中国政府からのアップデートです。

武漢市がある湖北州では、新型コロナウイルス感染が確定した患者数が9074人。
新型コロナウイルス感染による死亡者は294人。
問題なのは、
それ以外に、まだ未確定だけど感染の可能性がある人が中国全土に約2万人もいるということ。
さらに、死亡者294人の中には、まだコロナウイルスとの因果関係が確定していない死亡者は含まれていないということ。
他の地域を見ると、死亡に至る確率はかなり低いです。
その他の地域はまだベッド数があるし、今回の事態で準備する時間があったからだと思います。
医療サポートも十分受けることが出来る状態なので、死亡率がこれだけ少ない。

このグラフの横軸の一コマは1日単位です。このグラフからわかるように、ウイルス感染は指数関数的に増大します。
これに、医療体制がついていけていないんです。
一日に何倍も感染者が増えてしまうので、ベッド数が足らない。
となると、ケアを受けられる人が限られてしまいます。普通なら助かるところも、治療が行き届かずに助からない場合が多いからこうなってしまっている。
これを聞くと本当に戦場です。
私の中国の医療の印象は多分、多くの日本人が抱いている印象と異なるかもしれません。
私が研究者だった頃、日々アップデートされる最新の論文のほとんどは中国の研究チームからのデータでした。発表されるまで、データー取って、分析して、結果が出て、もっとデーター取って、確信して、論文書いて、提出して、リジェクトされて、書き直して、提出し直して・・・・やっとアクセプトされるまでどれだけの労力と時間がかかることか。
もちろん人数が多いし、競争率が高いのもありますが、とにかく彼らのスピードはすごかったのを覚えています。朝起きたら、まず先を越されていないかどうかパソコンでチェックするっていう、クレイジーな生活を送っていたなぁ
それだけ、研究の世界でも彼らの能力とスピードは、恐れられているほどです。貧富の差がまだあるので、医療体制にものすごく地域差があるということはもちろんあるし、そこは改善すべき部分ですが、中国の大きい地域での医療体制は、世界でもトップクラス。武漢もその大きい地域の一つです。それでも、治療が行き届かない現状。だからWHOもこれは只事じゃないと宣言したわけです。
それだけ、研究の世界でも彼らの能力とスピードは、恐れられているほどです。貧富の差がまだあるので、医療体制にものすごく地域差があるということはもちろんあるし、そこは改善すべき部分ですが、中国の大きい地域での医療体制は、世界でもトップクラス。武漢もその大きい地域の一つです。それでも、治療が行き届かない現状。だからWHOもこれは只事じゃないと宣言したわけです。感染症なので、患者を違う地域の病院に送るわけにもいかないし…。
これだけの人数が感染しているということは、ウイルスがすでに変異している可能性も十分考えられます。
赤いコラムの数字が感染者を表します。日本も、オーストラリア(上から5番目)も増えていっています。

相変わらずオージーは『大丈夫でしょ』というイージーゴーイングな印象を受けます。オーストラリアに来る情報は、1日2日遅れてるので、最新の情報を知らない人が多いからね。
パニックになってる人を批判したりも....。
私も、パニックにはなってほしくないんですよ。
でも感染すること自体への怖さだけでパニックになってるんじゃない。それ以上に、自分の仕事、生活や将来、家族の生活まで今後影響してくるかもしれないという見えない不安が、いつ終わるのかわからないその不安がその背景にあるということを、知ってほしいのです。
このまま武漢は、武漢に住んでいる人は、どうなってしまうのだろうか。
そして、中国がこのまま経済ストップしたら、世界はどうなってしまうのだろうか。
これが日本で起きたらどうなるのか。
早く収束してと願うばかりです。
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