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オーストラリア薬剤師のマギーです。
このたび、TIS National(Translating and Interpreting Service)に個人で登録しました。
TISは、オーストラリア政府が提供している無料の通訳・翻訳支援サービスで、主に医療や行政などの現場で言語サポートが必要な方のために使われています。
流石、移民の国。
ちなみに昨年、移民が多い地域のGPクリニックでCDE(Diabetes Educator)のコンサルを見学させてもらった時にも、TISから派遣された翻訳のスタッフさんが常駐していました。
実は、薬局としてTISに登録できることは以前から知っていたのですが、
「個人の薬剤師としても登録できるのかな?」と疑問に思いつつ、登録方法で良くわからない箇所もあり、これまで手を付けずにいました。
ところが先日、薬剤師会のウェビナーを視聴していた中で、
「コンサルタント薬剤師は個人でも登録可能」という情報を聞いて、忘れないうちに早速行動!
登録フォームで分からなかった箇所については
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「薬局名」の欄に自分の名前を入力し、
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「Approval Number」の欄に薬剤師登録番号を記入するだけでした

意外とシンプルで、すぐに申請完了。
申請の翌日、職場に向かう途中でTISから電話があり、
「この通訳サービスをどんな目的で使いますか?」と質問されました。
私は「Home Medicines Review(HMR)で、言葉のバリアがある患者さんに対して使いたい」と伝えたところ、
担当者の方からは「それならまったく問題ないわよ!」との返答で、すぐに本登録が完了しました。
HMRでの可能性を感じて
HMRでは、患者さんの自宅で薬やサプリメントについて詳しくヒアリングしますが、
英語での会話が難しい方の場合、情報が正確に伝わらなかったり、思っていることが言えないというケースもあります。
そんなとき、TISの電話通訳サービスを通して第三者にサポートしてもらう選択肢があるというのは、
患者さんにとっても私たち医療者にとっても大きな安心材料になると感じました。
まだ実際の現場でTISを使う機会はありませんが、
いざというときに「こういうサポートがある」と知っているだけでも心強いです。
今後、英語でのやり取りに不安を感じる方に出会ったとき、必要に応じてこのサービスをご案内できたらと思います。
📌TISについて興味のある方は、こちらをご参考に:
👉 https://www.tisnational.gov.au
まとめ
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TISは薬剤師個人でも登録可能!
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HMRのようなカウンセリングにも用途として認められる
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登録手続きは意外と簡単(名前と登録番号を入れるだけ)
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サポートが必要な患者さんに、安心してケアを届ける手段の一つになりそう