オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2021年07月

Stage 1のプロバイダーは一つではなく、いくつかあります。

薬学部が提供している短期コースもあれば、大手薬剤師会が提供しているオンラインコースなどもあり、どれにしようか迷うんです。

迷う理由は、値段の差です。300ドル代~800ドル超えまで様々 なんでここまで差があるの??ですよね 

お金は押さえたいけど、安いのを選ぶと内容が不十分じゃないか?とか

安心料として高いコースを選ぶのか?とか

ここまで差が出ると、色々考えちゃいますよね

え?私はどうしたかって?

もちろん・・・・


一番安いところにしました

決定するまで、数日悩みましたが。。。

でもフォーラムで色々な人のコメントを読んでいたら、安い・高い関係ないと思ったんですよね

最大の決定事項は、『結局、メインはStage 2に合格すること』なので、その準備段階のStage 1はそんなに大差ないのではないか?と思った事です。

ちなみに申し込んだのはこちらのeAccredit


ここ最近、極寒のメルボルンからこんにちは

最近、お家でエスプレッソを淹れて飲むのが幸せな時間ですIMG_20210704_150902


こちらは、有名なコーヒーロースター St Aliさんのコーヒー豆写真はdecaf(カフェインなし)の豆です~

淹れたてのエスプレッソに、パンプキンピューレとシナモンを加えて・・・

パンプキンラテを作りましたIMG_20210704_204540

今朝はこれを飲んでから仕事へ

今日も忙しかったのか、
患者さんから色んなお話聞けて、没頭してしまったのか??は謎ですが


あっという間に時間が過ぎてしまって・・・


最近思う事は、ドラッグ中毒から復帰しようと頑張っている患者さんが、私に心開いて色々と話してくれるようになったことが嬉しいです。

レギュラーの患者さんだから、もう【この人=○○と××を飲んでて、テイクアウェイが◎日分必要】
っていうのが、頭に自然に出てくるようになりました。
あと思うのは、患者さんの名前を覚えるとやっぱり何事もスムーズです。

それで心を開くきっかけになるのは間違いないと思う。

そして、あとは色んなテクニックを使ってラポートを築く・・・となると思うのですが、それも自然にできるようになってきたような気がします。(このテクニックは、知っていると本当に役立ちます


確かに色々な患者さんがいるけど、良い人もいっぱいいます。

私の知らないニュースや政治のことを毎週教えてくれる人、

正直に色々話してくれる人、

面白いです。

きっと、オーストラリアで薬剤師をしていなかったら、
そして今こうやって仕事をしていなければ
知らずに終わったであろう、新しい世界を見ている気がします。

毎週、どんどんメサドンの量を減らしていって頑張っているある患者さん。
あとちょっとだね、なんて話していたら、
次の時に合ったら、何だかソワソワして、手も震えていました。

やっぱりちょっと減らすの早すぎたかなぁ?
でもあと一週間この量で頑張る、みたいな話をしたり。


薬がどうやって効くかは理論で分かっていても、やっぱり実際に体験したわけじゃないから、未知の世界だなぁと思います。

きっと処方してるドクターも同じだと思います。

メサドンは甘ーい香りがするのですが、患者さんによると、味は超まずいらしいです。

しかも、その日によって味が違って感じるのだそう。
あと、ドラッグって高用量から徐々に減らしていくのは割とラクみたいなのですが、あと何ml、かなりの少量からさらにそれをゼロにしていく過程が一番きついんですって。

やっぱり人生、決して楽じゃない。
そして人間だもの。誰でも心が弱くなる時はあるでしょう。たまたま、そんな時に出会ったのが薬だったというだけ。その他にDVやいじめなどに走る人だっています。

自分がどうしてドラッグに手を出してしまったのか、そのストーリーを話してくれる人もいます。

ドラッグ中毒だった過去は、過去。
私だって、過去や噂話だけで、本当の自分を見ずに判断されてしまったら嫌です。
それと同じで、ドラッグ中毒だったからということだけで人を判断してはいけないな、と改めて思いました。

Accredited Pharmacistのアップデートが全然出来ていなかったので、これから徐々に書いていきたいと思います

Accredited Pharmacistとは何ぞや?という方は、まずはこちらを読んでくださいませ↓


Accredited Pharmacistになるためには、試験とアサイメントをクリアしなければなりません。

どうしたらその資格が得られるのか?というのも、そのようなセミナーやレクチャーは無いので、自分で情報を集めなければなりませんでした。周囲にHMR薬剤師もいなかったので、とりあえずネットでしばらくずーっと調べていました。

でもなぜかややこしいんですよね。読んでいてもよくわからない。

何故なんだろう??と思っていた所、やっと理由が分かったんです。

それは薬剤師会が管理しているわけではなく、別の協会(AACP)によって登録&管理が行われているから。されに段階は2つあって、その協会が関わっているのはそのうちの1つのみというややこしいプロセス。その2つの段階をそれぞれStage 1、Stage 2と呼びますね。

Stage 1は、オンラインレクチャーとオンラインモジュール。このStage 1にはいくつかのプロバイダーがあり、各自で選んで申し込みをします。(AACPはこのStage 1には関与していないので、ややこしい)

Stage 2は、AACPが管理。Stage 1が終わった後にAACPに名前を登録します。このStage 2にもモジュールがあり、それが終わった後に選択問題の試験、そしてレポート課題が4つ(これがアサイメント)あります。色んなフォーラムで薬剤師がコメントしているのを見ると、このStage 2が厳しいらしく、期間以内に終わらなかったりして大変そうなのです。

まぁ、やるしかない

全体がやっと把握できたところで、(ここまで来るのに時間かかった)Stage 1のプロバイダー探しを始めました。

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