オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2022年06月

メルボルン空港からシンガポールのチャンギ空港へは約7時間

昼の便だったので、機内では映画を見ることに

今回は、どれもハズレ無ししかもすごく良かったので、ブログでご紹介します

まずはBlack Swan


バレリーナのお話なのですが、主人公ニナのプロ精神がすごいんです。彼女を通してプロ精神とはこういうことなんだな、って思います。それと同時に、人生のすべてをかける事で人生を犠牲にする虚しい結末が非常によく描かれています。

期待とプレッシャーが、ここまで人を追い込むということ。光が当たれば影もあると言われますが、本当にそれがストレートに伝わって来ます。人生において何が大事なのかを考え直すきっかけになるかもしれません。


The Danish girl 

こちらはトランスジェンダーの男性の人生を実話を元に作成された映画。本人の葛藤に焦点が当てられることは大体想像がつくでしょう。でもこの映画のメインは、むしろ私は妻のゲルダーだと思います。変わっていくパートナーを受け入れる。好きな人が、もう目の前にいない。そんな葛藤の中でも、無条件の愛を見せた妻ゲルダに心の底から感動しました。両方の視点が、非常に上手く描かれています。これを見るとまた違った深い視点で考えられる機会になるかもしれません。


Escape from Mogadishu

北朝鮮と韓国、国で人を判断しがちですが、みんな人間なのだなと最後のシーンで心が温かくなります。アフリカの紛争の中生きるってどんなに過酷なのだろう?と、リアルに考えさせられる映画。
なんと到着ともにちょうど3本見終わりました続けて見てしまったので目が疲れましたが、感動してウルウルしました。

普段映画は観ない分、今回は当たりばかりで嬉しい 是非機会があれば観てみてください!‌

コンサルタント薬剤師の資格取得が一段落した現在、急ピッチで2つのパワーポイントスライドを作成中です。

1つは7月始めに予定されている日本の薬学部向けのオンラインキャリアセミナー。

2つ目は日本の消化器内科ドクターとのLow FODMAPセミナー用。

薬学雑誌の原稿のお仕事を頂いたのが昨年末で、今年始めにこの2つのお仕事の話を頂いたのですが、それ以来レポートと仕事でなかなか進まず。。。

やっと一段落したので、時間見つけては作業。新調したパソコン、少し画面が大きすぎるかな?と思ったのですが、そのおかげでサクサク作業できて助かっています

急ピッチで取り掛かり、だいたい骨組みは完成。

そんなバタバタの中荷造りして、突然ですがこれからシンガポールに行ってきます

また戻ってから作業して、完成させる予定です。

コンサルタント薬剤師として登録され、まず私がやりたかったのは

eHealth Record (デジタルレコード)へのアクセス。

患者さんの血液検査・画像診断結果や退院時サマリー、処方薬などが全て見ることができるポータルなんです。

これにパソコンからアクセスすれば、患者さんや病院にわざわざ資料を送ってもらわなくても良いという優れもの。
(※もちろん、患者さんの承諾は必須です。)

このeHealth Recordはドクターが使うのが一般的ですが、コンサルタント薬剤師になるとアクセスが可能になります。聞いてはいたものの、設定が難しいという話を聞いていたので、私はきちんと設定できるか少々不安。だからこそ、できる限り早めに設定してしまいたかったのです。

新しいノートパソコンも登録とともに届き、画面も大きいし、サクサクと動いてくれるのでありがたい!

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このeHealth Recordは薬局やクリニックからアクセスするのではなく、私がソールトレーダー(個人事業主)としてアクセスします。なのでABN(オーストラリア ビジネスナンバー)が必要です。私の会社の名前はまだ決めていませんが、とりあえずABNは日本語チューターを始めたときに取得したものがあるので、とりあえずそのABNで登録。

勉強しているときからずっとこのeHealth Recordへのアクセスには興味があったので、昨年、この設定に関するウェビナーに参加していたのです。その時の内容はほとんど覚えてないものの、プレゼンのスライドを保存していたのでそれを見ながら操作。

このスライドあっても途中不明なプロセスがあって格闘しましたが(笑)

スライドで言葉だけじゃなく、ビジュアルで説明が少しあったおかげで、始めてから2時間ぐらいで設定完了できました。


アクセスが個人の名前から出来たときは、本当に感動しました。
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無かったらおそらく半日以上かかっていたか、もしくはギブアップしていたでしょう・・・。情報を集めておいて本当にラッキーでした。

 


この度Accreditaionに合格し、コンサルタント薬剤師になりました

まずはレポートがパスしたというメールが届き、

フィードバック入力、
登録のための住所確認、
認定料金の振り込み
をオンラインで行い、

2日後に名前が登録されたとの連絡がありました。

これから患者さんの家や介護施設に行って薬のレビューができるようになりました

オーストラリアの薬剤師はContinuing Professional Development(専門職能継続学習)制度があり、知識を保つために毎年CPD40ポイントを取得しなければなりませんが、このAccreditaionを取得すると20上がったCPD60ポイントを取得することが求められます。

さらに3年ごとに試験があるので、それにもパスする必要があります。

このAccreditaion資格を保つためには努力が必要ですが、スペシャリストとして仕事の幅が広がるのは少しワクワクします。


まだまだ薬局の仕事が忙しいのと、7月は他の薬剤師のカバーをしないといけないためすぐには取り掛かれないかもしれませんが、少しずつ準備を進めていきたいと思います。

後日、正式にバッチと証明書が届きました↓
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6月に入り、ますます寒くなったメルボルン。

今月のみ、インフルエンザワクチンが無料になったために薬局はまた忙しくなりました。

さて、コンサルタント薬剤師になるための試験パスまであともう少し。
前回の記事はこちら↓


この記事を書いた後にチューターとのやり取りをもう一度行い、レポートを直し、再提出しました

期限まであと10日程ありましたが、早めに完成できたので提出。

勉強を始めてから1年2か月ぐらい経ちました。これが最後のケーススタディー。
今は結果が出るのを待ちながら、それまでの資料等の片付けをしているところです。

今レポートで使っているパソコンがかなり疲弊していて限界なので、新しいパソコンも注文しました

さて、これからどうなるんだろう?



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