こんにちはオーストラリア薬剤師のマギーです。

コロナの影響で勉強会がオンライン制のものも増えたため、ここオーストラリアから日本で行われている勉強会のいくつかに参加することが可能になりました。

なので私はチャンスがあれば、オーストラリアのオンラインセミナーに加えて、日本でのオンラインセミナーにも参加するようにしています。

最近参加した『爪・フットケア』の勉強会。

私は小さいころから足の爪(親指の巻き爪)に悩まされていたので、靴選びは慎重だし、足(脚)の健康に関しては個人的にとても興味がある分野です。

特に薬剤師という職業柄、立ちっぱなしなので立ち方や歩き方、足(脚)の使い方は体調に直接影響することを自覚しています。

100歳まで自分の足で歩ける自分になれるように突き進めていって、前回日本に帰った時にさとう式リンパケアのシューマイスターも取得するほど。
効果がすぐにわかったのでそれ以来ずっと、足のテーピングをしたりケアを続けています。
以前は立ちっぱなしで疲れてしまい、毎週マッサージに通わないといけなかったのですが、今では足の疲れはほとんどありません(笑)マッサージもずっと行っていません。(逆にマッサージに行くと、もみ返しが酷くて逆効果

そして爪のケアも自分でやっています。爪も足の機能の一部。爪がなければ、歩くことができないほど重要なパーツです。他の人に切ってもらうのは怖いので、ネイルサロンには行けません。

話は勉強会に戻り・・・
日本は超高齢社会にも関わらず、この『爪・フットケア』についてまだ情報があまりありません。

脚にトラブルがあると、どんどん歩き方に不調が出て、結果的に腰の痛みやひどいと関節の変形まで支障を起こしかねません。そして若い人たちもハイヒールや足に合わない靴を履いていると、どんどん足から健康が崩れてしまいます。爪を見る機会なんてあまり無いですし、高齢の方は歩きにくくなってもそれが足のちょっとした傷や爪の変形のせいだとは思わないでしょう。糖尿病の人が足を気にするのは当然ですが、本来は年齢・基礎疾患の有無に限らず、フットケアを行うべきだと思います。

オーストラリアはPodiatristという足・爪の専門家がいます。(が、一般人のフットケアに対する意識は高くないと思います。)日本では爪のトラブルがある場合に誰に相談すればいいのか?が不明確なのです。

そんな中、このマッチングサービスを介して専門の施術者を呼び、患者さんに施術を行うイベントを開催している薬局さんがあるそうです。

'歩く'を支えるマッチングサービス
https://www.yrk.co.jp/ashist/

予約制で一人30分ほどの時間を取り、爪ケアからケア方法の指導、時間が余ると足マッサージなど行ってくれるそうです。

これ、素晴らしいと思います。
私が日本の薬局で働いていたら、是非活用して爪・フットケアを広めたいです。