薬局でFlu vaxが始まりました

Fluとはインフルエンザのこと。日本は春ですが、オーストラリアは秋。まだまだ暑い日は続きますが、朝晩は冷え込むようになりました そんな季節が逆のオーストラリアでは、インフルエンザワクチンは4月ごろからスタートするのが一般的です。早い所は3月から行っていますが、4月に打てば一番気をつけないといけない時期をしっかりカバーできます。

今日もFluワクチンを打ちに来局される方もいました。

COVIDワクチンのほうは、ブースター接種が以前よりも落ち着いてきていますが、プロテインワクチンのNoxaxaxがこれまた大人気でうちの薬局はまだまだ忙しいです。

子どものワクチン予約も入っていたので、Flu、Pfizer、Novavax、Pfizer キッズと複数を集中しながらハンドリングしていたのもあって時間が経つのが本当にあっという間に感じました。

今日はPfizerも結構予約入っていましたが、Novavaxも多かった
そしてカウンセリングもしっかり行いました。

2回目の接種で不安を感じている患者さんからは沢山質問がありましたが、最後には『説明を聞けて安心したわ』と言ってもらえたし、ファイザーでPericarditisを起こしてしまった患者さんは、『Novavaxを打ってもらえるところは数限られているので、見つけられて良かった!』と喜んでもらえました。

最後に来た患者さんは、IVFを予定しているのでその影響が心配で、相談しにドクターに会いに行ったけどあまり親身に話を聞いてくれなかったという女性。お話を聞いて、彼女の不安の原点がどこにあるのかを探っていきました。これはNLPのスキルですが、今日はそのスキルを知らないうちに自然に使っていることに気づきました。私は全くプッシュしません。ラポートを築けたら、あとは身を任せるだけ。ご本人が決めてくれます。最後は彼女自身が納得して、なんと今回の接種だけでなく2回目接種の予約まで完了ラポートって本当に大事だな、を確信した1日でした。

Flu vaxが本格的に始まると、もっと忙しくなるのでしょうが・・・
きっとその頃にはブースター接種が終わってくるかな、とも思ったり。

今日はメディカルカナビス(マリワナ)の処方もいくつかあったので、盛りだくさんな一日でした。

帰宅してご飯食べて、日本の薬剤師向けのウェビナーに参加。
トピックは『ポリファーマシーと減薬』についてどうやって処方提案を行うか?という内容でしたが、これって私が今やっている❝コンサルタント薬剤師❞の勉強そのもの コンサルタント薬剤師になれば、その処方提案が十分できる対等な立場になれるっていうことなのです。薬が悪いから~とか、飲みたくないから~という理由で減薬をすすめるのではなく、患者さんのQOLを上げるために、結果として減薬を勧めるっていうアプローチを患者さんにもドクターにもわかってもらうことも大事だなぁと思いました。そしてこのアプローチにも、NLPが使えるっっていうことにまた今気づきました(笑)・・・キリがないので、今日はここまでにします