オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

薬局での日常

ここ最近、一気に寒くなったメルボルン

南半球では、通常4月終わり~9月がFlu seasonですが、今年は少し早く3月の時点でインフルエンザが流行り始めました。

薬局ではCOVIDワクチンとインフルエンザワクチンのダブル接種で、今年も忙しい時期が始まりました。

オーストラリアには様々なブランドのインフルエンザワクチンがありますが、65歳未満と65歳以上の人が受けるインフルエンザワクチンは中身が違います。

65歳以上の人は特定のインフルエンザウイルスに対する反応が弱いため、65歳以上対象のワクチンはそれらに対する反応を強めるようにできています。

強い・弱いという表現ではなく、その年齢層に適したレシピで作られています。

インフルエンザワクチンは毎年変わりますが、その年にどんな種類を入れるかどうやって決めているのでしょうか?

これは世界の5か所にあるWorld Health Collaborating Centreで情報収集&リサーチ&話し合いがされます。USA、UK、日本、中国、そして南半球はオーストラリアのメルボルンにセンターがあります。

ミーティングは年に2回。オーストラリアの医療機関に届けられるインフルエンザワクチンは、毎年9月に行われるミーティングによってワクチン株が決められ、製造されて翌年3月末に薬局に届きます。


オーストラリアでは抗インフルエンザ薬もありますが、処方されるのは今まで数回見たぐらいで、感染したとしてもあまり処方されません。保険外なので、高額です。
なので感染しないようにとワクチン接種が主流です。65歳以上の方、そして妊婦さんや特定の疾患がある65歳未満の方のワクチン代が、政府によって一部補助されます。

卵でアダプテーションするワクチンが主流でしたが、現在は哺乳類のセルベースのワクチンもあります。


コンサルタント薬剤師になって約9か月。

今年の5月にコンサルタント薬剤師の学会がアデレードで開催されるため、思い切って申し込みました
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今までオーストラリアでドクター向けの学会には数回参加しましたが、実は薬剤師向けの学会は今回が初めて

今回は3日間の学会。

フライトもホテルも予約しました。

アデレードは私がインターン薬剤師の時に、旅行で行ったのが初めて。
また行けるなんて嬉しい

今回は3日間みっちりスケジュール入っているので、ごはん以外の観光はできないかもしれませんがw

周りにコンサルタント薬剤師で知っている人がいないので、私一人で参加します。

知り合い出来るかな?今から少しドキドキします


先週取ったSwabの結果が来る予定が、クリニックから電話がかかり『再検査』となりました

その時はのどの痛みはだいぶ良くなっていたのですが、まだ体がだるい

でも仕方なくクリニックへ出かけて、歩きながらお日様の光を浴びて、じわっと汗をかくことが出来たので良し。

結局まだ結果は来ていませんが、おかげさまで熱も完全に下がり、喉の痛みもほとんど無くなりました
まだだるさは残っていますが、今週から復帰

それと同時に、ファイザー社のオミクロンB4-5対応ワクチンが薬局に入ってきました。
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今回は予想外に、GPクリニックよりも薬局に先に届きました。

結果、ワクチン接種とその問い合わせの電話応対で、薬局は今週から忙しくなりました

これはだるさも吹っ飛ぶ

さらに近くのGPも薬局に受けに来てくれました。

薬剤師の中でもワクチン接種できる人ばかりじゃないので、(私がいる時は)ワクチン関連の仕事は私が全て行います。通常の仕事にプラスαなので、今週は本当に息つく暇もないほど。

オーストラリアでは、コロナ以降、薬学部でワクチン接種のトレーニングが追加されました。これからはワクチン接種が必須のスキルになっていくのでしょうね。

現在インフルエンザワクチンも入ってきているので、徐々に開始する予定。

種類がありすぎて、薬剤保管用冷蔵庫は、常にパンパンです。
忙しいときは、一日があっという間に過ぎていきます。

オーストラリアでは今回で、ブースターは5回目接種となります。自己免疫疾患の人は、6回目。
でも前回の接種とコロナ感染から6か月以上経っている人が対象、となっています。

強制接種の時は患者さん対応が本当に大変でしたが(受けたくない人も多かったため)、
現在は積極的に受けたい人が来てくれるため、忙しいけど穏やかです

そして、接種できたことにめちゃくちゃ喜んでくれます。

受けることができて有難い、と。

たいていは高齢者か、若くても重い病気を抱えている患者さんです。

健康な毎日が送れなくなって、仕事も出来なくなって、どん底を経験したというご自身の病気の事を話してくれる患者さんもいます。

でもやっぱりそういう経験をすることで健康である有難さを身に染みて感じ、自分をケアしようと真剣に考えるようになるのですね。

本当に色々な人生があって、それぞれが課題に向き合っているんだなぁ・・・と感じることができる一週間でした。




皆様こんばんは。

明日、メルボルンを発ちます。

連勤続きでこの11日間、休みが1日だけでした

その間にメディケーションレビューのレポート書いたり、旦那ちゃんの病院のアポに付き添ったり。

Luna New Yearのディナーのお誘いもあり、久々にシティーのチャイナタウンにも行きました。

場所はFlower Drumという超有名中華料理レストランです。
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(お料理の写真は、インスタのストーリーでアップしたのでもう残っていないです。すみません
お料理はもちろん、サービスも素晴らしい。

隙間時間にFirst AidとCPRの更新のためのモジュールをやったり、仕事後に講習に参加したりするなど、仕事以外の予定もパンパン。

結果、頭が回っておりません

でも我ながら、良く頑張ったと思いますっ

そんな中、ハプニングも色々ありまして、

一週間前に取った飛行機のチケットが上手く取れてないことに気づき、焦って取り直したり・・・
(いやぁー、本当に焦りました
でも何とか同じ便で取れたのでラッキーでした!)

予定していたローカム薬剤師が他の薬局とダブルブッキングしていたため時間になっても来ず、ボスから連絡が来て私が薬局を開けることになったり・・・

何かそういう時期なのでしょうか??

何かしら影響を受けているのは私だけではないようで、同僚(しかも数名!)の車もダウンしたらしいですし・・・


とにかく無事に日本に行けますようにと願っています

明日は一日シフトやって、その後家に帰ってから空港に向かう予定です。日本入国に必要な検疫チェックもオンラインで終えたので、多分パスポートさえ持って行けば大丈夫なはず
パッキングも、明日の朝仕上げる予定です。


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学会に参加してきました

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Women&children's annual updateということで、婦人科系のトピック満載

参加してるのはドクターがほとんどだったと思いますが、聞いたら薬剤師も参加できるという事。興味があるトピックが多かったので6月から予約してたんです

8時30分〜6時30分まで盛り沢山の内容。難しいものもありましたが、沢山情報が得られて良かったです 

日本と同じように、製薬会社のブースも出ています。メディケーションレビューでも使えるように、休み時間に吸入薬のデモキットもしっかり貰ってきました

‌モーニングティーとランチ、アフタヌーンティーも含まれています。人が多すぎて写真は撮れませんでしたが、なかなか良かったです。バリスタコーヒースタンドでコーヒー2杯ももらったので、疲れを感じることなく聴講できました

特にピルとホルモン療法の知識をしっかり定着させたいなぁ。

来年の学会も、その場で申し込んで来ました。‌
もし今後、メルボルンで学会参加される方は一緒に行きましょう。

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