オーストラリアで薬剤師

オーストラリアでの日常、薬剤師キャリア&子育てについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、子育てなどについて綴っています♪

ブリズベン

働いている方、ママさん、介護されている方、
そして薬剤師の皆さま、本当にお疲れさまです。

今、コロナウイルスの影響でとーっても厳しい時期になっていますね

WHOからのパンデミック宣言が発表され、

私も薬剤師業界で今後どういう措置がとられるのか、それを不安も交じりつつ待っているところです。

多くの方が職を失い、その傍ら、24時間働き続けてもう倒れそうな方もいます。

株式市場がクラッシュし、グロバール不景気が、ついに来た

昨日、薬局勤務後にセミナーがあったので、へとへとになりながら薬局のドアを閉め、30分車を走らせてセミナー会場に向かったんです。

そうしたら、ドアに張り紙があって、
「今日のセミナーはキャンセルになりました」との一言・・・。

日本だったらメールで参加者にお知らせが行くと思うのですが、
それも無いほど、忙しかったのかな?

またまた30分かけて帰宅。まぁ、仕事後にドライブしたと思えばいいか(笑)
事態は刻々と変わっているため、ドタキャンも仕方ないですね。
仕事中はそういうニュースが入ってこないので、家帰ってネット見てから事態を知る!みたいな感じ。

仕事終わる直前にメルボルンも危険度を2ランク上げたので、ドタキャンになってしまいました。
30分車を走らせる前に、もう少し早く教えて欲しかったけど、確かに集まりは避けたほうが良いので、まあ結果的には良かった、ということにしています

日本でもきっと同じだと思いますが、
今、薬局や病院はパニックですね。

オーストラリアではトイレットペーパーをゲットするために殴り合いの喧嘩が多発。
ティッシュもキッチンペーパーも同様。

本当に情けないです。

ここまで『自分!自分!自分!』
自分しか見えていない。

薬局でも、トイレットペーパーは売り切れ。
先週は大量のトイレットペーパーを仕入れ、数えている間にもうお客さんが取っていくので、店内は本当にカオスでした。数えてる間に品物が無くなっていくので、受け取る作業にものすごく時間がかかってしまいました。

患者は薬の在庫も危ういという話を聞いて、パニックになり薬局に来て薬をあるだけ買い占めたり・・

もうすでに在庫切れの薬がいくつかあります。
薬剤師は、他のブランドで在庫があるものを一から調べないといけないため、調剤にものすごく時間がかかります。

ランチタイムなんて、薬剤師は元々無いけど、
今はマジでありません

不規則になっているので、若干胃痛あり(笑)
でもこの原因は分かっている・・・そう、ストレスというヤツだ!

N95マスクが3か月待ってやっと2箱手に入り、
それを原価で売っています。(以前のブログで書いたように、前までマスクはあえて売らない方針だったのですが、今回はオーナーが売ると決めました。)横流しですが、マスクを本当に必要としている方々もいるためです。

先週土曜日に、メルボルンのGPが感染したというニュースが入りました。
そのGPの名前も、クリニックの名前も、顔写真まで公開され、
メディアの反応に、私はとても残念な思いです

アメリカから戻ったドクターだったことは確実。
確かに仕事を休まなかったのは事実。でもその頃、アメリカからの豪州入りに何も規制が無かったので、100%そのGPを責めることはできません。
そして、まだGPにマスクも支給されていません。
(薬局なんか、きっと二の次よね)

メルボルンでは救急病院にコロナウイルス感染のテスト待ちの患者で外まで列を作っています。

医療従事者はフロントラインで働いているのにプラス、過労状態。
そりゃ感染リスクも高まりますよね。

今週も、薬局に患者さんがドシドシ押し寄せてくる状態なのですが、
あるドクターがマスクを買いに来たんですね。

マスクはN95しかなく、しかも箱ごとではなく、一枚ずつ売っていることをフロアスタッフが伝えたんです。

ドクター:「箱ごとじゃなくてバラで売ってるのか!」
スタッフ:「はい」

ドクター:「いくら?」

スタッフ:「○○ドルです」

ドクター:「ぼったくりだ!そんなのおかしいだろ!」

スタッフ:「‥‥」

ドクター:「君たちは何考えてるんだよ!僕たちはフロントラインだぞ!だから必要なんだ!そんなに値段上げてどうするんだ!」

Fワードも沢山聞こえてきたので、とりあえず待っている患者さんの調剤を終えて、私参入。

私:「原価で売ってるんです。原価がこれだけ高いんです。」

ドクター「嘘つけ!俺たちフロントラインで感染リスクが一番高い所で働いてるんだぞ!」

私:「嘘じゃありません。3か月待ってやっと入ってきたストックなんです。」

ドクター:fワード連発

私:(もう我慢できず
  「私たちだってフロントラインよ!マスクの在庫はもう3か月前からずっとゼロよ!責めるなら政府に言いなさいよ!私たちだってマスク無しで働いてて、政府からの供給を待ってるところなんです!」

結局ドクターはティッシュ3箱買って出ていきましたけどね

日本だったら「すみません、申し訳ありません。」

私もWe are sorryとか言うけど、
私たち何も悪い事してないじゃないですか~。

もちろん、サービスなのでもちろん丁寧に接することは重要です。
だからってすべてに当てはまるのではなく、
明らかに限度を超えた態度のお客さんには、
お店に帰って来てほしくないので、普通の応対はしなくてもいいんじゃない?

強くなったな、自分。

『あーあ、面倒くさっ!』←私の素がバレバレですね(笑)
そして、次!次!
いちいち考えていても仕方ないので、もう次のことを考えましょう。的なスタンスです。

日本の皆さま、「すみません、申し訳ありません」
これは日本ではそうしないといけないけれど、
口だけにしてくださいね。耳でずっと聞いていると、本当にマインドがやられちゃうから!!

薬局やドラッグストアを含めてリテールで働いている方々、

本当にお疲れさまです。

1月下旬の中国の旧正月から、ちょこちょこコロナウイルスのことを書いてきました。

-----------アーカイブはこちら------------------------------------------------------------------------------------------------
オーストラリアの日本人コミュニティー&白人コミュニティーでは、まだまだ誰もコロナウイルスについて話題にもならない段階の話。

割と多くのオージーが『コロナウイルス』という言葉を知ってきた段階。同時に、海外に住んでいる立場で色々と考えさせられた時。

政府が動き出した時期。

中国からの情報と、オーストラリアに来る情報の温度差が激しかった時期。

この状況で、日本だったらどうなってる?と本気で考え始めた時。
オーストラリアではまだまだ知らない人の方が多くて話題にもあがらなかった時期。

アジア以外の国籍の方からの問い合わせが増えてきた時期。
日本人コミュニティーでも少し話題には上っていた様子(?)でも日本に帰国予定がある人たちだけ。
白人コミュニティーは「オーストラリアは余裕余裕!大丈夫っしょ!」的な感じ。
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これ読んでいただけるとわかって下さると思うのですが、

その間、オーストラリアのメルボルン(他の州ではわかりませんがw)では、
コロナウイルスのジョークや、アジア人への批判、そしてイージーゴーイングすぎるオージーらしい『マスクなんてなんでしてるの?』という反応がずーっと続いていました。

ずーっと、です。

アジア人批判で辛い思いをした人は世界に沢山いるのでしょうが、幸い私は、白人のコミュニティーで働いているのにも関わらず、そのような思いはまだ受けていません。

確かに、マスクがあったから感染が防げるか、というのは疑問です。
でも、この一か月間、私はブログにも綴っていたように危機感を感じていましたが、オーストラリア全土は本当にのほほーんとしていました。

それが先週から一気に急展開。

イラン人からの感染がオーストラリアでも確認され、急に皆パニック!
イージーゴーイングはどうなった??という程、本当に一晩で見事に
トイレットペーパーも、ティッシュも、牛乳も、卵も、水も全て市場から消えました。

スーパーはもちろん、薬局の棚からも全て消えました。

お客さん:『いつ入荷するの?』
私:『未定です』
お客さん:『未定ってことはないでしょ。おかしいでしょ。』


・・・だって卸からのサプライが『ゼロ』なんですもの
(自分たちが職場で使うトイレットペーパーもないんじゃないかとヒヤヒヤした日もあります。)

フェイスブックでは「薬局でマスクやアルコール消毒剤が高額で売られていて、あり得ない!」という批判の投稿が続き、

これにに私は誠心誠意、

「すでに山火事の時点でマスクは卸のストックもゼロ。今は手に入らないし、ストックにありつけても卸が値段を上げている。利益を得ようとしている人たちはいるけど、私の薬局ではたとえ原価で売っても元が高いから、患者さんがまるで私たちが上げているかのように誤解されるだけだし、そんな現状で倫理が無いから売らないことにした」とコメントしました。

それでも後から「卸が値段あがっているのは確かだけど、そうやって儲けるビジネスなんて悲しいですね」というランダムなコメントに一瞬ですが少しモヤモヤしてしまった私でございます。(落ち着け、自分!!笑)

でもね、マスクは本当にオーストラリアで手に入らないんですよ。
病院には供給されているみたいですが(病院勤務の患者さんが教えてくれました。)、薬局には全く来ません。
私たちはマスク無しで薬局で働いています。オーストラリアはほとんどが輸入に頼っているからね。
だから政府からの供給があるまで、マスク無しで仕事します。

抗がん剤治療している患者さんから『マスクありませんか?』って言われた時が一番心痛みました。
『ハンドサニタイザーも無いの?何もできること無いの?』って・・・。

そうだよね、治療中必要だよね・・・。
本当に必要としている人に、届けてあげたい 

マスク無しの仕事、まだ怖くはないんだけど、とにかく今の状態が本当にカオスで、それが不安かな。
毎朝、卸から昨日オーダーした薬が届くのですが、現在は届くのが昼の12時過ぎとめちゃ遅い。
薬も皆、2-3か月分もらいに来るから、色んな薬局が大量注文するわけです。卸もパニックで、作業に時間がかかりすぎている状態。薬局側からすると、卸から薬を受け取るのが昼過ぎだから、朝患者さんに薬が渡せない。
そして大量に注文するので、受け取る作業にも時間かかる。
患者はパニックでどんどん来るし、解熱鎮痛剤なんてもうストックが無くなったブランドもあるほどです。

1人が2-3カ月分は余裕でもらいに来るので、処方箋の枚数も半端ない。

しかも、昨日はウェブスターパック(日本でいう一包化)の依頼&変更が6件来て、調剤室がすんごいことになっていた(笑)

「これ、今日中に終わらないかも・・・」と途中で本当に心折れそうになりました(泣)

もう一人の薬剤師さんが手伝ってくれたので助かったけど、これは薬剤師一人では無理二人必要。

自分の飲んでいる薬の生産国を気にする人、Made in China やIndiaだったら他の国で作られている薬にしてほしいなんていう無茶なリクエストされたり、とにかく大変 

薬局に置いてある一つ一つを指さして「Is this made in China?」なんて聞かれても、私そんなの『知りません。』

そういう人の応対に追われている私たちを、順番待ってた患者さんがもう呆れて、
『あなた、おかしいわよ!』
と患者vs患者で喧嘩勃発 

一人一人の応対に、時間が何倍もかかってしまっている状態。

日常業務に支障が出ちゃってます。

日本の薬剤師さんは、どういう状況なんだろう?
どなたか是非シェアしてください!










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