いつもブログを読んでくださりありがとうございます‌オーストラリア薬剤師のマギーです。

今回は、ビクトリア州の新米ママのための産後サポートについて紹介します。

出産してから約1週間後に、住んでいる地域のカウンシルのMaternal and Child Health ナースから電話がかかってきます(出産した病院から新米ママの情報がカウンシルに渡るので、新米ママは何もせずに電話を待つだけでOK)。その時に、初めてのナースによるお家訪問の予約を取ります。

私が電話を受けたのは退院して数日後、訪問は生後7日目にスケジュールされました。

当日はナースが来てくれて、両親のバックグラウンドや現在どんなサポート体制があるか?(家族や親戚からのサポートはあるか?)等を聞かれ、さらに産後の体調、ベビーの様子、授乳について等などお話があります。ベビー部屋とコット(ベビーベッド)、そして寝かせ方等のチェックが入り、安全性についてもみてもらいます。

体重計も持ってきてくれるので、その場で体重測定。大抵、退院時に体重が減るので、それからどのくらい体重が増えているか?も大事なチェックポイント。私の場合は完全母乳なので、量が十分か?も体重の増減でわかります。

初回訪問時に、次回(2週目)の予約も入れてくれます。ナースが来てくれるのは初回のみ。以後は近くのMaternal and Child Health センターにベビーを連れて予約の日時に両親が行く形になります。

このサービスは初回訪問、生後2週目、4週目、8週目、4ヶ月目、8ヶ月目、12ヶ月目、18ヶ月目、2歳、3〜5歳まで続き、無料です。

予防接種もやってくれるみたいだし、勉強会、そしてマザーズグループもオーガナイズしてくれるみたいてす。住んでる地域で月齢が近いママ同士と会う機会も作ってくれるみたいです。私は年末年始を挟んだのもあり、1月のグループでは早すぎるので、少し遅くなりますが2月のグループに申し込みました。ドキドキです

心配なことをその場で質問できるのも安心。私は授乳中の痛みが心配だと話したら、担当のナースがラクテーションコンサルタント(授乳専門家)にアポイントメントを取ってくれました。

訪問は45分ぐらいだったと記憶しています。
毎回、こちらのグリーンブックにそれぞれの時期でベビーの成長サイン(〇週目では、ベビーが△△する、等))も書かれているので、そのチェックもしてくれます。

IMG_20231230_130148

さらに身長・体重、アドバイスも記録してくれます。グリーンブック、出産直後は中身を見る機会も余裕もありませんでしたが、こうやって使う機会があるたびに非常に良くできているなぁと思います。

24時間無料対応のヘルプラインと、子育て情報盛りだくさんで便利な携帯アブリ(MCHアプリ)の説明もあります。

日本での産後サポートについては未経験なのでわかりませんが、こちらのサポートはなかなか良いと思います‌私は実際、とても助けられています