オーストラリアで薬剤師

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2021年11月


メルボルンはアートでも有名な街

この日は人生初、VR filmを使ったパフォーマンスアートを体験してきました

どんなアートかと言うと、統合失調症の人の世界観をバーチャル体験するというもの。

その名も❝The Door in Question❞
ディレクターさんのお母様が統合失調症であり、様々な幻覚をお母様が『どのように見えているのか』を研究し、それをアートにした作品。

The Door in Question
ロックダウン前にチケットを予約していたのですが、ロックダウンが長引いたために延期になっていました。そしてちょうどリスケジュールされた日にちと時間が、薬局シフトとたまたま被っていなかったので、幸運なことに参加できました

でも午前中に受け持っていた日本語の授業が延長してしまい、しかも土曜日だったので道が渋滞開始3分前にギリギリ到着(焦った~

初めにインダクションがあるのですが、言われたことは『最初に椅子に座ってね。でもその椅子には車輪がついているから気をつけて。そしてヘッドセットとVRヘッドギアを装着して。これ(携帯電話を渡される)を持って。途中で電話がかかってくるからanswerしてね。』とのことでした。

えー、一体、何が始まるの??

VR初めてだし、どんな構成になっているのかもわからず、頭の中は疑問だらけのまま開始。


とりあえず、ギアを装着する私。(これはイメージ)
Gear VRとは?特徴・購入方法・価格まとめ | Mogura VR


VRフィルムってすごいですね首をひねると360℃色んなアングルから物がみえるので、まさに自分がそこにいるよう。本当のバーチャル体験でした!

初めはVRを通して、親子(大人)の家での様子が映し出されます。

ハッピーな雰囲気から始まるのですが、徐々にお母様の不思議な行動が見えてきます。そんな中、椅子が動き出して・・・・ヘッドギアを外されたらまあ不思議。私はKids roomに移動されていました。笑

密室の部屋に閉じ込められた感

(何??って感じ。)

その部屋の中ではずーっと子供が喋っているんです。でも大人の声も聞こえる。でもそれが会話なのかもわからない。内容がロジカルな所もあれば、そうでないつじつまがあわないこともある。その間に部屋にかざっているクリスマスの飾りみたいなライトがピカピカ光ったり、弱まったり・・・目の前のテレビでは監視カメラを見ているかのように複数の映像が流れていて・・・そしたら電話がかかってきて、(バイブでびっくり!)質問されるんです。何を答えればいいのか考えていたら時間が経ち、気づいたら電話が切れている

とにかく混乱した私。

すごく不思議で、次から次へとやってくる変化に怖さもありました。
あの部屋にいると、どんどん何が何だかわからなくなってくるんです。


その後、いきなり真後ろのドアをゴンゴン!とノックされて、(びっくり!) 覆面のアクターが手招きしたのでついていって・・・ライトが当たったステージに立たされて何が始まるのかヒヤヒヤしてたら今度は別の部屋に招かれて・・・

その後、別のドアが開けられてスタート地点に戻り、やっと現実に戻ったのでした。

きっと統合失調症を患っている方の頭ではこうやって色々な方向から声が聞こえて、その声やロジックにこうでもない、あーでもないと疑問を抱いたり、眼を閉じたくなるほどのまぶしい光が見えたりするのでしょうか。いろんな情報がありすぎて、いっぱいいっぱいになってしまう。そして何が本当なのか、幻覚なのかわからない。

このアート作品の解釈はきっと人それぞれだと思いますが、私はそう解釈しました。薬局でもクロザピン処方に関与したり、躁鬱の患者さんと関わることも多いので、メンタルイルネスと言われている疾患についてもっと知りたかったんです。薬の観点からではなく、どういう見方で毎日生活しているのか、そういう観点から知りたかったというのがあって、この広告を見た時に即決、予約しました。

後から別の参加者に聞いたところ、それぞれバスルームやキッチンなど違う部屋に通されたようです。

アート鑑賞は美術館以外にも色々な形があるのですね

今回開催されたのは、こちらのMC show room

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ここでは様々なパフォーマンスが開催されていますのでご興味ある方は一度イベントをチェックしてみてくださいね。そしてメルボルンにお越しの際は、パフォーマンス&アートがもっと身近に感じられることと思います。



最近は薬局がワクチン接種でかなり忙しく、シフトが沢山入っており何だかバタバタしています

ブログには書いたかどうか覚えていないのですが、今は2つの薬局を掛け持ちしています 1つの薬局でフルタイムももちろんチャレンジな事が多いですが、また掛け持ちも違うチャレンジがあります。そして、どちらもポジティブな面があります。私は今、掛け持ちするのも薬局ごとに学べることが違うから面白いと思っています。

そんな中、薬剤師関係(特にワクチン接種に関する規制)のアップデートは激しく、メールでの薬剤師会からのお知らせや、ウェビナーに出席して新しい情報を取り入れています毎週変わる薬局のシフトもあって、カレンダーに書いておかないと『今夜、何かあったっけ?何のウェビナーだったっけ?』と混乱する程。(カレンダーに書いたのに、何度か度忘れ or 勘違い してすっぽかしましたw)

ウェビナーはためになるし良いのですが、コンサルタント薬剤師のレポートもあってどうしても座りっぱなし&PCスクリーンにしがみつく時間が増えてしまい・・・気づいたら何か飲み物と一緒につまんでる これは体に悪い

何か市販品よりもヘルシーな物&頻繁に作れないので日持ちする物作れないかな~?と思ってパントリーを見たところ、使ってなかったカカオバターを発見

カカオバター・・・

・・・ローチョコレート

と言う事で、手作りチョコレートを夜な夜な作ることに。

作り方は、湯煎で溶かしたカカオバターに、カカオパウダーとメープルシロップを加えて混ぜ、冷蔵庫で固めるだけ すごく簡単です


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今回はちょっと風味付けをして色々なフレーバーを作り、食べ比べをしてみました

カルダモン+コパイバ
ジンジャー+コパイバ
シナモン
ペパーミント
ペッパー
オレンジ

ペパーミントとオレンジ風味のチョコは欧米では定番なので想像できるおいしさ。爽やかになります。
シナモンチョコも王道。紅茶によく合います
今回の大発見は、カルダモン、そしてペッパー

チリ入りのチョコがあるぐらいなのでこれも想像はできますが、やっぱりスパイス好きな私にとってはすごく好みでした カルダモンは気の巡りを良くしてくれるし、ペッパーは胃腸も脳もシャキッとします。ジンジャー風味も安定のおいしさで冬におススメ コパイバ入りにしたのは、精神安定作用も同時に狙っているからです

美味しいので食べすぎ要注意ですが、ミルクが入っていないのでラクトースフリーだし、甘さも調節できます
そして、カカオバターなので(ココナッツオイルで作ったローチョコレートと比較すると)常温でも溶けず、仕事にも持って行けます♪ 一回多めに作れば、あとは冷凍庫で保管し、長期保存可能

ちなみにココアバターは、こんな感じです。IMG_20211103_175659


袋を開けると、まさにチョコレートの香りがします。

前回のブログで、メンターに提出できるようにレポートの直しを行っていた私。

(前回の記事はこちら↑)

とりあえずドラフトを完成させたので、メンターに見てもらいました。

時間かかるかなぁ?と思っていたのですが、なんと提出してから2日後にフィードバックが届きました。

フィードバックを読んでいて思ったのですが・・・
これはめちゃくちゃ勉強になる

自分が見過ごしていた点を指摘してもらったり、自分では考えもしなかったアプローチの方法を提案してくれたりと、頼んで良かったと思いました。

そのメンターいわく、方向は間違っていないので、あとは合格するための情報を入れ込んでいくことが大事だと言うことでした。

このフィードバックを元に、再度情報の厳選&手直しをして、提出できる形にしようと思います。


この前出席したオンラインセミナーにて、こんなことが話されました。

❝Workforce shortages❞

そう、薬剤師やスタッフが足りないんです。

このスライドが出てきたとき、思わず写真撮りました↓
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ここに書いてあるように、High quality staffを見つけることが難しい。なので今後、移住の規制が変わり、薬剤師が移住しやすくなる可能性があります。

オーストラリアはリッチな国です。特に医療ケアはトップクラス。
だから、世界各国から優秀な人を集めたい。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、移住に関しての法律は毎年変わります。アップデートしたことに関して何もお知らせはないので、ご自身でチェックすることが必要になってきます。

~お知らせ~

ブログやラインを通して頂いた質問に関しては、今までできる限り個別対応を心がけていました。ですが本業が忙しくなってきているのと残念なことに情報をシェアしても返信が無いケースが目立ってきていることもあり、一時的に個別への対応(特にビザに関すること)は控えさせていただくことにしました。特にビザに関しては、そのエリアの専門家に相談されることをお勧めします。

勝手ながら、ご理解いただけますと幸いです。

ちなみに講座に関しての質問や嬉しいエールは大変ウェルカムです 笑


しばらくは本業+今講座を受けてくださっている受講生さんとしっかり向き合っていきたいと思います ブログでの情報発信は続けていきますので今後ともよろしくお願い致します


オーストラリア薬剤師になるためのプロセス、そして試験に関することはこちらで情報&資料をGetできます↓

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Pfizer社のワクチンが、ブースターとして認可されました。


COVID Pfizer vaccine booster shots have been approved — here is what we  know so far - ABC News

今回は、モデルナ同様、薬局中心に分布されます。

なので、薬局では3種類のワクチンを扱うことになります。今でも十分忙しいのですが、さらに忙しくなると思います

今後、オーストラリアではICUのプレッシャーを軽減するためにも、プライマリーケアでのCOVIDケアが一層重要視されます。

COVIDワクチンの規制が変わるたびにアップデートは欠かせません。オンラインセミナーはもちろん、政府から出されているモジュールを毎回行う必要があります。Vaccination pharmacistとしてプラクティスするには、これが必須です

ということで休みの日にモジュール終了。
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最近の自分時間は、全てセミナーやモジュールで結構埋まってしまいます
レポート提出もあり大変ですが、踏ん張り時だと思っています

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