オーストラリアで薬剤師

オーストラリアでの日常、薬剤師キャリア&子育てについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、子育てなどについて綴っています♪

コンサルタント

はじめてのHome Medication Reviewは、不安を感じる薬剤師も多いでしょう。

AACP(Australian Association of Consultant Pharmacy)は、そんなデビューほやほやのコンサルタント薬剤師を対象に、無料のメンターサービスを提供しているとのこと

メンターサービスは、AACPがメンターと結び付けてくれて、そのメンターがレポートを見てくれるというもの。

コンサルタント薬剤師の資格が下りた時に、『最初のHMRレポートを書いたら連絡してね』とメールに書いてあったので、早速連絡してみました。

2日後にメールで返答がありました。

結果いろいろとアドバイスをいただき、クリニカルな部分で勉強になることもありましたが、やっぱり患者さんを診ていない分、正直突くポイントが少しずれているように思いました。

最初アドバイスを読んだときに、『???』となり、私のアプローチの仕方に問題があるのか?と思ってしまいましたが

そこが患者情報もインタビュー内容も全部与えられているアセスメントとは異なるところだと、後から気づきました。

でもこれはありがたいサービスだと思います

このメンターサービスでのやりとりを通して、ドクターは何が知りたいか?を考えて内容を構成するのが大切なのだと、改めて感じました。

そしてこれは数こなして、経験することが大事なんだろうな。

アドバイスもらった後、少々考え・・・
結局内容は変更せず、伝えたいことがよりシャープに伝わるように考えつつ文章を少し修正して、レポートを仕上げました。

そしてドクターにメールで提出しました





この日はメディケーション・レビューのため、初・患者さんのお宅へ✨

家から電車に乗り、そしてV-lineでさらに1時間30分。

リジョナルに行くときは時間も交通費もかかるため、特別手当があると知り、それも申請しました。申請もオンラインでするのですが、初めてなのでよくわからず、カスタマーサポートに電話して聞いたところ、丁寧に教えてくれました。


メルボルン市内はMetroという電車で、リジョナル(田舎エリア) ではV-lineという電車を使います。リジョナルというと田舎と訳されがちですが、オーストラリアは広大なのでメルボルンから離れていても栄えている街も結構あります。
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シティー内で仕事している人も、毎日このV-line を使って通勤している人も多いです。
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このV-line、私はほとんど利用したことがないのでちゃんと間違えずに乗れるかが心配!だったのですが、無事に時間通りに乗れて一先ず安心。

Southern Cross Station から出ずに、直接プラットフォームに行けるので便利。mykiで乗れます。(乗車中に途中でチケット確認がありますが、mykiを渡してスキャンするだけなので大丈夫)
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ピークアワーじゃなかったので空席も多く、電車に乗って景色を見ながらの移動もたまには良いですね。
カンガルーもレールの近くで沢山走ってました。のどかですね〜
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終点Seymour 駅で降りてからはグーグルマップを頼りに患者さん宅へ。

かなり複雑なコンディションを抱えている方だったので、予定よりもインタビューに時間かかってしまいましたが、やっぱり直接会うと色々なことがわかります。オンラインで行う事も出来ますが、今回は初めてなので経験も兼ねてface to faceで。

インタビュー中に色んな情報が入ってくるので話しがあっちに行ったり、こっちに行ったり....初めて会う方なので、バックグラウンドを知るには現在服用している薬のみ見ていては何もわかりません。たくさんの情報の中から、重要な情報を見分けるのって容易じゃない。

もっと効率よくできる方法は無かったのかな?と終わってから思ったけど、初めてだしこれも経験ですよね。

帰り道は歩くのが辛いほどかなり雨と風が強かったですが、帰りの電車にも予定どおり乗れて、景色を見ながらインタビューのまとめを書き留めました。
これからレポート作成です。


この度Accreditaionに合格し、コンサルタント薬剤師になりました

まずはレポートがパスしたというメールが届き、

フィードバック入力、
登録のための住所確認、
認定料金の振り込み
をオンラインで行い、

2日後に名前が登録されたとの連絡がありました。

これから患者さんの家や介護施設に行って薬のレビューができるようになりました

オーストラリアの薬剤師はContinuing Professional Development(専門職能継続学習)制度があり、知識を保つために毎年CPD40ポイントを取得しなければなりませんが、このAccreditaionを取得すると20上がったCPD60ポイントを取得することが求められます。

さらに3年ごとに試験があるので、それにもパスする必要があります。

このAccreditaion資格を保つためには努力が必要ですが、スペシャリストとして仕事の幅が広がるのは少しワクワクします。


まだまだ薬局の仕事が忙しいのと、7月は他の薬剤師のカバーをしないといけないためすぐには取り掛かれないかもしれませんが、少しずつ準備を進めていきたいと思います。

後日、正式にバッチと証明書が届きました↓
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直しをしてやっと提出したレポート・・・



通常15日ほど採点にかかると言われましたが、今回はスピーディーに5日後に連絡がありました。



『合格~

うれしい~

結果が来るまでゆっくりしたいなーと思ってましたが、意外と早くてびっくりです( ゚Д゚) 

全然ゆっくりできなかった(笑)

同時に次のケーススタディーが発表され、今日から提出期限までのカウントダウンが再び始まりました。

あれで落ちたら、正直今度はどこを直せばよいのかわからないと言えるほど、かなり深く勉強できた今回のケーススタディ。この日はVictoria州で大きな地震があり、ちょっと動揺した一日でした。

コンサルタント薬剤師記事の続きです。

(前回の記事はこちら↓)



フィードバックを受けてやり直し、さらにもう一度見てもらってやり直して提出したレポート。


これでダメだったら、お金を払って別のケーススタディーをやり直すことになります。

今まで時間をかけてきたのもあり、このケーススタディーはこれで合格をもらいたいなぁ

思いが大きい分、提出する時はドキドキしました。
(提出ボタンを押す前が特に!!笑)

でもやっぱり『調べて、自分で(手書きでもPCでも)文章にする』という作業を行うと、本当に頭にしっかり知識として残ります。

OET講座では受講生さんから『ライティングはどうやって勉強しますか?』という質問を受けるのですが、それも同じ。
とにかくパターンを書いて覚えてみてください。

スピーキングも同じです。

薬剤師特有フレーズのパターンがあるので(これは講座に入るとマニュアルがもらえます)それを体にしみこませることです。

とにかく、自分で手を動かしたり、ちょっと手間をかけて行う事で定着度が一気にUpするのです。

それも片っ端から手を付けるのではなく、ゴールにきちんと合った方向性で行えば、効率良くなります。
このコンサルタント薬剤師になるためのプロセスは(特に普段の仕事をしながらだと)決して容易ではないですが、今まで学びたかったことが学べています。チャレンジして良かった

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