オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

健康・薬


久々のお休みの日✨この日はコンタクトレンズの度数をチェックしてもらうためにOptmetristの所へ行ってきました

ロックダウンで過去2年ほど検査に行けず・・・

この前、眼鏡を新調した時に度数が上がっていることに気づきまして・・・

コンタクトレンズのチェックもしないといけないなーと思い、予約していたのです。

ちなみにメガネはOscar Wyleeでゲットしました

Oscar Wylee eyewear put to the test | OutInCanberra

モダンでおしゃれなフレームがあるのでおススメ。前から持っていたメガネはフレームもシャープなイメージだったので、今回は大きめフレームの丸メガネにしてみました。

仕事中はコンタクトレンズですが、やっぱり家ではメガネ派
パソコン作業も多いし、とにかくラクちんなので。


そしてコンタクトは、今回OPSMでチェックしてもらいました。こちらもチェーンでオーストラリア中にあります。メディケアがあれば、チェックは無料です。メディケアが無くても、プライベート保険に入っていればカバーされると思います。

オーストラリアでは、Eye checkは毎年行うことが推奨されています。


チェックして、コンタクトレンズ注文して、トータル20分で終わりました。

残念ながら度数は上がっていましたが、目に合ったコンタクトを注文できて満足。

天気が良かったので、15分ほど歩いてコーヒーが美味しいと口コミで評判だったカフェに行ってきました。コーヒーをテイクアウト。

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最近は、アーモンドラテが定番。後味がとっても好みのコーヒーでした。

これからレポート頑張るぞ

メルボルンは、春がやってきました

まだまだ寒暖の差が激しいですが、花も咲き始め、街が華やかになってきました。

春というのは、漢方や中医学でいう『肝』の季節です。(肝臓とは少し異なります。)

季節の変わり目に気をつけないと、

この『肝』がやられやすいんです。

『肝』がやられると、その影響は高血圧、ホルモン異常、そして感情にまで影響します。

だからこの季節、血圧が不安定になったり、ホルモンバランスが乱れたり、心が揺らいだりしやすいんです。

この時期に偏頭痛が多いのも、『肝』と関係しています。

一方、日本は秋ですね

秋は『肺』の季節です。特に肺は、外気のちょっとした寒さや空気の乾燥に影響されやすく、『肺』がとにかく冷え、乾燥しやすい。

だから秋になると呼吸器系の症状が出やすかったりします。

また『肺』は大腸経と関連があるので、

腸へ影響することもあり、IBSの症状が出やすかったりもします。

『肺』を潤すことが大事なのですが、

薬膳として気張らなくても、普段の食事で無理なく「薬膳」の要素を取り入れることはできます。

例えば、普段使っている油を、大腸を潤す効果の高いごま油の割合を多くしてみるとか、

肺・大腸経に効くシソを少し加えたり、

普段は肺から下へ下がるべきの『気』が、肺にパワーが無いために上に逆流する『気逆』になってしまっている時は、黒コショウを少し加えてみたり。

低フォドマップ食を続けている人は、低フォドの食材で薬膳的要素を取り入れることも十分可能です

なんせ秋は何かとイベントの多い季節ですので、

ストレスや忙しさで、夏に体力を失ってしまった体にガツン!と響くことも多いんです。

この時期を上手に乗り越えたいですね。


やっと朝晩肌寒く秋が近づいたと思えば、急に暑くなったりと服装の調節がしづらいメルボルンです‌昨日なんてバケツひっくり返したんじゃないかというほどの大雨&容赦なく降ってくるヒョウで窓が割れるんじゃないかと思ったくらいです(笑)


季節の変わり目に必ずついてくるのが風邪&インフルエンザ
cold&fluの季節がやってきました
ワクチン接種に関しては賛否両論ありますが、常にウイルスと接する医療従事者にとっては毎年必須です

南半球のオーストラリアでは、秋口の毎年3月に新しいインフルエンザワクチンが市場に出ます。
薬局では注文できないくらい人気なので、予防接種を行っているGPクリニックに問い合わせる必要があります。
オーストラリアでは大手薬局チェーンで薬剤師による予防接種を受けることも可能です。
やはり大きい会社は予防接種を手に入れやすいのですね~

今回は知らない人はいないであろう、大手ディスカウント薬局のChemistWarehouseで受けました。

普段はネットで予約できるのですが、今回はネット予約では時間を選択することができなかったため、電話で予約してみました。以前は$10ほどでしたが、今は$13に値上げしたようです。でもやはり他の薬局と比較しても安い!!
いつもやっているわけではなくて、予防接種日がそれぞれの薬局で決められていますので、早めにチェックして予約するのがおすすめです。

薬局に入り、問診票に記入して自分の番を待ちます。

Chadstone Shopping CentreにあるChemistWarehouseには、こんなオシャレなカウンセリングルームがありました。
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グリーンを基調としたモダンなデザイン。 


担当の薬剤師さんは薬剤師3年目の若い女性でした。
カウンセリング中に私も薬剤師であることを話したらお給料や仕事の話で盛り上がり、カウンセリングルームで薬局の内部事情をかれこれ10分ほど楽しくおしゃべり。

ChemistWarehouseほどの大手の薬局で働いた経験がないので、色々知ることができてためになりました。薬局はとにかくスピードが求められるので大変だよね、と皆思っていることは一緒なんだなぁと思いました。お会いしたことはありませんが、ChadstoneのChemistWarehouseには日本人のスタッフさんもいらっしゃるみたいですよ~!

今度詳しく書きたいと思いますが、感染症と自己免疫疾患って密接に関係しているんです。
感染症にかかり続けると、だんだん免疫がどこかでネジが外れたように暴走します。だからずっと健康でいるためには、どれだけ感染症から身を守るかが大事になってくるんです。

感染するのは免疫が弱っているから負けるわけで、逆に自己免疫疾患は免疫が強すぎて自分の体をも異物とみなしてしまい攻撃してしまいます。
免疫力アップ!という言葉をよく聞きますが、上げすぎると逆に自分を攻撃する自己免疫疾患につながってしまいます。大事なのはバランスなんですよね。

オーストラリアではインフルエンザと確定しても、タミフルを処方するドクターは少ないです。保険が効かないため、タミフルを買うと$60ほどしてしまいます‌かからないようにする方が絶対大事です。もしかかってしまっても、軽くすみます。
高熱が続くと本当に辛いですからね

ワクチンは効果発揮するまでに2週間を要します。なので是非、早めの予約をお勧めします


日本で代表的な抗炎症薬(痛み止め) といえば、ロキソニン2年前はロキソニンは処方箋がないと買えませんでしたが、今では『要指導医薬品』といって、処方箋がなくても薬剤師から対面での情報提供を受けたうえで購入可能というカテゴリーに分類されています。第一類医薬品との違いは、「ネット販売ができるかどうか」。この要指導医薬品はネット販売ができません。

この要指導医薬品、オーストラリアで言う「S3」というカテゴリーの「Pharmacist Only Medicines」と同じものです。

この要指導医薬品について知ったのは、実は大学の学生さんの発表を聞いたのがきっかけ。

大学にお邪魔した日に、たまたま海外研修の説明会がやっていて、そこにちゃっかり見学してきました。私が薬学6年生の時に薬学部の海外研修が初めて始まり、当初は韓国の薬学部だけだったのですが、私が卒業してからはアメリカの薬学部への研修も始まったようです。グローバル化しているようでとっても嬉しいです。(私はアメリカに行ったことがないので、非常にうらやましい!)なかなか他の国の薬学部について知る機会もないし、外を見て初めて自分を見つめるきっかけにもなるので、学生さんにとって良い刺激になると思います。

その説明会の時に、学生さんが日本の保険システムや薬学部、薬の分類についての発表をしていたんです。普段頭で分かっているつもりでも、いざ他人に説明するとなると出来ないもの。自分で理解してやっと人に教えることができると思うので、こういう『調べる→自分の言葉で伝える』という練習は海外研修前にはとても良い方法だと思います。(これを英語でまた説明するのは簡単ではないんですけどね
そのときに学んだのがこちら↓
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要指導医薬品って何?となった私。

この新しい分類は初耳だったので、勉強になりました(2年以上帰国してないからか完全に浦島太郎状態。アタフタ)

最近、すごく歯が痛くて(オーストラリアで3年前にガリガリ削られたあたりが疼いてます)歯医者の予約が来週まで取れず、痛みに耐えないといけないことになり…

イブプロフェンでは効かないのでロキソニンが必要だと自己判断。

要指導医薬品になったロキソニンが処方箋なしで買えることを知った私は、早速調剤カウンターのあるドラッグストアへ

たまに土曜日は薬剤師を雇っていない薬局もあるのですが、土曜日の昼だったのでまだ大丈夫だろうと甘く考えていた私。

大手ドラッグストアに到着。

私「ロキソニンが欲しいんですけど…」

薬剤師さん?登録販売員さん?らしき人「土曜日は調剤カウンターが開いていないので、ロキソニンは購入いただけません。」

あのぅ、私一応薬剤師なんですけど…
といっても無駄なので撤退。

仕方ないですけど、でも、何だかむなしい

その時、痛みが9 out of 10ぐらいまで来ていたので、粘ることなく即次の薬局を探すことにオーストラリアならボルタレンがOTCで購入できるのにと一瞬思ってしまったのを反省し…

なんと3つ目の薬局でやっと薬剤師さんに会えましたウルウル
 
そこで「3つ種類があるんですが、どれがいいですか?」と聞かれ、
「3つもあるんですか?何が違うんですか?」さらに「成分なんですか?」と質問しまくる私。

結局、
ロキソプロフェンのみ、ロキソプロフェン+酸化マグネシウム、総合感冒薬にロキソプロフェンが入ったもの、のような分類でしたので、普通のロキソプロフェンを購入しました。

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きっと面倒な人だと思われたに違いない

でも薬局は開いているのに、調剤カウンターが開いてないとロキソニンが買えないというシステムは、少々不便だと思いました





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