コロナウイルスの市中感染が広がっているメルボルン 薬局でも緊張感を今までの2レベルぐらい上げて(気持ち的に)仕事をするようにしています。


今回は、このメルボルンの今の状況をざっと書いておこうと思います。

現在感染者が増えている地域は、ロックダウンされています。

どういう地域かというと、割と移民が多い地域。
移民の中でも、イスラム系や金銭的に政府から補助を受けている人が多い地域です。

特に問題になっているのは、その補助を受けている人たちが住んでいるタワー。
こんな感じ↓
Nine public housing estates have been placed into mandatory lockdown

多くの住人は、Refugeeと言われる難民。
中には英語を全く話さない人たちだって沢山いるんです。

問題は、これらの地域にはこのタワーと呼ばれる建物が密集していること。
Map showing location of Melbourne towers in hard lockdown.

そのタワー内で、感染が特に集中しているんです。

なので政府はこのタワーを完全ロックダウンしました。
各フロアに警察官をおき、外に出た人は厳しい罰則が課せられます。これが『牢屋に入れているみたいだ!』という声もありますが、実際は政府は食料を届けたり、薬を届けたりときちんと生活ができるように対応しています。
子どもが遊べるように、おもちゃが入ったBoxを各家庭に届けたりと、心遣いも感じられます。

確かにいきなりの感染者数スパイクだったので、準備もまだ出来ていないうちにこうなっちゃったわけなので、今後の課題は沢山あります。住人の中で障害がある人は?薬物中毒の治療が必要な人はどうするの?英語が分からない人はどうするの?妊婦はどうなるの?

そんな言葉も発せられています。
でも、それはこれからだと思うのです。私から見たら、今現在できることを、国はきちんとやっているように思います。


そう、ここオーストラリアは本当に恵まれていると思います。

だからこそ、甘いと感じることも正直あります。
この地域ごとのロックダウンが始まる時、住所を移したり、運転免許の住所を変えようとしたりする人たちがいたのも、ありえない。

今回の第2波は、以前のロックダウンの時よりも『常識』が通じない人が多い気がします。

では、なぜ今までうまくやっていたAUSで、今回ビクトリア州で感染者数が一気に増えてしまったのか?

私なりの見解を書きます↓
①季節ーオーストラリアは冬です。メルボルンは特に寒い。これはウイルスが増えやすく、感染しやすい季節。

②人口密度ーメルボルンの都市部の密集度は、オーストラリアNo.1

③海外から持ち込まれた感染ー海外からAUSに入国した人は、14日間ホテル隔離。ですが、管理するガードマン達がマスクもせずに働いていたこと。他の州では警察官によって管理されていましたが、メルボルンではプライベートな会社によって管理されていたので、従業員の意識や注意が足りなかった。

④言語の問題ー今問題になっている難民タワーをはじめ、移民はどうしても現地のニュースに疎い人が多いのです。何が起こっているのかも、知らない。そして関心もない。
だからロックダウンになったことも知っているのか?もしかしたら知らないで行動していた人も多いんだと思います。

以上が重なり、さらに非常識な行動をとってしまった国民の一部もあって、広がってしまったのだと思います。