2023年05月
きっと母親になることはないだろうと思いこんでいた私が妊娠するまで
こんにちは。オーストラリア薬剤師のマギーです。いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
この度、お腹の中に小さな命を授かりましたことをご報告させていただきます。
2019年に流産をして以来、あまり気持ちが向かず、それから重い腰を上げてIVFを考え始めるまでに数年かかりました。元々特に子供にこだわりは無かったのですが、年齢と共に周りから聞かれることも増え、まぁ何となく感じるプレッシャーもあり、何も努力しないのもなぁ・・・と思って、『検査するだけでもやってみたら?できないならできないで、それでいいじゃない。知るだけでも、ね。』という言葉に背中を押されて考え始めたという曖昧さ。
多くの女性にとっては、結婚して子供を産み育てることは当たり前なのかもしれません。
ですが、私にとっては当たり前ではありませんでした。その理由があまり分からなかったのですが、きっと小さい頃あまり学校生活で良い思い出が無かったことと、元から特に結婚にも興味がなかったという単にマイノリティーなだけなかもしれません。
そんな私が子供のことを考え始めるまでには外からは見えないですが心の葛藤だらけのすごい挑戦でした。そして実際に行動に移し、ドクターや専門医に予約を取った頃でしょうか。
旦那ちゃんの癌がわかりました。その時はまだ分からなかったのですが、直感で『IVFなんてやってる場合じゃない』と思いました。彼の命と健康が最優先になり、IVFはスパッとキャンセル。諦めるというより、私にとっては彼のことしか考えられず、それは自然な選択でした。
この時妊娠・出産という選択肢が私の人生の選択肢から無くなりました。そして今後の人生の方向性が絞られて、癌宣告という予期していなかった事態にも関わらず、不思議なことに気持ち心が落ち着いたように感じたのも事実です。選択肢が多いというのは幸せでもありますが、その分どうしようと頭を抱える方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
病院通いの日々が始まり、私達の目標は、日々を大切に過ごすことに変わりました。とにかく目の前にあるできることをやっていった2年間でした。治療が終わって、やっと一年経ちました。でもまだ一年で、完治と言えるまでまだ先は長いです。
治療中は
『子供がいなくてラッキーだったね。子供がいたらもっと大変だったよ。』
そして治療が終わると途端に
『子供の予定は?』
『子供は持ったほうがいいよ』というお言葉をいただくことが多く、
励まそうとしてくれてるのは分かりますし、
決して悪気は無いとは分かっているのですが、コロナ禍において仕事と看病でピンピンに張り詰めていた私の心には、その言葉がグサグサと刺さりました。正直、今後のことがどうなるのかも分からず、計画できるような状態では無かったからです。
私は確かに子供を産んだことも育てたこともないので、それを経験している・してきた女性は、素直にすごいと思います。私には想像できない世界です。
ですがこればかりは授かりもので、医療が発達してもコントロールできない部分はあります。子供がいなくても十分波乱万丈な人生を送っている人もいるだろうし、子供を持たない人生を与えられた人も沢山いると思います。子供を持つ・持たないを選択できない人もいます。国によっては、日本と同じように家系、血の繋がりを大事にする国も多いですが、それは私にとってはエゴに感じます。愛を必要としている子供は沢山いるので、子供を育てたいなら養子を考えても良いのでは?と本気で思います。マイノリティーな私の考え方は周りからは理解されないですが
その人を全体で見る前に、『子供がいない=人間として不完全』みたいな考え方やジャッジを、どうしても受け入れることができません。
そもそも、私達はそれぞれ違うミッションを与えられてこの世に存在しているはずだと思います。
自分も含めてですが、人間というのはどうして他人のことを考えず自分の価値観を人に押し付けようとしてしまう勝手な生き物なのでしょうね。
私も気をつけなければいけない、と思います。
私と旦那ちゃんの今後について、周囲からのコメントをスルー出来ず全て受け止めてしまい傷つくのが嫌で、人と会いたくない、外に出るのが億劫だと思った時期もあり、彼の治療が終わったあと自分の生活リズムを徐々に取り戻すまで数ヶ月はかかりました。
そして『子供は?』という言葉から自分を守るために、再発のリスクや、遺伝のこと、私が一人で育てる可能性等など、先を考えれば考えるほど、私には子供がいないほうが幸せだと自分に言い聞かせてきました。
やっと少し日常を取り戻した所に、旦那ちゃんの母親の癌が見つかり、更には旦那ちゃんのリストラ宣告も同時に来ました。きっと意味があって起こっているのだな、と分かっていても精神的にガツンと落とされることが続き、神様はどれだけスパルタなのだろうと思いました。
幸い何とか無事に事が進み、2023年を穏やかに迎えることができました。そして旦那ちゃんの為にも何か変化が必要だと思い、パピーのTobyを迎えることにしました。
2〜3時間ごとに起こされる日々が続き、犬中心の生活になり大変な事は増えましたが、動物のパワーはすごいですね
沢山のHappinessはもちろん、ペット大国なので犬を通して私達の交友関係も広がりました。
犬関係で新しい人達と知り合い、様々な理由で子供を持たないカップルも周りに自然に増えていきました。(お互いそういう話題に触れないのが、心地良すぎます。)旦那ちゃんの今のボスも養子縁組で子供を授かったゲイカップルということもあり、あんなに『自分の存在を(子供として)残したい!』とエゴ丸出しだった旦那ちゃんも『僕たちは僕たちだよね。』と言うようになりました。(旦那ちゃんはステージ4宣告を受けた直後、抗がん剤治療が始まる前に、呼吸も出来てないフラフラな状態で精子凍結をしました。私は危ない状態でそんなことするの辞めてほしかったのですが。)
色々な家族形態が存在することは知っていても、実際に知り合うことで私も『何でも有りじゃん』という意識に完全に変わり、【子供を持つ・持たない】という2択が自然に思考からなくなっていました子供のことを聞かれても、スルーできていました。これには自分もびっくりです。
そんな時に、今回の妊娠がわかりました。予想外だったので、どうしようと数日心が揺れました。旦那ちゃんも、動揺。今の短期のポジションを終えたら、キャリアブレイクしてゆっくり旅行でもして今後のことを考えたいと言っていたので、彼にとっても予想外の出来事
ですが、おろすことは全く選択肢にありませんでした。むしろ一度は旦那ちゃんの死を覚悟した私達にこのタイミングで来てくれた命の尊さを感じました。授かったのなら、前回のように流産は避けたい、と思いました。前は妊娠してることも知らずに、体調が悪い中、仕事を優先してしまったからです。関係なかったのかもしれませんが、なるべくなら同じ結果になるのは避けたい。流産後の病院通いは体力的にも精神的にも容易ではありませんでした。
妊娠5週目から体調も優れず、ふらつきと胃のムカムカがありました。後はだるすぎて、頭が働かない。ここで無理して流産したくないので仕事をセーブしようと考え、悩んだ上でボスに相談して短期シフトに変えてもらったのですが、、、
5週目後半から悪阻が急に悪化。ある日職場で吐き気で全く動くことができず、全然仕事になりませんでした忙しい時に抜けることで迷惑かかるかもしれないと思ってましたが、こんな状態で仕事に行くほうが迷惑でした
それ以後割り切って、しばらく薬局もコンサルタントの仕事はお休みをしています。
自分の身体が、もう自分のものではないような感じがしています。本来薬でも飲めるものは飲んで無理してしまうタイプですが、今回ばかりは無理するも何も、日常生活が全くできないので諦めるしかない。仕事中心だった私が、ここで初めて仕事だけでなく全てにおいてスローダウンすることになりました。
今は8週目。身体のだるさと、何をしても気持ち悪いため、時間が過ぎるのをひたすら耐えている感じです。椅子に座っても頭がクラクラするのでずっと寝たきり。少しマシな時はたまにあっても、午後3時間過ぎるともう何もできません
悪阻が無い人や軽い人もいるみたいですし、ずっと仕事してたっていう人もいますが、この違いは一体何なのでしょうか。
でも比較しても仕方ないので、身体がストップかけてると理解して今は体調を優先しようと思います。
ブログもアップデートしたいのですが、動ける時が限られているのと、悪阻のことを考えるだけでも気分悪くなるのでまたの機会にします。
まだ早期なので、これからどうなるかもまだわかりません。ですがもう人生で起きることに抵抗するのは辞めました。どんなことでも、起こることには必ず良い意味があって、ベストなタイミングで起きていると思っているので、私は与えられた道を進むのみです。
少し体調が安定したら、ブログも更新したいと思います。しばらくは薬剤師の仕事よりもこういうトピックが続くかと思いますので、興味がある方は気長に待っていただけると幸いです。
今後もよろしくお願い致します。
マギー
この度、お腹の中に小さな命を授かりましたことをご報告させていただきます。
【妊娠というトピックに関して、複雑な思いになる方もいらっしゃることを承知の上で書いていますことをお許しください。私の独自の価値観が入った内容にもなりますので、気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。以下は読みたい方のみお読みください。誹謗中傷コメントはお控えください。お願い致します。】
2019年に流産をして以来、あまり気持ちが向かず、それから重い腰を上げてIVFを考え始めるまでに数年かかりました。元々特に子供にこだわりは無かったのですが、年齢と共に周りから聞かれることも増え、まぁ何となく感じるプレッシャーもあり、何も努力しないのもなぁ・・・と思って、『検査するだけでもやってみたら?できないならできないで、それでいいじゃない。知るだけでも、ね。』という言葉に背中を押されて考え始めたという曖昧さ。
多くの女性にとっては、結婚して子供を産み育てることは当たり前なのかもしれません。
ですが、私にとっては当たり前ではありませんでした。その理由があまり分からなかったのですが、きっと小さい頃あまり学校生活で良い思い出が無かったことと、元から特に結婚にも興味がなかったという単にマイノリティーなだけなかもしれません。
そんな私が子供のことを考え始めるまでには外からは見えないですが心の葛藤だらけのすごい挑戦でした。そして実際に行動に移し、ドクターや専門医に予約を取った頃でしょうか。
旦那ちゃんの癌がわかりました。その時はまだ分からなかったのですが、直感で『IVFなんてやってる場合じゃない』と思いました。彼の命と健康が最優先になり、IVFはスパッとキャンセル。諦めるというより、私にとっては彼のことしか考えられず、それは自然な選択でした。
この時妊娠・出産という選択肢が私の人生の選択肢から無くなりました。そして今後の人生の方向性が絞られて、癌宣告という予期していなかった事態にも関わらず、不思議なことに気持ち心が落ち着いたように感じたのも事実です。選択肢が多いというのは幸せでもありますが、その分どうしようと頭を抱える方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
病院通いの日々が始まり、私達の目標は、日々を大切に過ごすことに変わりました。とにかく目の前にあるできることをやっていった2年間でした。治療が終わって、やっと一年経ちました。でもまだ一年で、完治と言えるまでまだ先は長いです。
治療中は
『子供がいなくてラッキーだったね。子供がいたらもっと大変だったよ。』
そして治療が終わると途端に
『子供の予定は?』
『子供は持ったほうがいいよ』というお言葉をいただくことが多く、
励まそうとしてくれてるのは分かりますし、
決して悪気は無いとは分かっているのですが、コロナ禍において仕事と看病でピンピンに張り詰めていた私の心には、その言葉がグサグサと刺さりました。正直、今後のことがどうなるのかも分からず、計画できるような状態では無かったからです。
私は確かに子供を産んだことも育てたこともないので、それを経験している・してきた女性は、素直にすごいと思います。私には想像できない世界です。
ですがこればかりは授かりもので、医療が発達してもコントロールできない部分はあります。子供がいなくても十分波乱万丈な人生を送っている人もいるだろうし、子供を持たない人生を与えられた人も沢山いると思います。子供を持つ・持たないを選択できない人もいます。国によっては、日本と同じように家系、血の繋がりを大事にする国も多いですが、それは私にとってはエゴに感じます。愛を必要としている子供は沢山いるので、子供を育てたいなら養子を考えても良いのでは?と本気で思います。マイノリティーな私の考え方は周りからは理解されないですが
その人を全体で見る前に、『子供がいない=人間として不完全』みたいな考え方やジャッジを、どうしても受け入れることができません。
そもそも、私達はそれぞれ違うミッションを与えられてこの世に存在しているはずだと思います。
自分も含めてですが、人間というのはどうして他人のことを考えず自分の価値観を人に押し付けようとしてしまう勝手な生き物なのでしょうね。
私も気をつけなければいけない、と思います。
私と旦那ちゃんの今後について、周囲からのコメントをスルー出来ず全て受け止めてしまい傷つくのが嫌で、人と会いたくない、外に出るのが億劫だと思った時期もあり、彼の治療が終わったあと自分の生活リズムを徐々に取り戻すまで数ヶ月はかかりました。
そして『子供は?』という言葉から自分を守るために、再発のリスクや、遺伝のこと、私が一人で育てる可能性等など、先を考えれば考えるほど、私には子供がいないほうが幸せだと自分に言い聞かせてきました。
やっと少し日常を取り戻した所に、旦那ちゃんの母親の癌が見つかり、更には旦那ちゃんのリストラ宣告も同時に来ました。きっと意味があって起こっているのだな、と分かっていても精神的にガツンと落とされることが続き、神様はどれだけスパルタなのだろうと思いました。
幸い何とか無事に事が進み、2023年を穏やかに迎えることができました。そして旦那ちゃんの為にも何か変化が必要だと思い、パピーのTobyを迎えることにしました。
2〜3時間ごとに起こされる日々が続き、犬中心の生活になり大変な事は増えましたが、動物のパワーはすごいですね
沢山のHappinessはもちろん、ペット大国なので犬を通して私達の交友関係も広がりました。
犬関係で新しい人達と知り合い、様々な理由で子供を持たないカップルも周りに自然に増えていきました。(お互いそういう話題に触れないのが、心地良すぎます。)旦那ちゃんの今のボスも養子縁組で子供を授かったゲイカップルということもあり、あんなに『自分の存在を(子供として)残したい!』とエゴ丸出しだった旦那ちゃんも『僕たちは僕たちだよね。』と言うようになりました。(旦那ちゃんはステージ4宣告を受けた直後、抗がん剤治療が始まる前に、呼吸も出来てないフラフラな状態で精子凍結をしました。私は危ない状態でそんなことするの辞めてほしかったのですが。)
色々な家族形態が存在することは知っていても、実際に知り合うことで私も『何でも有りじゃん』という意識に完全に変わり、【子供を持つ・持たない】という2択が自然に思考からなくなっていました子供のことを聞かれても、スルーできていました。これには自分もびっくりです。
そんな時に、今回の妊娠がわかりました。予想外だったので、どうしようと数日心が揺れました。旦那ちゃんも、動揺。今の短期のポジションを終えたら、キャリアブレイクしてゆっくり旅行でもして今後のことを考えたいと言っていたので、彼にとっても予想外の出来事
ですが、おろすことは全く選択肢にありませんでした。むしろ一度は旦那ちゃんの死を覚悟した私達にこのタイミングで来てくれた命の尊さを感じました。授かったのなら、前回のように流産は避けたい、と思いました。前は妊娠してることも知らずに、体調が悪い中、仕事を優先してしまったからです。関係なかったのかもしれませんが、なるべくなら同じ結果になるのは避けたい。流産後の病院通いは体力的にも精神的にも容易ではありませんでした。
妊娠5週目から体調も優れず、ふらつきと胃のムカムカがありました。後はだるすぎて、頭が働かない。ここで無理して流産したくないので仕事をセーブしようと考え、悩んだ上でボスに相談して短期シフトに変えてもらったのですが、、、
5週目後半から悪阻が急に悪化。ある日職場で吐き気で全く動くことができず、全然仕事になりませんでした忙しい時に抜けることで迷惑かかるかもしれないと思ってましたが、こんな状態で仕事に行くほうが迷惑でした
それ以後割り切って、しばらく薬局もコンサルタントの仕事はお休みをしています。
自分の身体が、もう自分のものではないような感じがしています。本来薬でも飲めるものは飲んで無理してしまうタイプですが、今回ばかりは無理するも何も、日常生活が全くできないので諦めるしかない。仕事中心だった私が、ここで初めて仕事だけでなく全てにおいてスローダウンすることになりました。
今は8週目。身体のだるさと、何をしても気持ち悪いため、時間が過ぎるのをひたすら耐えている感じです。椅子に座っても頭がクラクラするのでずっと寝たきり。少しマシな時はたまにあっても、午後3時間過ぎるともう何もできません
悪阻が無い人や軽い人もいるみたいですし、ずっと仕事してたっていう人もいますが、この違いは一体何なのでしょうか。
でも比較しても仕方ないので、身体がストップかけてると理解して今は体調を優先しようと思います。
ブログもアップデートしたいのですが、動ける時が限られているのと、悪阻のことを考えるだけでも気分悪くなるのでまたの機会にします。
まだ早期なので、これからどうなるかもまだわかりません。ですがもう人生で起きることに抵抗するのは辞めました。どんなことでも、起こることには必ず良い意味があって、ベストなタイミングで起きていると思っているので、私は与えられた道を進むのみです。
少し体調が安定したら、ブログも更新したいと思います。しばらくは薬剤師の仕事よりもこういうトピックが続くかと思いますので、興味がある方は気長に待っていただけると幸いです。
今後もよろしくお願い致します。
マギー
エアーズロックの旅 Day5
いよいよ最終日。
アリススプリングスには観光スポットがいくつかありますが、今回はお昼のフライトまでの時間しかありません。
なので今回は欲張らずに1箇所のみ。
朝イチでDessert Parkへ行くことにしました。
このDessert Parkではノーザンテリトリー特有の動植物が見られます。
砂漠地帯特有のヘビや虫さん達も見ることができるのは、他の動物園とは違ってユニーク。
朝早くからオープンしており、1日中様々なガイドツアーが開かれているので、丸一日楽しめると思います。
私達の滞在時間はたった2時間ほどでしたが、時間が許す限りガイドトークに参加し、カンガルーやエミュー、そしてアボリジニ先住民族がどのように生活していたのかなどのお話を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
Apple bushは薬草として、鼻詰まりや咳に使われるそうです。歯痛に使われるCork treeもありました。
知らないことばかりなので、面白い。
特に、Free-flying bird demonstrationはおすすめです。
Freeとあるのは無料ということではなく、鳥さんが自由に飛ば回るという意味。(もちろん、このDessert Park入場券のみで参加可能です。)
イルカショーは見たことありますが、バードショーは初めてかも。
よくトレーニングされた鳥さん達が、ステージでパフォーマンスしてくれます。
どうして言葉がわかるの?と思ってしまう程、タイミングも、息もピッタリ!
今まででトレーニングというと犬や猫だけだと思ってましたが、もちろん他の動物にも当てはまりますよね。
鳥さんとのコミュニケーションを観てすごいなぁと思ったのでした。
アリススプリングスに行かれた際は、Dessert Parkはおすすめです
【まとめ】
今回のアリス・スプリングス&エアーズロックの旅は、オーストラリアの歴史と文化に触れ学ぶことができ、とても貴重な機会となりました。
ウルルの迫力は、写真では伝えきれないほど。『実際に行って見ないと分からない』というのは本当でした。
ブログ読者さんももし機会があれば是非、足を運んで実際に見ていただきたいです。
アボリジニ先住民族についてより深く考えるきっかけとなり、特に彼らが培ってきた砂漠で生き延びるための知識、そして自然と共存する知識はリスペクトすべきであり、オーストラリアが発展を遂げてきた歴史上必要不可欠だったと思います。
『Australia』 という映画、観た方いらっしゃいますが?
以前はあまり理解できなかった部分もありましたが、旅行後に再度観たら理解がぐっと深まりました。
今度観てみたいのはこれ
つい40年程前まで、オーストラリアの砂漠での生活が確認された先住民族の部族の実話。つい最近まで、砂漠で家を持たずに自然の中で狩りをしながら生活していたなんて、縄文時代から定住してきて今は電子機器に頼りっぱなしの日本人の私達からは想像できない世界。この部族が、砂漠で確認された最後の部族だと言われています。彼らは今どうしているのか?興味をそそられます。
アリススプリングスには観光スポットがいくつかありますが、今回はお昼のフライトまでの時間しかありません。
なので今回は欲張らずに1箇所のみ。
朝イチでDessert Parkへ行くことにしました。
このDessert Parkではノーザンテリトリー特有の動植物が見られます。
砂漠地帯特有のヘビや虫さん達も見ることができるのは、他の動物園とは違ってユニーク。
朝早くからオープンしており、1日中様々なガイドツアーが開かれているので、丸一日楽しめると思います。
私達の滞在時間はたった2時間ほどでしたが、時間が許す限りガイドトークに参加し、カンガルーやエミュー、そしてアボリジニ先住民族がどのように生活していたのかなどのお話を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
Apple bushは薬草として、鼻詰まりや咳に使われるそうです。歯痛に使われるCork treeもありました。
知らないことばかりなので、面白い。
特に、Free-flying bird demonstrationはおすすめです。
Freeとあるのは無料ということではなく、鳥さんが自由に飛ば回るという意味。(もちろん、このDessert Park入場券のみで参加可能です。)
イルカショーは見たことありますが、バードショーは初めてかも。
よくトレーニングされた鳥さん達が、ステージでパフォーマンスしてくれます。
どうして言葉がわかるの?と思ってしまう程、タイミングも、息もピッタリ!
今まででトレーニングというと犬や猫だけだと思ってましたが、もちろん他の動物にも当てはまりますよね。
鳥さんとのコミュニケーションを観てすごいなぁと思ったのでした。
アリススプリングスに行かれた際は、Dessert Parkはおすすめです
【まとめ】
今回のアリス・スプリングス&エアーズロックの旅は、オーストラリアの歴史と文化に触れ学ぶことができ、とても貴重な機会となりました。
ウルルの迫力は、写真では伝えきれないほど。『実際に行って見ないと分からない』というのは本当でした。
ブログ読者さんももし機会があれば是非、足を運んで実際に見ていただきたいです。
アボリジニ先住民族についてより深く考えるきっかけとなり、特に彼らが培ってきた砂漠で生き延びるための知識、そして自然と共存する知識はリスペクトすべきであり、オーストラリアが発展を遂げてきた歴史上必要不可欠だったと思います。
『Australia』 という映画、観た方いらっしゃいますが?
以前はあまり理解できなかった部分もありましたが、旅行後に再度観たら理解がぐっと深まりました。
今度観てみたいのはこれ
つい40年程前まで、オーストラリアの砂漠での生活が確認された先住民族の部族の実話。つい最近まで、砂漠で家を持たずに自然の中で狩りをしながら生活していたなんて、縄文時代から定住してきて今は電子機器に頼りっぱなしの日本人の私達からは想像できない世界。この部族が、砂漠で確認された最後の部族だと言われています。彼らは今どうしているのか?興味をそそられます。
エアーズロックの旅 Day4
4日目は移動日。エアーズロックリゾートを朝に出て、4時間半のドライブでアリス・スプリングスへ戻ります。
ちょっと寄り道して、エアーズロックにある空港も見てきました。
めちゃくちゃ小さいです。
エアーズロック観光が目当ての方は、この空港を使います。が、便数はかなり少ないと思います。 さあ、ここから本格的にアリススプリングスを目指します。 道路はたった一つで、木も低いものがぽつぽつあるだけ。 その道沿いに、ガソリンスタンドが2時間置きぐらいの限られた所にポツンとあるくらい。 それ以外全く何もありません。 砂漠ってこういうことなんだな、とやっと分かってきました。 途中で何かあったら、どうするんだろう? 昔、アボリジニ先住民族はこの砂漠地帯を徒歩で移動して生活していたなんて本当にすごい。 そんなことを思いながら、ひたすら運転し、午後3時頃にアリス・スプリングスに到着。 街を歩いている人はindigionous peoplesが多く、アボリジニコミュニティーの公的機関があったりと、何だか異国にいるような感じがしました。 現在、アボリジニ先住民族は今は私達と同じ西洋化した生活を送っています。 でも中心地にはところどころにカメラがあって、お店の窓が壊されるのを防止するためか壊されたのかは不明ですが、多くの窓には木の板が釘打ちされています。これを見ると街を歩くだちけでちょっと緊張感が増してしまいましたが、私がこういうのに見慣れていない証拠。 実はこの次の日がアンザックデー。メモリアルを見るためにANZAC Hill に行きました。
今回は行っていませんが、ノーザンテリトリーのダーウィンは、第一次世界大戦で侵略された場所。アリススプリングスの街が一望できるこのANZAC Hillで、過去の歴史の説明を読み、改めて戦争は起こしてはいけないと強く思ったのでした。海外からの観光バスも多く停まっていました。
ホテルにチェックインして、ディナーは久々にお米が恋しくなったので、コリアンレストランで頂きました。 アリススプリングスでは、ワーキングホリデーで働いている人が多い印象を持ちました。小さい町でエンターテイメントでお金を使うこともないので、お金をためるのが目標ならアリだと思います。 シドニーやクイーンズランドなど大きな街に行きたかったら、飛行機で数時間で行けるので問題なし。ただ、夏はかなり暑いと思います。
めちゃくちゃ小さいです。
エアーズロック観光が目当ての方は、この空港を使います。が、便数はかなり少ないと思います。 さあ、ここから本格的にアリススプリングスを目指します。 道路はたった一つで、木も低いものがぽつぽつあるだけ。 その道沿いに、ガソリンスタンドが2時間置きぐらいの限られた所にポツンとあるくらい。 それ以外全く何もありません。 砂漠ってこういうことなんだな、とやっと分かってきました。 途中で何かあったら、どうするんだろう? 昔、アボリジニ先住民族はこの砂漠地帯を徒歩で移動して生活していたなんて本当にすごい。 そんなことを思いながら、ひたすら運転し、午後3時頃にアリス・スプリングスに到着。 街を歩いている人はindigionous peoplesが多く、アボリジニコミュニティーの公的機関があったりと、何だか異国にいるような感じがしました。 現在、アボリジニ先住民族は今は私達と同じ西洋化した生活を送っています。 でも中心地にはところどころにカメラがあって、お店の窓が壊されるのを防止するためか壊されたのかは不明ですが、多くの窓には木の板が釘打ちされています。これを見ると街を歩くだちけでちょっと緊張感が増してしまいましたが、私がこういうのに見慣れていない証拠。 実はこの次の日がアンザックデー。メモリアルを見るためにANZAC Hill に行きました。
今回は行っていませんが、ノーザンテリトリーのダーウィンは、第一次世界大戦で侵略された場所。アリススプリングスの街が一望できるこのANZAC Hillで、過去の歴史の説明を読み、改めて戦争は起こしてはいけないと強く思ったのでした。海外からの観光バスも多く停まっていました。
ホテルにチェックインして、ディナーは久々にお米が恋しくなったので、コリアンレストランで頂きました。 アリススプリングスでは、ワーキングホリデーで働いている人が多い印象を持ちました。小さい町でエンターテイメントでお金を使うこともないので、お金をためるのが目標ならアリだと思います。 シドニーやクイーンズランドなど大きな街に行きたかったら、飛行機で数時間で行けるので問題なし。ただ、夏はかなり暑いと思います。
エアーズロックの旅 Day3
この日は午前中に2つのツアーに参加しました。
まずはSunrise and Field of lightツアー
オートミルクのラテをオーダー。 好みのものよりはかなり薄くて残念でしたが、コミュニティーのサポートができます。 それからCammel Farm(ラクダファーム)に行って、ラクダに乗るツアーに参加してきました。
びっくりしたのはラクダさんと対面した時、彼らの背の高いこと!
馬に乗るのと一緒だと思っていた私
ラクダさんの高さに、乗るときの説明を受けているうちにちょっと緊張してきました(笑)
立ち上がる時と座るとき、後ろ脚から立ち上がるのでかなり前に傾き、続いて前足を伸ばすときにかなり揺れます。でもしっかり掴まっていれば大丈夫。
なぜオーストラリアでラクダ?と思いましたが、オーストラリアには野生のラクダが沢山います。
モダンオーストラリアのレストランに行くとよく使われているWattle seed。これもbush foodだったのは知りませんでした。 オーストラリアに在住の方、Kakadu plumやQuandong、Finger lime, lemon myrtle, Salt bush などが入ったジャムやスパイスがあったら是非お試しを。
続いて Capturing the COSMOS という星や宇宙について学ぶセッションにも参加。他にも先住民族の狩りの道具や楽器didgeridooについてのレッスンもありましたよ。 この日の夜は、リゾートから少し離れた所に星を見に行きました。ここエアーズロックは、一番キレイに星が見えることで有名です。真っ暗なので、星がキレイに見えました。
まずはSunrise and Field of lightツアー
まだ外が暗い5時頃にホテルを出て、リゾート内のピックアップの場所に向かいます。
シャトルバスに乗って、5分ぐらいの場所にあるField of lightというアートワークを見に行くツアー。
このアートワークは、ウルルでキャンプをしたイギリスのアーティストが、ウルルのワイルドライフに感銘を受けワイルドフラワーをイメージして創ったそうです。かつて期間限定でしたが、今はツアーの一つとなっています。
フットボール場ぐらいの広さ一面に5万の光で描かれたアート。これ全部ソーラーエネルギーが使われており、8秒ごとに色が変化します。
ライトを楽しむため、足元のセーフティーライトも最小限に抑えられているからか、空の星もキレイに見えます。 少し明るくなってきた6時半頃に丘に登り、コーヒーとともにサンライズを待ちます。
時間とともに色が変化するウルル。
日の出を見ることができて感動。
サンライズを見てから、シャトルバスに乗ってリゾートへ戻ります。
部屋に戻り軽く朝食を食べて、先住民族のトレーニーをサポートするKulata Academy Cafeでコーヒータイム。
このアートワークは、ウルルでキャンプをしたイギリスのアーティストが、ウルルのワイルドライフに感銘を受けワイルドフラワーをイメージして創ったそうです。かつて期間限定でしたが、今はツアーの一つとなっています。
フットボール場ぐらいの広さ一面に5万の光で描かれたアート。これ全部ソーラーエネルギーが使われており、8秒ごとに色が変化します。
ライトを楽しむため、足元のセーフティーライトも最小限に抑えられているからか、空の星もキレイに見えます。 少し明るくなってきた6時半頃に丘に登り、コーヒーとともにサンライズを待ちます。
時間とともに色が変化するウルル。
日の出を見ることができて感動。
サンライズを見てから、シャトルバスに乗ってリゾートへ戻ります。
部屋に戻り軽く朝食を食べて、先住民族のトレーニーをサポートするKulata Academy Cafeでコーヒータイム。
オートミルクのラテをオーダー。 好みのものよりはかなり薄くて残念でしたが、コミュニティーのサポートができます。 それからCammel Farm(ラクダファーム)に行って、ラクダに乗るツアーに参加してきました。
びっくりしたのはラクダさんと対面した時、彼らの背の高いこと!
馬に乗るのと一緒だと思っていた私
ラクダさんの高さに、乗るときの説明を受けているうちにちょっと緊張してきました(笑)
立ち上がる時と座るとき、後ろ脚から立ち上がるのでかなり前に傾き、続いて前足を伸ばすときにかなり揺れます。でもしっかり掴まっていれば大丈夫。
なぜオーストラリアでラクダ?と思いましたが、オーストラリアには野生のラクダが沢山います。
しかもペスト扱いされているため、誰でも野生のラクダを狩ることができるそうです。
ペストとなっているのは、このノーザンテリトリーの砂漠地帯に200万頭も生息しているらしく、水を飲み干してしまうから。気候が過酷なこの砂漠地帯に、アボリジニコミュニティーがいくつか存在しますが、それぞれ三百人ほどの小さなコミュニティー。それよりもラクダのほうが多いのは驚き。 なのでここCamel Farmで飼育されているラクダは野生。 エジプトにいるラクダの多くはオーストラリアから輸入されているそうです。ラクダにとって、食べ物は豊富だし、敵もいないし環境バッチリなのでしょう。 ここで飼育されているラクダは、約70年生きるそうです。人間と同じですね。
ラクダに乗って揺られながら、ウルルを見ました。
ペストとなっているのは、このノーザンテリトリーの砂漠地帯に200万頭も生息しているらしく、水を飲み干してしまうから。気候が過酷なこの砂漠地帯に、アボリジニコミュニティーがいくつか存在しますが、それぞれ三百人ほどの小さなコミュニティー。それよりもラクダのほうが多いのは驚き。 なのでここCamel Farmで飼育されているラクダは野生。 エジプトにいるラクダの多くはオーストラリアから輸入されているそうです。ラクダにとって、食べ物は豊富だし、敵もいないし環境バッチリなのでしょう。 ここで飼育されているラクダは、約70年生きるそうです。人間と同じですね。
ラクダに乗って揺られながら、ウルルを見ました。
ガイドさんがラクダについて色々とお話ししてくれるのでラクダについて沢山学ぶこともできました。
ラクダの解剖学も面白い。
きちんと砂漠で生き延びることが出来るように、体がそうなっているのですね。私は食べたことないですが、ラクダ肉もかなり体に良いみたいです。
ラクダのミルク(Camel Milk)もインスリン作用があるそうです。 ずっとチャレンジできなかったCamelミルク。塩辛いってガイドさんが言っていましたが、今度試してみようかな。
素敵な思い出になりました。 午後はリゾート内でいくつかある無料のアクティビティに参加。 まずはアボリジニ先住民族が食べてきた植物( bush Tucker) について学ぶセッション。
きちんと砂漠で生き延びることが出来るように、体がそうなっているのですね。私は食べたことないですが、ラクダ肉もかなり体に良いみたいです。
ラクダのミルク(Camel Milk)もインスリン作用があるそうです。 ずっとチャレンジできなかったCamelミルク。塩辛いってガイドさんが言っていましたが、今度試してみようかな。
素敵な思い出になりました。 午後はリゾート内でいくつかある無料のアクティビティに参加。 まずはアボリジニ先住民族が食べてきた植物( bush Tucker) について学ぶセッション。
モダンオーストラリアのレストランに行くとよく使われているWattle seed。これもbush foodだったのは知りませんでした。 オーストラリアに在住の方、Kakadu plumやQuandong、Finger lime, lemon myrtle, Salt bush などが入ったジャムやスパイスがあったら是非お試しを。
続いて Capturing the COSMOS という星や宇宙について学ぶセッションにも参加。他にも先住民族の狩りの道具や楽器didgeridooについてのレッスンもありましたよ。 この日の夜は、リゾートから少し離れた所に星を見に行きました。ここエアーズロックは、一番キレイに星が見えることで有名です。