オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

2022年11月

3日目は目が覚めると同時に強い喉の痛みを感じる。

鼻うがいをするも、腫れが酷いのか上手く水が通らない。

身体は痛いけど、悪寒がするのでキッチンに行って黒糖と生姜たっぷりの葛湯を作って飲む。

.....ん?

味がしない。

そういえば、匂いもない。鼻は通っているので、変な感覚。これが典型的なコロナの症状なんですね。

信じられなくてアロマオイルを鼻に近づけてみても、何も匂いません。ショック。

また熱が上がり、2日目よりもだるい。

何を食べでも、塩辛いか甘いかは少しわかるにしても、それ以外の味は無し。それだけでさらに食欲落ちますね。そしてこの味覚障害、続いたら相当辛いんだろうな。

体温計の電池が切れてしまった。こんな時に。替えの電池までの予備はしていないよ〜

ブルブル震えてベッド入ったのに、夜中に暑すぎて起きちゃって、パナドール飲む。起きずに寝たかった。体温調節って難しいと実感。。

4日目も喉の痛みが強い。3日目はどちらかといえば鼻と喉の境目だったけど、この日は完全に喉っていう感じ。大きく腫れ、唾液を飲み込むだけで痛い。声もあまり出ない。

味覚障害にはココアがいいと言っている人がいたので、raw cacaoパウダー、生姜、オーツミルクでホットココアを作って飲む。

やっぱり苦味は感じない。
めげずにアロマオイルを嗅いで、嗅覚トレーニング続ける。

まだ節々の痛みが残っていて身体がだるくて、仕事もあるしちょっと先行き不安になり始める。旦那ちゃんは薬のおかげか、もう良くなってる。
私は、いつ良くなるんだろうか?と思っちゃう。

食事で食べやすかったのは、卵と水を混ぜたものを蒸す、なんちゃって茶碗蒸し。あとはお粥。鮭フレークとか、ツナ缶とか、よくほぐせば飲み込めるし、痛みも少ない。野菜は繊維が残るものは辛いから、ブロッコリーなど茹でるとスプーンで潰せるほど柔らかくなるものがいいと思う

身体が熱くて熱があるのが分かったのでパーナドール追加。少し昼寝もした。熱が下がってからだが動けるうちにシャワーを浴びたり、ゴミをまとめたりするんだけど、貧血みたいにふらつくので、横になっちゃう。

その夜は今までで一番の咳き込み。
肺が飛び出るんじゃないかというぐらいの勢いで咳き込み、息を鼻から吸うたびにその咳が出る。涙が出るほど苦しい。元から痛い喉も、咳き込むたびに破れるんじゃないかと思う。起座になると多少楽なので枕を重ねて頭を高くしたけど、咳が止まらない。咳で寝られず、やっと寝ても、咳で起きちゃう。これはステロイド要るなぁ、と薬剤師あるあるセルフ診断。GPの予約も症状があると電話予約しかダメみたいなので翌朝にしかできない。

熱だけでも十分辛いのに、咳がこんなにひどいとは。これ、続いてほしくないな



旦那ちゃんが感染してから、寝室もトイレも別々。私はリビングでサロン用マッサージ台を広げて、それをベッド替わりにしていました。(それまでソファーで寝てましたが、幅が狭いので体が伸ばせなかったのです)

N95マスク着用で過ごし、私は簡易検査でもnegativeで症状もなく過ごせでいたのですが.... 数日後に症状出現。

始めは、体が重いなぁ〜と思い

簡易検査してもnegative。

オンラインで患者さんのメディケーションンレビューを行い、その後しばらくして全身が痛くなりました。

熱が上がる時の悪寒であることは分かりましたが、とにかく節々が痛くてソファーで横になり、耐えるのみ。筋肉もブルブル震えるんですが、それに耐えるのに必死で特に背中〜肩〜首の筋肉にものすごく力が入ってしまいます。

ちょっとおさまってきたなぁと思って熱を測ったら37.7

食欲は無く、とにかく横になり、ウトウト。体の痛みと強い頭痛で完全には眠れませんでしたが、再度熱を測ったら38.6

簡易ベットから降りる動作も、身体がだるすぎて億劫。簡易検査を再度してもnegative

ガンガンする頭痛で立てず、PCRを受けに行くこともできません。
身体も熱いし、皮膚に服の生地が当たるだけでも痛い。

パナドール飲むと少し頭痛が和らいで、2時間ウトウトしてまた頭痛で目が覚める、という繰り返しでとりあえず一夜を過ごしました。


そして2日目。熱は下がりましたが、頭痛が結構きつい。そして咳や鼻水も出てきました。簡易検査をしたら綺麗に2本のラインが現れ、陽性確定。職場に報告。
もしかしたらウイルス量の関係だったのかもしれませんが、簡易検査もバラつきあるような気がしますので怪しい時は違うブランドの物も使ってテストした方がいいかもしれませんね。

2日目も頭全体がガンガンして辛い。パナドール飲むとちょっと治まって動ける感じ。以前かかった、解熱剤飲んでも熱が数日下らなかったスワインフルーよりは少しマシ?かもしれませんが.....

今はオミクロン株が主流で感染力は非常に強いですが、コロナ始まってから3年。病原性は弱まってきているはずだし、抗ウイルス薬もワクチンもあります。(旦那ちゃんは抗ウイルス薬のおかげか、回復傾向です。)

そんな好条件でも、ワクチン4回受けていても、結構辛いです。

普通の風邪みたいだったよ〜って言っている方は超ラッキーだと思います。ものすごい感染力なので、『腸活で免疫高めていれば大丈夫』みたいな説は通用しません。

これ、薬もワクチンも無かった時のデルタ株感染は、命落とすほど危険なのがわかる気がします。

フロントラインでずっと働いてきたのにここで感染かぁ〜と少し悲しいですが、旦那ちゃんが免疫ゼロの時にこれが起こらなくて良かった、恩恵を受けられる今でありがたい、と思っています。

夕方になると熱が上がるので、簡易ベッドの周りに必要なもの(ティッシュ、解熱剤、水、体温計)をとりあえず集めて、就寝。
この日は幸いひどい頭痛で起こされることはありりませんでした。


南半球は11月なのに、夏らしくなく、台風のような天気が続いています。

今、私の周りで様々なことが起こっているのですが・・・

重なるときは本当に重なるんですね。



旦那がコロナに感染。

症状が出始めたらあっという間。

さっきまで元気だったのに?!という感じで・・・

検査したらうっすら陽性ライン登場。

その後1時間以内でいきなり40度近い高熱。

主治医に連絡したらすぐ抗ウイルス薬の処方箋を書いてくれました。

彼は抗がん剤治療を受けていたので抗ウイルス薬が処方できる患者群に入っています。ワクチンは通常の人よりも多めの、5回接種しているんですが、抗がん剤の影響で体内で抗体がしっかり作られたかどうかもわかりません。

処方されたのはPxlovidという薬。原価は$1000以上する高価な薬です。
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前日に他の患者さんに調剤して、服用方法を説明したんですよね・・・

まさかそれが手元に来るとは!!泣

この薬、相互作用が多いので処方できる人が限られるんです。
朝晩とカラーコードされていて、パッケージよりも開けた方が飲み方が一目でわかりやすいのが特徴です。

そんな高価な薬が、この国ではメディケアカードがあると$45ぐらいで手に入ります。改めて、この国の医療システムに感謝しています。

解熱剤でも熱がなかなか下がらず、結構手強いぞ。コロナ。

咳込みもきになりますが、パルスオキシメーターで酸素量は大丈夫そうです。
薬の力を借りて、早く回復できますように。







皆様、大変ご無沙汰しております。

オーストラリア薬剤師のマギーです。

前回のブログからずっと更新できないまま、11月中旬まで来てしまいました。

日本へ一時帰国をする直前に色々あり、

「日本帰国できないかも・・・」とまで思ってしまった出来事もありました。

そんな中でも、無事に帰国でき、両親と4年ぶりに再会できました。

滞在中、ブログを更新する予定だったのですが、今回の滞在中は1分1秒がとても惜しくて、ずっと動き回っていました

ホームメディケーションレビューのお仕事も、日本からオンラインでやっていました。

薬剤師関係の方ともお会いでき、色々とお話しする中で、日本でも薬剤師であるということが、私の強みなんだな~と実感することもできました。新しいご縁もあり、今後の活動の幅も広がる可能性もありそうです。

コロナ、旦那ちゃんの闘病生活など色々あった後の帰国だからか、いろんな思いが込み上げてきました。今回こうやって帰国できたこと、本当に恵まれていて幸せだな、と感謝でいっぱいです。

オーストラリアに戻りまだ10日程ですが、戻った途端にさらに色々な事が重なったからか、日本帰国がかなり前のように思います。今は旦那ちゃんも私も、少し苦しい時期なので、今年残りは更新があまりできないかもしれませんが、出来ることを一つずつやっていきたいと思います 

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