オーストラリアで薬剤師

オーストラリアでの日常、薬剤師キャリア&子育てについて綴っています♪ 

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薬剤師国家試験

久々の投稿です。

前回の記事はこちら↓



この合格したレポートが課題の一つ目。

あと3つ、続きます

2つ目のレポートは昨年2021年の10月~12月にかけて取り組んでいました。
ちょうど薬局ではCOVIDワクチン接種がピークを迎えていた時期で、フルタイム以上のシフトをこなしつつこのレポートに取り組んでいました

今回の課題は『躁うつ病 Bipolar』の患者さん。
レジメンも複雑で、結構苦労した課題です

仕事でほとんどの日が埋まっており、仕事が無い時も食べる以外はレポート課題に取り組んでいたので、毎日休む暇が無くて心が折れそうな時もありました。そんな中、ちょうどこんなイベントがあり、疾患は違うのですが、自分の中ではグッドタイミングなアクティビティーでした。


ロックダウンが明けたころでもあったなー。

かなり頭を悩ませたのが課題をもらってからの初めの1か月間。22枚のレポートを一度完成させたのですが、ちょっと違うと思ってもう一度大きく方向性を変えることになったんです 時間にもう少し余裕があったら良かったのですが、毎日のように仕事が入っており、時間がなさすぎて正直焦りました

でも今回もチューターにお世話になり、電話でディスカッションして話の持って行き方がすこしわかり始めてからは、レポート完成までスピーディーでした そしてたった15分のディスカッションでしたが、色々とコンサルタント薬剤師についての質問もできて、目標を再確認できたのも良かったです。『よし、もう少し頑張ろう!』と思えたし、その気持ちがまたさらに一歩進むエネルギーになりました。時間が許すまで再度リサーチをし、レポートの直しをしました。

おかげさまで締切に間に合うだけでなく、2度目の提出で『合格』をもらいました 
今回の課題で、特に抗うつ薬と向精神薬についての知識がめちゃくちゃ身についた気がします。

少し残念だったのは、2回目の提出をしてからたった2日後に結果が出たこと。合格は嬉しいのですが、それと同時に次の課題が発表されるんです。そこから提出期限までのカウントダウンがスタートします。後少しだけ、課題を考えない時期が欲しかったなー(笑)



Stage 2の選択問題、1回目の挑戦はあと少しの所で全敗
(前回の記事はこちら↓)

 
2回目にチャレンジするまでに、とにかく今まで読んでなかったジャーナルを読み倒しました
私が定期購読しているのはAJPとこちらのAustralian Pharmacist↓

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忙しくて、ここ数年パラパラは読んだけど、ほとんどそのままで放置してきたこの子たち。笑

実は2021年に入ってから、断捨離を始め、溜まっていたこの雑誌を整理整頓したんです。

こういう雑誌って、例えばNSAIDS、PPI、リウマチ・・・等の色んなトピックが書かれていますよね。

それを、『分解』しちゃいます。

用意するのは、ハサミとホチキス、そしてクリアファイル。
雑誌から、後で読みたいなぁと思う記事を切り取って、とりあえずホチキスで記事ごとにバチっと止めるんです。

そして、トピックごとにファイルに分けて収納します。
そうすると、『あっ、あの薬の使い方って何だっけ??』と思った時に、そのトピック分けされたファイルを探せばOK。一つのトピックに関して、様々な記事が入っているので、それを集中して読めばそのトピックの勉強は完了1つの記事をバラバラに読むよりも、一点集中さらに知識が深くなります。

そして、一つの記事を読んでも、内容が欠けていることって多いんですよね。
疾患や薬について、一つの記事では全部の情報は載っていません。それを、色々な記事を読むことによって、一つの記事ではかけている所を他の記事が補ってくれるんです。

私はこの勉強方法をずっと続けています

国試前も、私は本をバラバラにしていました。

当然、クラスメートからは白い目で見られてましたよ~笑
私がバラバラの資料を見てると、コソコソ話されてました 笑 懐かしい

でも綺麗に使っても、後から見なければ意味が無いし、一発で覚えられる天才系の方なら良いですが、本の通りに勉強していては効率めちゃくちゃ悪いんですよ。バラバラにすれば、持ち運びも便利だし、ちょっと電車乗ってる時に読もうかな、と思うし。

本や雑誌は綺麗なまま取っておいては損ですよ~取っておきたいなら、使い倒す用、保管用に2冊買えばいいのです
教科書を綺麗に使おうとするクセはやめたほうが良いです。

ちなみに英語勉強の方法も、オンライン講座ではお話しています(医療英語オンライン講座はこちら

話が逸れましたが・・・
そうそう、この『分解法』で収納していた資料を全部引っ張ってきて、読み倒しました。

普段は治療薬の部分しか注意して読みませんでしたが、今回はガイドラインや基準などもしっかり目を通して、頭に叩き込む勢いで

特に集中して読んだのは、糖尿病、心血管疾患、あとは骨粗しょう症、尿路疾患系とか。

とりあえず2-3週間ぐらいかけてしっかり読んで、再トライします

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