オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2022年04月


コンサルタント薬剤師の勉強を始めて、1年が経ちました


前回の記事はこちら↓



3つ目のレポートを提出した後、たった数日後に『やり直し』の通知が来ました

結果が出るまで通常、15日程かかると言われていましたが、最近は10日どころか数日で結果が来る気が・・・。

もしかしたら私の他に挑戦している人は少ないのではと思ってしまうほど。(そうしたら逆に嬉しいですが笑)


直すところはあまり多くなく、ちょっとホッとしましたが、勉強のために今回もチューターに見てもらいました。フィードバックをもらうのに1週間以上かかったので、再提出までの時間が3週間弱になってしまったのは惜しかったですが、非常に勉強になりました。(合格ギリギリラインで再提出するなら時間はそこまでかかりませんが、チューターのフィードバックも視野に入れると内容を再構成しなくてはならないので時間が必要です。悩むところですが、私は時間が許す限りなるべくベストを尽くします


ほとんど毎日働きながらのレポート作成だったので、直すところが少なくても結構大変 パソコン作業が続くと目が疲れるし、頭も休まらないし、自分の好きなことをする時間がほとんど取れないのが辛い。
結局、最終的にチューターには直したレポートを見てもらう時間はありませんでしたが、これ以上自分では直すところも探せない状態になっていたので、チューターには再提出せずに直接再提出しました。

結果は・・・



提出した次の日に合格の通知が来ました。(さらに速攻

嬉しいですが、合格の通知と共に次のケーススタディーが発表されその日からカウントダウンが始まるため、休む時間が無いのが悲しい


このケーススタディーは最後の最後。

これに合格すればコンサルタント薬剤師になれる。

その最後のケーススタディーに取り組みはじめて1カ月半以上が経過しました。完成は近いですが、Easter 休暇中に終わらせることはできませんでした そして4月後半の2週間は毎日仕事で全然時間が取れず・・・

でもあと少し。提出までのタイムリミットが迫ってきているので、何とか良い形で終わらせて提出し、予定しているパース旅行で羽を伸ばしたいと思います


皆さん、パープルシャンプーってご存知ですか?

ブロンドやアッシュに髪を染めている人がカラーを保つために使うシャンプーのことで、色が鮮やかな紫色なのです。


ずっと使っているのにもかかわらず、なぜかすぐに色落ちしてしまい、今回美容師さんから色々と教えてもらいました。

その美容師さんにおススメされたのがこちらのNAK HAIRというブランドのもの
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オーストラリア産

そして、ビーガン商品です。

右がシャンプーで、左がトリートメント。
美容院で使ってもらって、ブリーチ&カラーしたにもかかわらずパサパサだった髪がサラッサラにこれには自分も驚きました

早速、オンラインで購入。

このブランドは実は前から知っていたのですが、使っていたのは普通の保湿が高いタイプで、カラー用のシャンプーは今回が初めてです。

今までは薬局で買える紫シャンプーを使っていたのですが、その美容師さん曰く、どうやらこのブランドは色の入り方が違うとのこと

一回使っただけでも、髪を触った感覚が違うのがわかります。髪がキシキシしない気がします。これからさらに乾燥するので、どれだけ違いが出るか楽しみ。

ブリーチしたところがどのくらい色が保てるか、1か月実験。

先日ヘアーカットに行ったところ、『色がオレンジや黄色になってなくて綺麗に保てている』と言ってもらえました。

オーストラリアはオーガニックの先進国。
こちらに来てからは、肌につける化粧品はすべて原材料見て決めています。特に頭皮はかなり大事なので、良いもの使った方が絶対に良いです。

どの紫シャンプーも同じだと思っていたのですが、物によって違うのだなーと思いました。

皆さんは占星術を信じますか?

私はそればかりに頼ることは全くありませんが、信じる信じないということ以前に、心も体も宇宙の動きに非常に影響されやすいとは思っています。

今週は166年ぶりに木星と海王星が魚座で重なったそうで・・・(これは後から知ったのですが)

非常にキツイ一週間となりました

以前書いたバルトリン腺膿瘍はおかげさまで良くなりましたそれが治まりかけると、次は身体がドーンと重く、ベッドから起きられないほど辛い日がでもある時を境に一気に元気になるという謎の現象。

(仕事には問題なく復帰できて良かった

誕生日の日は、本当は半日シフトで終わるところをイースター休暇前で忙しいので、午後からもう一つの薬局にヘルプに行きました誕生日は休みを取る人も多いですが、私は特別にどうすると言うことはなく、いつも通りに過ごすのが一番良いという自分の選択です旦那も検査でその日の夜は絶食だったので、何もすること無いですし。

で、初めは全然良かったのですが・・・

なんとこの日は私に試練が待っていました

それはキッズのコロナワクチン。一番最初にやってきた6歳の女の子がものすごい『イヤイヤ』を発揮一回目をハブで受けているので、今回は2回目接種に来局。薬局に入った瞬間顔がこわばっていましたが、いざimmunisation roomに入った途端に鼓膜が破れるかと思ったぐらい叫ぶ、わめく、そしてものに当たる飴を選ばせたりぬいぐるみで気を紛らわせたりと色々と試行錯誤するのですが、もうコントロール不可能。しまいには近づくな!の連呼で(もう罵声でしたw)、可愛いバンドエイドを詰めていた箱(キッズには好きな柄を選んでもらいます)をひっくり返し、床中にものが散乱する事態に。
これでは無理なので(動くと危険ですしね)付き添いのお母さんに外に出てもらうようにオファーしたのですが、『明日から旅行に行くから今日打たないとダメ』の一点張り。『今日受けないとダメだから!!』と女の子に必死で説得していましたが・・・声はどんどん大きくなるばかり。かれこれ30分格闘し、お母さんがギブアップ。父親を連れてまた薬局が閉まる前にもう一度来る、とのことで一旦終了

その後立て続けにキッズが来て、運が悪く(?)ほとんどの子がイヤイヤ連れてこられるパターンでした。男の子もワンワン泣き、お母さんが腕を固定しても必死で動くので私は針刺し事故が起きないかどうかヒヤヒヤでした。(部屋に入る前から泣いてました そうなると、怖さが取れない限り、心を開いてくれることはありません。)ラポートを築くのに時間かけてあげたいけど、薬局だとそうはいきません。他の大人の予約も入っているので時間配分のプレッシャーもあるし、大きい声を立て続けにぶつけられたというショックもあります。(子供を育てるって大変なんだろうな)

初めはショックだけで大丈夫だったのですが、何だか気持ちが抑えられず初めて職場で泣いてしまいました職場のみんなはとても優しく、奥で座ってていいよ、と言ってくれたり、その日の残りのワクチン接種を変わってくれたりと気を使ってくれてとても感謝しています。普段は我慢強く、絶対そんなこと無いのですが(笑)最近忙しかったし、旦那の検査のこともあるし、レポートの期限も迫っているしで色々重なったのでしょう。実は旦那は1年前に癌になり、発覚した時はステージ4。パンデミックの中、抗がん剤と放射線治療を頑張ってきました。そんな中、私は薬局でワクチンに対して様々な意見を持つ方たちと毎日毎日接してきました。そして、コロナを信じない患者さんやマスク着用を拒否する患者さんの意見にも耳を傾けてきました。(ドクターによっては、ワクチン打っていないと診察しない、と線引を徹底している所もあるようです。)

それぞれに違う理由があるので、それをいい・悪いで判断すべきではないのですが、やっぱり家族に移していけない理由がある私は、どうしてもフィルターを通さずに素直に受け取ることが出来ない時もありました。そんな今までの事が一気にこみ上げてきたのです。

一旦奥で座って、お茶と誕生日ケーキ(貰いました‌)をパクっと食べて気を取り直し再スタート


そして調剤カウンター担当になり調剤をしている時、薬局閉店前に一番初めに来た女の子が再度お父さんと共に来局お父さんは『自分がワクチン受ける前は怖かったけど、受けた後は自分のことを誇りに思ったよ』と女の子を励まし、それを聞いている女の子も『そうなの?』と聞いていていい感じ!でしたが・・・


はい、部屋に入るとまた同じことの繰り返し(笑)
担当をボスに変わってもらいましたが、そのボスも30分格闘その間、ずーっと叫び声と『やりたくない!帰る!コロナになってもいい!針がシャープすぎるから嫌!』などのイヤイヤの声が薬局中に響いていました(苦笑) 

最後はお父さんに動かないように固定されて、この世の終わりかと思うような叫び声と共に強制的に摂取終了。(チーン)部屋から出てきたボスもクタクタでした

帰宅した後も何だか私は涙もろくて、身体も重だるかったので早めにベットで休むことに。

この日はどの子も大変でしたが、特にあの女の子のことを思い出すと、何だか嫌悪感が残っているんですよね~

でもきっとこの嫌悪感は、私の幼少期にあるのだと気づきました。私は彼女と同じ6歳の時、絶対わめくことはありませんでした。でも彼女は私と正反対。とにかく何かしら理由をつけるし、周りに当たるし、終わった瞬間に今までの事はケロッと忘れて、『ダディー見て見て!できたよ!私ってすごいじゃん!』と自分で言ってしまうような、ドラマクイーンタイプ(笑)

どちらを選ぶか、神様に聞かれたら、私は6歳の時の私を選ぶと思います。なので、決して彼女のようなタイプになりたかったわけではありませんが、彼女は正に、私の中でずっと『こうすべきじゃない、こうするとみっともない』と小さい時から思ってきた人物像の反映でした。そう気づくと、なぜか少し楽になりました

何かそう思い込んでしまうイベントが幼少期にあったんじゃない?と思われるかもしれませんが、一般社会的にそういう風潮だし、両親だけでなく色々な大人を見て子どもは育つわけなので、社会的にそういう考えだったらほとんどの人はそうなるのでは?と私は思います。

結局、今回のケースも誰が悪いわけでもないですしね。ただ、私がたまたま当たってしまっただけで。泣き叫んだ女の子に、いい・悪いもない。そう気づかされた日でした。

今回のことでキッズワクチンを営業時間内に行う難しさは薬剤師もスタッフも全員が痛感したし(特に大人ワクチンとインフルエンザワクチンと同時進行なので)、オーナーにも伝わって後から連絡が来たので、今後対策を練ることになると思います。と言う意味でも、このハプニングは良かったのかな。だから公の場で涙が出てしまった自分のことも、非難せずにいられるのかも?


もし皆さんにも心の奥底から揺さぶられるような出来事が起こっていたら、もしかしたらこの166年ぶりの星の動きのパワーかもしれません

イースター休暇前で忙しい日が続いたのもあり、今日は中々眠れないので(現在午前2時40分)、タスマニアで購入したラベンダーティーを飲みながらこの記事を書いています。IMG_20220415_021236



このラベンダーティー、1年前にタスマニアに旅行した時に買ったものなんです。(タスマニアには有名なラベンダー畑があります

その時は旦那の癌はわからなかったなー、

人生何があるかわからないなー、

このラベンダーティーずっと放置であと2日で賞味期限切れるなーなんて考えながら。


明日から4日間連続で休みなので

仕事のことは置いておいて、
・家の掃除
・お菓子作り
・レポートを仕上げる
・新しいアメリカのドラマを見る
・日本語チューターのシラバス見直し

をやろうと思います

Happy Easter

このところ、体調不良です。

季節の変わり目なのと、バタバタ忙しいのもありますが、それに加えてトラブルがあり先日GPクリニックへ駆け込み抗生剤をもらってきました。

私の判断ですが、おそらくバルトリン腺膿瘍だと思います。

パンパンに腫れて、痛い。

歩くのも座るのも影響があるし、とにかく体がだるいのです。

薬剤師で良かったのは、薬をリクエストできる&自分で調剤できるところです。自分で調剤すれば、調剤費がかからないのでお値段もかなりディスカウントとなります。

とにかく抗生剤を飲んで、身体を休める時に休ませるしかないですね。誕生日前になると浄化のために体調を崩すという話をよく耳にしますが、もしそうならこれを機に心も体も色々と膿出しできるといいなぁ。

誕生日の日は仕事なので、とりあえず回復して穏やかに過ごせますように。


今回、ご縁あって2008年 ロゼ・シャンパンリリースのためのお披露目ディナーに誘っていただきました。

前回書いた記事の❝A touch of PINK❞というドレスコードは、ロゼのピンク色から来ています。

場所は、今メルボルンで話題のSociety restaurant
インテリア、お料理とワインがすごいということで(もちろんお値段も)メディアでも取り上げられている有名レストラン。

Society

入口はこんな感じ↓
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上の写真を想像して行ったら、通されたのはさらに上のプライベートルーム。

プライベートルームでは写真のようなインテリアのゴージャスな感じは味わえませんでしたが、内容は超ゴージャスなものでした

カクテルパーティーでは部屋に入ると共にドンペリ2012年シャンパンが渡され、カナッペにはキャビアがのっていました
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正直、今まで人混みを避けてきた私にとって、入った瞬間人の多さに圧倒その場所の雰囲気に流されないよう必死でゆっくり味わう時間はありませんでしたが、シャンパンは流石に美味しかったです

席には名前入りのノートとテイスティング用のグラスが置いてありました↓
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シェフがお料理の説明をしてくれています↓
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グラスにP2 vintage 2003、Rose vintage 2006、Rose vintage 2008の順番で注がれていきます。
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お料理は、クリスタルスノークラブ(蟹)、鴨の胸肉、デザートのストロベリーチョコレートムースと共にペアリング。
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デザートの時には25年物のウイスキーが注がれました
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テイスティングだと思っていたら、きちんと量がフルグラス注がれたのでびっくり押し売りは全くなく、このイベントのゴージャスさには驚きました。

普段ほとんどお酒を飲まない私にとっては、ウイスキーは少量でも体にかなり効きました(笑)
お料理の量もしっかり。オーストラリアのコース料理って量はそこまで多くないのですが、今回のお料理は量が2人分なんじゃないかと思うぐらいのボリューム。普通にレストランで食事をしても同じ量なのか、それとも今回はイベント用に品数をシャンパンに合わせるためにメインの量が多いのかはわかりませんが。個人的にはクリスタルスノークラブが一番おいしかったです。柚子と西京味噌、クリームとの組み合わせが、シャンパンと非常に相性が良かったです。



今回はメルボルンが南半球では初のイベントと言う事でしたが、知り合いに合ったりと、メルボルンのコミュニティーって意外と狭かったりするのねーとも思いました。セレブと呼ばれる方も参加されていましたが、私はあまりソーシャルメディア詳しくないのでわからずリッチな方たちを見つつ、セレブはこんな生活をしているのかぁと想像したり。これも経験だと思って。

私は次の日仕事だったので、10時半過ぎに会場を出ましたが、家に帰って身支度をしたらもう日付けが変わっていました。最近、遅くまで外食すると胃がもたれるようになりました。そしてお酒が入ると必ず夜の睡眠が浅くなるので、やっぱり飲まない方が私は体が軽くて心地いいです。

このイベントの学びは、お客さんをとにかくハッピーにさせるという大手ブランド企業の戦略を少し知れたことです。

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