オーストラリアで薬剤師

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AUS薬剤師になる方法

いつもブログを読んでくださりありがとうございますオーストラリア薬剤師のマギーです。

皆さん、マクドナルドの【マックカフェ】がオーストラリア メルボルン発祥だってことご存じですか

カフェ文化が強いメルボルンから始まったので、(他の地域はわかりませんが)メルボルンのマックカフェで飲むコーヒーはなかなか美味しいですよ

そして、マックカフェに置いてあるバナナケーキやマフィンは、他のカフェとは異なりビッグサイズです~
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これだけアメリカサイズ?

イースターが近いため、今行くとホットクロス・バンがありますよ。

これもファストフードとしては一つ$3.5と勝負価格ですが、オーストラリアのチョコレートブランド、キャドバリーのチョコチップを使っているのが特徴のようです。

久々の朝マックで、新商品のブレッキー・ラップを食べました。鼻づまりだったので味が半分しか分からなかったけど(泣)美味しかったです。
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機会があればお試しください

さて、今日は『コンサルタント薬剤師』について少し詳しく書いてみたいと思います

先日の講演でも日本の薬剤師の先生方から『試験は必要なのか?』『どういうシステムなのか?』という質問を頂いたので、ブログでもシェアしようと思います。

コンサルタント薬剤師は、Accredited/Credentialed pharmacistとも呼ばれています。

これは薬剤師資格とは別で、+αの資格です。(予防接種をするVaccination pharmacistも薬剤師資格+αの資格なのと同じイメージです。)

コンサルタント薬剤師はメディケーションレビューを行う薬剤師の事で、薬局・病院とは独立して仕事を行います。もちろん薬局や病院で働きつつ、シフトが無い日にメディケーションレビューの仕事をしている方もいますし、薬局や病院には所属せずメディケーションレビューのみを専門に行っている薬剤師もいます。

いづれにせよ、メディケーションレビューを行う際は、所属無関係です。
(コンサルタント薬剤師になると、ABN取得など個人事業主としての手続きをする必要があります。)

資格を取得するには、オンラインでのトレーニングを経てメディケーションレビューに必要な知識や考え方を学び、ケーススタディーのアセスメントに合格することが必要です。

このアセスメントがかなり難しかったです。皆さん働きながら勉強するので、少なくとも1年は必要だと思います。私は、全てのプロセスを終えるのに1年半ほどかかりました。
そして3年ごとの試験があり登録料も毎年あるという
取得するのも、キープするのも努力が必要な資格でした。

最近システムが変わったので、アセスメントの難易度についてはわかりませんが、更新制度が無くなったのは嬉しいです。

というのも、オーストラリアの薬剤師免許は、元々毎年の更新制なのです。
更新するには、毎年
・現場で150時間以上働いていること
・CPDポイント(生涯学習)を40ポイント以上取得すること
が必要です。

それにコンサルタント薬剤師になると、この資格をキープするためにCPDポイントが60ポイントに引き上げられます。

今のところ、コンサルタント薬剤師の資格をキープするのに必要なのは上記の2点のみ。登録更新料は無くなり、3年ごとの試験も無くなりました。試験は無くなっても、ほとんどのコンサルタント薬剤師は常に知識をアップデートしていると思います。

論文や医療系の記事を読んだり、セミナーや学会に参加して勉強することでCPDポイントを取得します。

60ポイントって結構な勉強量だなと思ったのですが、メディケーションレビューで様々な患者さんと接する中で『これって何だろう?』と疑問に思うことを調べたり、それに関連する記事を読んで知識をブラッシュアップしていくと知らないうちに60以上たまっています。

参考になれば嬉しいです。

他にも多く頂く質問はブログでもシェアしますね



いつもブログを読んでくださりありがとうございますオーストラリア薬剤師のマギーです。

先日、オーストラリアで薬剤師になることを目標にしている読者の方から質問のメールを頂きました。これまでも何名かの読者さんからお問い合わせを頂いたことがあり、個別でお返事させて頂いていたのですが、私のメールがスパムボックスに入ってしまっているのか、連絡が取れなかったりすることもありまして
きっと他の読者さんの中にも同じような疑問や質問を持っている方がいらっしゃるだろうと思ったので、これからは公開回答させて頂こうと思います ※私の個人的な見解であることご了承ください。

まず、薬学部卒業後にオーストラリアに来るか、日本で経験を積んでから来るか悩まれている薬学生さんからの質問です。

Q. 語学学校以外に医療に特化した英語を学ぶことのできる専門学校や大学等はあるのでしょうか?

A. 薬剤師に特化した英語力に関してはOETが一番だと思いますが、それ以外ですと、
NAATIという通訳を仕事にしたい人のためののコースがあります。それ以外は医療系(例えば介護、看護など)コースを受けながら同時に語学も学んでいく方もいらっしゃいます。通訳の場合は幅広い英語力が対象で、医療系とは違ったスキルが求められるかと思います。医療コースの場合は勉強する分野に特化した英語に触れることになりますし、医療関係の資格取得もできますね。得た資格を使ってお仕事しながら(専門職なのでお給料も高めになります)KAPSの準備をすることも可能ですね。

※以前オンライン講座として提供させて頂いたOET講座につきましては、ご希望の方に資料のみバンドルという形で提供させて頂いています。(資料のみでズームセッションはありません。)日本にいる間又は語学学校でOETのクラスに入る前(多くの語学学校では、ある程度の英語力を習得してからでなければOETのクラスに入ることができません)に自己学習したい方向けです。薬剤師に特化した医療英語を重点的に学びたい方にも活用していただけます。ご希望の方はブログ問い合わせ欄よりお問い合わせください。

また以前に講座を受けてくださった皆様には、またイベントを開催したいと思っています


Q. 日本での薬剤師としてのスキルはある程度あった方が現地で就職する際には有利なのでしょうか?

A. 日本での経験を履歴書に書くことはできますが、現地経験重視のオーストラリアではそれが就職に直結するかどうかは難しいところかと思います。
私の知っている範囲になりますが、読者さんの中でもある程度の語学力を習得された後、薬局のフロアで働くポジションを得ている方は何名かいらっしゃいますそこで経験を積みながらKAPSを受けて薬剤師になるという流れが一番ゴールへの近道かと思います。

ですがオーストラリアに来られて薬剤師以外の仕事をしたとしても、そこで得たスキル(例えばレストランであればコミュニケーションやマネージメントスキル等)は次の職探し(薬局でも他でも)に活かせますし、薬剤師としての信用やマルチタスクのスキルは、他の仕事でも活かせると思います

薬剤師になる前の段階で日本での経験が直接的な就職に有利かはわかりませんが、仕事をしていく中でどこかしら必ず活かせると思いますよ。


現在KAPS試験のEligibility checkに必要なDocumentの準備をされている方からの質問も頂きました。提出書類についてpharmacycouncilのHPを見ても何が該当するのかわからないものがあるとのことでした。

まずはパスポートと戸籍謄本をNAATI資格を持っている方に英訳してもらう必要があります。他のOfficial photo-bearing documentはパスポート以外にオーストラリアの運転免許証を出した記憶があります。

さらに卒業した大学から卒業証明書、成績証明証を英訳したものを取り寄せます。私の時は、自分で大学のシラバスを英訳したものを添付しました。このEligibility checkは日本の薬学部で学ぶことがオーストラリアの薬学部のレベルと同等であることを証明するためのものです。海外では薬学部の年数が少なかったり、シラバスに大きな違いがある国もあるため(そういう場合はパスできず、KAPSとOETを受けるのではなく、一から大学に行き直さないと資格取得ができないこともあるみたいです)、それを確認する必要があるからなのですね。Evidence of registrationに関しては厚生労働省に問い合わせると教えてもらえます。

もし不明な点があれば、直接Pharmacy Councilに問い合わせるのが確実だと思います。

以上です。

面倒なことも沢山あるかと思いますが(私は皆さんのお気持ち十分わかります・・・。)、道はあります進むのみです。
応援しています

いつもブログを読んでくださりありがとうございますオーストラリア薬剤師のマギーです。

妊娠33週目(9か月の2週間目)前半は、高校生の日本語チューター、薬局シフトとメディケーションレビュー2件が入っていて盛り沢山。

メディケーションレビューは患者さん同士が同じエリアに住んでるので、同じ日にアポを入れてもらいました。この日、メルボルンの気温は34℃幸運なことに、この日は旦那ちゃんが送迎してくれました。

朝方3時に起きて以降寝つけず、軽く朝食を食べた後、8時ごろにベッドに戻って10時まで仮眠を取りましたこのお陰で、1日動けます。それからまた軽く食べて家を出発。

胃もたれがあるので、少量を回数分けて食べるようにしています。

今回一番心配だったのは、トイレ
トイレが近すぎて頻繁に行かないといけないので、この日は暑いけど水分摂取を控えてしまいました。

一番初めの患者さん宅ではレビュー時にスペーサーの誤った使い方をしていたことがわかったので、正しい方法を教えました。薬も沢山あったため、少し時間オーバーしましたが、喜んでもらえて良かったです

次の患者さんのアポまで30分あるので、旦那ちゃんと合流して近くのThe Fat Spatulaというガレット&クレープ屋さんで休憩。

旦那ちゃんがオーダーしたコーヒー。ハートに矢が刺さってるラテアートは初めて
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Ham&Cheeseのガレットは半分こしました。
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20分で出て、二人目の患者さん宅へ伺いました
今回の患者さんはかなり高齢の方たちでしたが、二人とも初めて会う私を温かく迎えてくれたのでほっこりしました

限られた訪問時間に全て見るのは難しいので、レビュー前にあらかじめ問題点を予測してから行きます。今回も無事に終了。後はレポートを書くのみです。

患者さん宅を出て、旦那ちゃんが時間つぶしに待っていてくれた場所まで歩いて合流しました。

まぁ本当に暑い一気に夏になったので、体もついていけてないのでしょうね大きなお腹を抱えて歩きながら、こういう外出はもう時期的に難しいかもなぁと思いました。

カフェで待っているのかなー?と思っていたけど、合流したのは旦那ちゃんがいつか私を連れていきたいと言ってた、隠れ家的なワインバー&レストラン。彼もこの日訪問した患者さん宅とこんなに近いとは思っていなかったみたいで、予定外の訪問。

レコードが流れる落ち着いた雰囲気。
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夜は満員になるのでしょうが、午後は静かで数名お客さんが食事を楽しんでいました。

Bone marrow と和牛のクラッカー乗せ
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ここのサワードゥーは美味しかった。
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この日は朝から全然しっかり食べてないので、栄養はかなり偏っていますが
(カフェでもきっと頼めるもの限られているので、そう考えるとマシな選択かも)
家帰ってから変な時間に食事を摂るよりも、ここで少しお腹に入れて、トイレも使わせてもらえて安心。

帰り道、本当はイタリアン街・ライゴンストリートにあるBekuというジェラート屋さんに行く予定だったのですが、人が多いのと車が停められず断念。

リッチモンドのジェラート屋さんPiccolinaに変更。
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Foodieの友人がここのピスタチオジェラートが一番おいしいと押していたので、一度食べてみたかったのです。一人では無理なので、旦那ちゃんとシェア。
他のジェラート屋さんよりもテクスチャーが柔らかめ。確かにピスタチオは濃厚で、少し塩気が効いていて美味しかった。


夕食は冷蔵庫に眠っていたトマホークステーキを焼きました。
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フライパンからはみ出ています。
これは旦那ちゃん両親とシェアしたけど、それでも余るほどの大きさでした。

気温が下がった午後8時半にTobyを散歩に連れて行き、寝るまでレポートを書いてこの日は終了。
送迎してくれて助かりました。
明日はしっかり野菜を摂ろうと思います

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

つい最近、ブログ記事でオンライン講座の公での新規受け入れをストップさせていると報告させて頂きました。

 

今日はそのOET準備講座についてのお知らせです。

✅リスニング問題が旧バージョンであること
✅以前組み込まれていた個別セッションが入っていないこと

を考慮して、現在はプライスダウンして提供させて頂いています。(個別に連絡いただいた方には直接詳細をご連絡しています。)

【リスニング 何が違うのか?】
以前はリスニングAとBの2種類でしたが、長ーい会話やレクチャーが多く、がつくほど難易度高めでした。他はできているのに、リスニングで落ちてしまう人も少なくありませんでした。
それが、改定後はA、B、Cの3種類になり、『疲れてしまうほど長時間のリスニング問題を2つ』よりも、『短時間のリスニングを3つ』かつ『患者さんとの会話が多め』で親しみやすくなっていると思います。

OET準備講座のリスニング問題については、旧バージョンのリスニングAとBの教材のままですが、旧バージョンの難易度が高い教材で練習は十分できると思います

ですが、

この講座の新規受け入れを、2023年5月末をもちまして完全にストップすることにしました。

私は、人生にはタイミングがすごく大事だと思うのです。皆さんも、やりたいことや会いたい人がいたら、どんなに予定が入っていてもその日空けようとしたり、少しでも時間作って会おうとするのではないでしょうか?

やりたい!と思うのはそういうタイミングなのでしょうし、人と会うのもタイミング。
そして、そのタイミングに、やりたい!とか会いたい!とか強い感情を持つから、実際の行動が生まれます。


元々、コロナ渦で海外を目指していた方が中々先が見えず、途方に暮れていた頃・・・。何か新しいことに挑戦しようと、やる気のある人たちがどんどん諦めていくのをみるのが悔しくて、何か日本にいる間から、自己学習しながら準備できる方法は無いか?と思って始めたこの講座。
そして受講生さんとのつながりも大切にしたいという思いが常にあります。

ポスト・コロナで見直しをしていて、
時間をかけて作った教材が、ご縁とパッションが重なってピン!と来た方、そして実際に使ってくれる方に渡ってほしいと思ったからです。

既存の受講生さん、そして5月末までに申し込みしていただいた方には、今後も今まで通り好きな時にアクセスしていただけますのでどうぞご安心くださいね!!!

そして現場に立ってからも役立つ資料や教材が沢山詰まっている講座ですので、是非是非、他の教材にアレコレ手を出すのではなく、今後も使い倒してください。


【OET準備講座の受け入れは2023年5月末をもちまして終了します。】

お問い合わせ・ご希望の方は、LINEもしくはブログの【プロフィール】ページ下の【お問い合わせ欄】よりご連絡お願いします。

※お問い合わせ欄にご記入していただいたメールアドレスに詳細についてご連絡します。(返信は遅くても48時間以内に返します。もし2日経っても返信がない場合は、スパム扱いされていないか一度ご確認いただけると幸いです。)

これまで医療英語(OET)とKAPSの講座をオンラインで提供してきました。







日本からはもちろん、オーストラリアや他の国から勉強してくださっている方々もいらっしゃいます。

そんな中、現在このプラットフォームで新規受講者さんの公での募集は一旦ストップさせて頂いております。

ウェブサイトをご覧になり、あれっ?と思われていた方、大変失礼しました。

すでに受講済みの方に関しましては、今まで通りアクセス可能です。そして、フルマテリアル(教材全部)お渡ししていますので、じっくり時間かけて進めてくださいね。
特に医療英語を勉強しようとすると、通常の語学学校では、まず一般英語のクラスに入って英語力をある程度身に着けてから、医療英語のクラスに配属されます。一般英語ももちろん大事ですが、そのクラスに入ってからずっと出られずに、医療英語を勉強する機会もなく帰国の日が迫ってくる場合も多くあります。

トピックも職種に全く関係ないものを使っての英語学習は、モチベーションも上がりません。
特に私のOET講座で提供しているスピーキング教材、そしてKAPS講座の計算問題は、現場に立つようになってからもお役に立てるかと思います。

かなり莫大なマテリアルなので、これが出来たら最強だと思いますが、尻込みしてしまう方もいると思います。まずは一歩踏み込むのが大切だと思うので、教材から最低限必要なものをピックアップして、気軽に試せるバンドルにしようと思っています。

ご希望の方はLINE、もしくはブログの問い合わせページよりご連絡ください。

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‌これからワーホリ&留学を考えている方へ

ポスト・コロナで国境も開き、留学やワーホリで渡豪される方が一気に増えました。ですが、中には出稼ぎという日本のメディアの言葉にのせられてしまい、英語力ゼロで無計画に来てしまう人もいるようです。

英語力ゼロでは仕事をゲットするのも難しく、それは無謀な上に後々苦しむことになりかねません。

メディアやSNSの甘い誘い文句に騙されることなく、
『海外で何がしたいのか?』『どうして行くのか?』
そして『現地で、具体的にどう時間とお金をやりくりしていくのか?』
『そうするためには今から何をしたらいいのか?』を考えてみると良いと思います








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