オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、Low FODMAP dietなどについて綴っています♪

スペルト小麦

先週は薬局のオーナーとPharmacist manager(薬剤師のボス)が旅行に出かけていて人手不足という状況

しかも薬剤師は私一人なので、ランチタイムは無しの毎日11時間立ちっぱなし

今回はさすがに疲れました…

ランチは立ちながら食べることができるサンドイッチを毎日持参
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スペルト小麦でできたLow FODMAPの食パンで有名な『Alpine社』のWholegrain食パンに、
たっぷりほうれん草+キャロットラぺ+豚肉のチャーシュー+グリルした赤パプリカ+ハルミチーズを挟んだ手作りサンドイッチを一口食べては患者さんが来られ、
また一口食べては電話が鳴って・・・

の繰り返し。笑

時には水を飲むのを忘れるぐらい集中してしまうので、アシスタントのJennyが「紅茶入れようか?」と言ってくれて、紅茶を用意してくれたのはとっても有難かったです・・・
(今回カフェイン摂取は許してください)

持っている体力を全て使い切りました
さらに仕事で分からないことがあって、帰宅後に前の職場でお世話になったオージーの薬剤師さんに相談させてもらったり、調べものしていたりしたので、結局睡眠時間が十分にとれないまま次の日を迎えるというサイクルになってしまいました‌ 

でも困った時に助けてくれる人達がいるのはとても心強いです

体力パッツパツなのにも関わらず、仕事終わりに同じく日本人薬剤師のNさんとディナーをして、私がもっと話したかったのでカフェに移動して11時近くまでおしゃべりに付き合ってもらったり・・・
楽しいことも沢山ありました

ディナーに頂いたのはベトナム料理
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上がRice Vermicelliというお米の麺を具が入った汁につけて食べるつけ麺風、下の料理は麺の上に野菜とターメリックで味付けされた白身魚が乗っていました

で、今週に入り、7月3日は皆既日食だったからか(月の影響って実は大きいです)、
疲労によるものかはわかりませんが、
気を使っていたのに、ついに風邪ひきました(チーン)
久々の風邪は結構キツイです。

まぁ自業自得なので仕方がありませんね。
今週は日本語チューターの仕事も全て断って体を休めることに専念します。

体調崩されている方かなり多いようですね。
デトックスだと思って体に身をゆだねることも大切なのかもしれません。





京都にあるパン屋さん 「ブランジュリ ロワゾー・ブルー」の弘岡桂子さんにお会いしてきました

こちらのパン屋さんは「強力粉」をすべて「古代小麦」に変えてしまったパン屋さんなんです。
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古代小麦は、グルテンとフルクタンが普通の小麦よりも圧倒的に少ない健康的な小麦です。ですがパン屋さんにとって、強力粉をGive Upするということはものすごい決断なのです。(詳しくは前回の記事でご確認ください。)ママパンシェフ通信の桂子さんの記事をブログで拝見し、その職人魂に感動した私は、オーストラリアから桂子さんに猛アピール

『ママパンシェフ通信』の記事はこちら

お店を開けていない日にも関わらず、パンを用意してくださり、さらにお時間取ってくださりお話しする機会を頂きました
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今まで小麦製品を避けてきたので、パン屋さんとはもうご縁がないと思っていました。でもお店に入った時の焼き上がりのパンの香り、そして焼きあがったパンを見て、自分でも信じられないくらいテンションが上がりましたIBSでも安心して食べることができるパンが、こんなにいっぱいあるのですから
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試食させてもらったパンを口にした瞬間、「こんなおいしいパン食べたことない」もうすでにクオリティーがものすごいのに、常に常に、もっと良いものに改良を!と研究熱心な桂子さんは真の
職人さんです。強力粉を使うのをやめるという決断は、パン屋をあきらめることと同じくらい勇気が必要だったと思います。しかし桂子さんの強い決心と、アイディアと、才能そして努力
桂子さん&桂子さんのパンの大ファンになりました
他にもグルテンフリーのパンも作られていますので、アレルギーで今までパンとは無縁の生活を強いられてきた方にも是非試していただきたいです

今回お願いしたのは、『低フォドマップのパン お任せ
古代小麦のスペルト小麦を使用した様々なパンを用意してくださいました。
こちらはスペルト小麦食パン。
ふつうの小麦よりも甘みがあり、しかもこの柔らかさに驚いてしまいました。(オーストラリアのスペルト小麦パンはハード系が多いので)これは毎朝パンを食べる方にお勧めです!スプレッドやサンドイッチにも使いやすいので◎IMG_20190123_112243


さらに驚いたのは、スペルト小麦のフワリちゃん。
本当にふわっふわなんです。同じスペルト小麦を使っているの?と疑うほど。(この時点でもうオーストラリアのスペルト小麦パンの魅力がなくなります。笑)
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ハード系のスペルト小麦 パン・ド・ロデヴというフランスのロデヴ地方のパン。
桂子さんの修行先の思い出のパンだそうです内層に気泡が入っているのが特徴
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こちらはスペルト小麦のカンパーニュ。カンパーニュは「田舎」という意味で、ドーム型のずっしりとしたフランスパンです。
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スペルト小麦のバゲット
ガーリックオリーブオイルとの相性抜群バゲットってお料理に添えてあるサブのイメージでしたが、バゲットでこんなにおいしいと思ったのは初めてです。
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桂子さんのスペルト小麦を使ったハード系のパンは、中は柔らかくて、風味が豊か。とにかくずーっと噛んでいたいそしてちょっと良いワインと生ハム、チーズと一緒にディナーを楽しみたい気分になります。

こちらは、スペルト小麦のマカダミアナッツ入りパン。IBS では制限が難しいナッツでも、マカダミアなら大丈夫なので嬉しい
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米粉のパン
きめが細かくて、口の中でホロホロっと溶けてしまいます。
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こだわりある桂子さんのパンは、アレルギーの方、私のように不耐症の方、ビーガンなど食事制限がある方はもちろん、桂子さんのパンを求めてファンのお客さんが遠方からわざわざ来られるというのも納得です

最後にお店の前でパチリ
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とーっても素敵なお方です桂子さん、有難うございました



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