれ色々な事で振り回されているハズ。自分の予定がキャンセルになったことぐらい、何でもありません‌ (ちょっと残念ですが)

特に今回は(というか毎回?)、皆、予想していなかった出来事。

まだまだワクチン接種ロールアウトが予定通り進んでいないオーストラリア

早く収束しますように
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カフェでお茶してた時が懐かしい

ちょっとつまづいたレポートは練習問題なのでいったん置いておいて、次のStage2へ進むことになりました

プロバイダーが沢山あったStage1とは異なり、Stage2はAACP(Australian Association of Consultant Pharmacy)という団体が統括しています。

Stage1が終わると、その申請をAACPを通して行い、AACPに名前が登録されるという流れ。
もちろん登録費用も払いますちなみに今回は年間登録費+試験&アセスメント費用込みでトータル$684.10お支払いしました。 Stage1を終えた後30日以内に申し込むと、20%オフとなりこの金額でOKとなります。

高額と思われるかもしれませんが、海外ではプロフェッショナルな職業になるほど登録費等の出費も多いです。これぐらいなら、全然お安いほう。しかも、職業関係の出費はタックスリターンで申請できます

AACPに登録されると個人ポータルへのアクセスが許可されます。
この個人ポータルも、Chromeからはアクセスできるのですが、他のブラウザーからはなぜかアクセスできず・・・毎回ログインができずに、初めの2日間はめちゃくちゃ悩みました(泣)

担当の人に何度もメールして・・・

結果、自分で解決(笑)

やっとモジュールに取り掛かれます!


Stage 1のプロバイダーを決定し、申し込みをしたところ、すぐにアクセス許可をもらえました。なので早速その日のうちにオンラインコースの勉強を始めることに。

オンラインレクチャーなので、初めはスイスイ進み、全部のレクチャーを1週間で終えました。

でも最後の章が、Stage 2の試験対策の内容だったんですね。
実際に出そうなクリニカルなシナリオを渡され、それをもとに患者にインタビューした例も載っていて、そこから自分で問題を突き止めてドクターにレポートを書くという練習課題。

いやぁー、ここで引っかかりました

とにかく難しいのと、

There are so many issues that I want to raise!!
問題がありすぎて、どの問題を優先すべきなのか?とか

選択問題じゃないから、どんどん色々な事が見えてきちゃって・・・
一つ一つの薬を調べていたら、調べるだけで半日かかっちゃったり・・・

Stage 2、大丈夫かなー??

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