オーストラリアで薬剤師

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2023年07月

いつもブログを読んでくださりありがとうございます‌オーストラリア薬剤師のマギーです。

高用量ステロイド3日目の夜も、また覚醒して寝れないかな?と思っていたのですが・・・

この日は糸がプチンッ!と切れたかのように寝ました‌点滴を寝る前に外して、後は口から水分摂取で様子見。ステロイドの副作用か、口渇が強いのでかなり水分が欲しくなります。夜中は数時間ごとに起きましたが、それでも直ぐにまた眠りに入りました。まるで2日分の睡眠を取り戻すかのように・・・

寝た後はかなり身体がだるくて、前日までの疲れ知らずな状態が嘘のようです‌まだ減量はこれからなのに、大丈夫でしょうか・・・

退院の日、朝ごはんは食べましたが、その後に完全に消化不良起こしました吐き気が戻ってきたのかもしれませんが、残念ながら‌ステロイドの胃腸障害は付き物。

今朝は30mg服用し、カニュラを抜いてもらって退院。

あと1日入院する?と聞かれましたが、ステロイドは病院じゃなくても家でも服用できるし、点滴は終わったし、あと1日いたところで何が変わる訳でも無いので家に帰ることにしました。

退院後は7日間かけてステロイド減量。

この時期が結構キツかった

減量するたびに身体はだるいし、吐き気は出るし、胃は荒れて痛いし‌薬なしではやっていけない日々がまた始まりました。ステロイド投与中の10日間のうち、気分が割りと良かったのは2日間のみでした。これでも効果あったのか・・・?私の場合、吐き気止め効果に関しては劇的な効果は見られなかったように思います。

最後の方は目眩も出てきて、とにかく枕から頭を挙げられないほどつらい日がありました
正直、これが悪阻症状なのか、ステロイド減量と関係しているかは定かではありません。でもとにかく、だるくて1日のほとんど寝て過ごした感じです。頭上げるのがきつくて、気分悪くて、気づいたら寝てる、みたいな。でも寝てる時は唯一吐き気が無いため、寝ることができてありがたかったです

妊娠14週になっても悪阻が相当キ・ツ・イです

ステロイド中止後は何故か眠さは徐々になくなりました。

あー、まだ先は長そうです

いつもブログを読んでくださりありがとうございます‌オーストラリア薬剤師のマギーです。

今回はステロイド投与開始後3日目について書こうと思います。

服用後の心臓が飛び出そうな、胸のあたりの変な感覚が何となく薄れてきたように思います。

この日はやっとステロイドが効いてきたのか、何と一度も吐き気止めを使わずに済んだ日でした

前の晩に下痢になって腸の重い感じが抜けたのもあるかもしれませんが点滴で体内の水分がいきなり増えたのも原因かも。

丸2日寝てないのに、日中も割りと頭が冴えていて、ベッドから起きてしばらく座ったりすることが出来ました‌食欲はまだ出ないし、吐き気が怖いけど食べてみようかなという意欲が湧いたり、パントリーに行ってお茶をいれようとか、ちょっと部屋のゴミを片付けようとか、そういうちょっとしたことをしようと行動するまでになりました。

これなら退院できるかも‌という気持ちも出てきて、次の日の朝に退院することにしました。

でも高用量ステロイドは明日から7日間かけて減量します。どうなるのか、ちょっと不安
効果が続いて、切れる頃に悪阻も和らいでいて欲しいです。

悪阻で鬱々としていた私に、助産師さんがかけてくれた言葉があります。

『お腹の赤ちゃんが、パーティーしてるのね🥳』

・・・確かにこんなに細胞分裂が盛んな状態なんだから、今は体調悪くて当たり前だよね。

あとは今の自分の状態を責めている私に『入院して点滴で水分補給しているこの状態は決して理想的ではないけれど、大事なことはお腹の中のベイビーをどんな環境だろうがキープすることよ‌』

幸い、ベイビーはこんな母体の中でも問題なく育ってくれているようなので、私は諦めずにこの子をキープすることをまずは第一に考えよう。

少し前向きになった言葉でした。

そして日本で助産師さんだった方がこの病院でナースとして働いていらっしゃることも今回の入院で知れたので、心強い。

マタニティー病棟はツアーを申し込もうと思ってましたが、それが叶う前に入院となり・・・

(体調不良で無理だったんですけどね‌)

まぁ実際にステイしてみた事で、むしろ良い下見になりました。

今度は悪阻じゃなくて、出産する時に入院したいと強く思ったのでした。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます‌オーストラリア薬剤師のマギーです。

今回、ステロイド投与を始めました。
通常プレドニゾロン50mg/日らしいですが、私は体重が減ってしまったので40mg/日となります。

それでも1日量>1mg/kgとなり、今の体重よりも多い

服用後、心臓がバクバクしてる気がして、何だか変な感じが続きました。

これは頻脈?それとも吐き気?

良く分からずに血圧測ってもらうと、脈は58とゆっくり気味。逆に血圧は上が90ギリギリだったのがいきなり110mmHg以上に上がってました。変な感じがするはずですね‌高用量ステロイドの副作用、特に徐脈ってこういう事かと実体験。

何だかんだソワソワして、全く休めません。
ベッドに横になりなっても寝られないし。とにかく時が過ぎるのを待つのみ。悪阻中は目も使いたくないので、テレビを見る気にもなりません。

体温を測ってもらったら、36.8℃。
普段よりは高めですが、1回目の入院時の37.3℃より基礎体温が下がっていました。確かにそれまで感じていた熱っぽさは最近感じにくいかも。胎盤が安定してきた証拠かもしれません。でも悪阻は相変わらず

投与開始後2日間は、正直吐き気に関してはステロイドの効果は感じられず。また、覚醒しすぎて夜に全く寝られず、2日間夜通しお目々パッチリ


旦那ちゃんが抗癌剤治療していた時は、プレドニゾロン100mg服用していましたが、それでも寝てたし。吐き気も抑えられていました。

他の人は寝られるんでしょうけど、敏感な私はもろに影響受けます。

寝なくても全然平気なのがすごい。

昼間も長いけど、夜も長いです。

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病室の窓から唯一サンライズを見れた時だけ、少し心が晴れたように思います。

ステロイドは吐き気止め効果と食欲増進効果以外にも、少し元気になる作用があります。

妊娠悪阻は本当に辛くて、長くて、鬱っぽくなります

でもまだ覚醒以外の効果が感じられず、2日目はまた急な吐き気で泣きながらナースコール‌さっきまでは大丈夫だったのに・・・

少しマシな時があると、『もしかして良くなってる‌』って思っちゃって、期待して。その後に急に来るからまたどん底に落とされる感じです。

苦しいのもあるけど、もう心も疲れました。

世の中には子供を授かりたくても授かれずに苦しい思いをしている人が沢山いるのに、こうやって悪阻苦しい、嫌だっていう気持ちを持つことに罪悪感を感じたり。悪阻で苦しむなんて贅沢な悩みなのかな、とか思っちゃったり。こんなに食べてない状態が続いてるのに、12週の超音波検査でベイビーは問題なく育ってるようで安心しましたが、ベイビーに申し訳なくて

今回の入院中は、生食とKClを交互に持続点滴。妊娠前の血液検査ではミネラル量もドクターから◎もらったぐらい欠損してるものも無くてバッチリだったのに。今は入れても直ぐに消費されちゃうみたいです。

そして覚醒中の夜に気づいた、皮膚のひどい乾燥。触るだけで粉が手についてしまうくらい、全身カラカラに乾いてます
今までそんなことにも目が行きませんでした。シャワーなんて浴びるだけで精一杯だし。足裏なんて酷いもので、皮膚が相当硬くなっていてまるでワニの皮膚のよう🐊

ここまで栄養枯渇してるんだなと、素直にショックでした。その場で保湿クリーム塗るものの、もう追いつかない状態

でもベイビーはこんな枯渇状態の母体からも日々栄養吸い取って大きくなってくれているんですねそんなことを思いながら、眠れない夜を過ごしました。


いつもブログを読んでくださりありがとうございます‌オーストラリア薬剤師のマギーです。

今回は私が2回目の入院中に頼んだ食事について書こうと思います。

(こちらは、高用量ステロイドで眠れなかった入院中の夜中に記録していた記事です。)

入院して知ったのは、プライベートホスピタルは、メニューがとても豊富であること

私は残念ながら体調不良のため、ほとんど特別食からオーダーしましたが、通常のメインミールの質はおそらくパブリックホスピタルよりもワンランク上ではないかと思います

食事が豪華である必要はありませんが、食べることに非常に苦労している現在、選択肢が多い事できっと救われた部分があると思います。

日本は産科病院によっては食事が豪華な所も多いと聞きました。日本食が食べられるなんて本当に羨ましいです。日本のほうがコンビニもあるし、食べ物のオプションが多いと思うので、悪阻の今だからこそ、日本にいたかった
そう思います。

朝食編

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↑朝食の1枚。
チョコレートクロワッサン、オレンジジュース、アーモンドミルク。
スクランブルエッグやフリッタータ、ベイクドビーンズなどのホットミールもあるので、それらを頼めばかなりボリュームだっぷりの朝食になります。ヨーグルトやトースト、シリアルの種類も豊富です

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↑とある日の朝食の1枚。
パイナップルジュース、バナナ、グリークヨーグルト、フルーツローフと、右上は頼んでないのに何故か来たチーズプラター‌何と、ブリチーズ、ブルーチーズ、チェダーチーズとクラッカーの盛り合わせがついてきました(笑)妊婦なのでソフトチーズとブルーチーズは食べられないし、自分だったら絶対オーダーしないのに、サプライズでした。
フルーツローフはこれでもかというぐらいドライフルーツがたっぷり。高級感ある1枚でした。この日は何故か、ヨーグルトを全く受け付けなかったので、バナナを頼んでおいて良かったです。


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↑また別の日の朝食の1枚。
この日はバナナ、プルーン煮、ホットポリッジ、ハニー、ゆで卵、オレンジジュース。期待してなかったホットポリッジですが、柔らかくて食べやすく、とても美味しかったです。プルーンはこんなに大量に食べたら高フォドマップなので、一粒だけ食べました。ゆで卵スタンドが付いてくるのがおしゃれだなと思いました。
ランチ編

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↑ランチの1枚。
グルテンフリー エッグ&マヨトーストサンド、チキンブロス、チョコレートアイスクリーム。
どれも美味しかったけど、このチョコレートアイスクリームはアイスクリームの中でも一番美味しかったですアイスクリームは他にもバニラ、ココナッツ、レモンソルベもあります。

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↑とある日のランチの1枚。
この日のメニューでは、玉ねぎ&ニンニク不使用のメインミールがあると教えてくれたフードアンバサダーさん。メインミールより、子牛のピカタとマッシュポテト、パンプキン、グリーンピース添えをオーダー。いつものジンジャエールと、レモンメレンゲタルトも。
子牛のピカタは一口食べて喉を通らなかったのでギブアップマッシュポテトとローストパンプキン少しだけ頂きました。ピカタもきっと味はとても美味しいのでしょうが、この日はとにかく体調不良で全然食べられませんでしたあと、グリーンピースもダメだった

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↑別の日のランチの1枚。
グルテンフリーのルーベンサンドイッチ、パンプキンスープ、チェリーライプチーズケーキ。
見た目ピクルス多いなーっと思ったルーベンサンドイッチですが、程よいアクセントになって美味しかったです。チーズケーキは上はオレオのクランブル、下のクリームチーズの中には細かく刻まれたチェリーライプというチョコレートバーが入っています。チェリーライプが好きな方には良いかも。(私は少し苦手です。)‌


ディナー編

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↑ディナーの1枚。
ディナーなのにメインがサンドイッチという、悪阻中の残念な選択グルテンフリー チキン&アボカドサンドイッチ、スプライト、チェダーチーズプラター、グルテンフリー チョコレートケーキ。
この日は手違いがあって、はじめはチョコレートケーキしか届かなかったんです💦ナースさんに頼んだらアンバサダーさんに連絡してくれて、後からルームサービスで届けてもらいました。
このチキン&アボカドサンドイッチは、今までで食べたサンドイッチの中でも最高に美味しかったです‌感動‌ チョコレートケーキもすごく濃厚で美味しく頂きました。

私は頼めませんでしたが、通常のメインミールは6種類から選べるので、本当にレストランみたいです。

↓こちらの2枚は、とある日のディナー。
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何この質素な食事は‌と思うでしょう。でもそれは特別食だからです
本当のメインミールには、スコッチフィレットやパスタ、チキンの赤ワイン煮等がありましたよ。私はまだお肉は食べられる状況ではありません
スイートポテトスープ、チェダーチーズプラター、蒸したじゃがいもとグリーンビーンズ、デザートのベリー&クリームメレンゲ。

グルテンフリーのチキン&マヨサンドイッチも頼んでいたのですが、オーダーが通っておらずにまたナースさんに連絡してもらって後から届けてもらうことに。

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この日は体調MAXに悪くて、じゃがいも少し食べただけでギブアップ 泣きながら口に入れていました。‌ 
なので後から届けてもらうのが逆に都合が良いという結果になりました。デザートとサンドイッチだけキープさせてもらい、吐き気止めが効いてきた後(夜中)に頂きました。

ここの病院のチキンサンドイッチは、間違いないお味。これがわかったのも入院2回目ならではですね。

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↑退院日の前日に頼んだディナーの1枚。

グレイズド豆腐とマッシュルーム&ライス、ビーフブロス、チェダーチーズプラター、ブドウ、梨のクランブルとソーダウォーター。
久々のお米料理。チリはお腹に負担なのでなるべく避けて食べました。お米はパサパサするロンググレインなので、お口直しにビーフブロスとブドウも頼んで大正解。むしろお米は消化に悪かったかもしれませんマッシュポテトつけておけば良かったかな?豆腐とご飯だけでお腹が苦しくなったので、梨のクランブルは夜中に起きた時に一口だけ食べました。いきなり豆腐はきつかったかも。


ちなみに何故ディナーに毎回チェダーチーズプラターを頼んでいるかというと、これは夜中に万が一お腹が空いた時のためのスナックとして取っておくためです。小さなプラスチック容器を家から持ってきたので、そこに入れています。一度に沢山は胃に入らないので、必要な時に食べられる少量のスナックを手元に置いておきます。添えに小麦クラッカーではなく、ライスクラッカーなのも嬉しかったです。

でもチーズなんて食べることができたのは、実は入院時のみです‌多分、定期的な吐き気止めを打ってもらっていたのが大きいと思います。1度目も2度目も退院してからは口にしたいとも思わないです

やっぱり入院中のほうが量は食べていました退院後はやはり食べられる量がかなり落ちます

通常メニューはほとんど頼んでいないので参考にはならないかもしれませんが、今回はプライベートホスピタルの食事についてお届けしました。‌

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