オーストラリアで薬剤師

オーストラリアでの日常、薬剤師キャリア&子育てについて綴っています♪ 

オーストラリア薬剤師の日常生活、薬・健康情報、子育てなどについて綴っています♪

薬学生

皆さん、こんにちは。

世界中でコロナウイルスで大変になっている中、3月末からロックダウンに入り早めの対策がされたために深刻化せずに済んでいたオーストラリア。

徐々に規制が緩くなり、お客さんも『もうコロナなんていないんじゃない?』なんていう雰囲気だったんですよ。私が薬局でマスクしていたら、『あなた、まだマスクしているの?』って普通に言ってくる人いましたからね(苦笑)薬剤師でもマスクしていない人が出ていていました(これも苦笑)推奨はするけど、個人の判断に任せる、という感じでした。

(ちなみに、ちゃんとマスクして薬局に入ってくる患者さんもいます。本当に二極化していました。)

マスクする、しないがジョークで終わっていましたが、もうここからはジョークじゃ済みません。

国民の気持ちもユルユル~になっていた最中、なんとメルボルンではここ10日以上、毎日感染者が80人近く増え続けています

当たり前ですよね。
ロックダウン中も国民の意識は低かったし、もうソーシャルディスタンス保っていない人だって多かったですもの。
そして差別を訴えるデモもあったし、イスラム系のお祭りもあって大勢の人が集まっちゃったのですから。

お掃除のお仕事の人や、隔離ホテルで働いているスタッフからの感染も原因だと言われています。
『意識が低かった』
本当にそれ。

それでは、市中感染広がります。

今回なされた対策は、全土でのロックダウンではなく、地域ごとのロックダウン。

日本と似ていますね。

ロックダウンされた地域に挟まれているけど、自分が住んでいるところがロックダウンしていなかったらどうすればいいの??なんていう声や、全土をロックダウンしないと意味がないという声もあります。

でも、またビクトリア州全域をロックダウンするとなると経済打撃がものすごいため、地域ごとのロックダウンでとにかく感染カーブを抑えるのが今回の政府が取った対策。

こればかりは難しい選択です 今回は唾液の試験も導入されているし、軍隊も入って大量の試験が行われています。感染が増えている地域では、ドアをノックして強制的に検査を受けさせているので、とにかく今まで以上に検査を行っています。検査機関も超大忙し 

幸い、オーストラリアの他の州は大丈夫なため、医療機関もマンパワーを他州からビクトリア州に送って頑張っています。

むしろ、第一波よりも深刻なメルボルン。
私も薬局でお客さんのピリピリ度がまた戻ってきたのを日々感じています。

ずっと売れ残っていたマスクとハンドサニタイザーを求めに来る人が増え、そして医薬品の在庫不足も目立つようになってきました・・・。

また薬局も、あの大変な状況に戻ってしまうのでしょうか??

そして今週は風邪をひいてダウンしている薬剤師&フロアスタッフが多いので、そのシフトを埋めるために私も長時間シフト
ただでさえ風邪の季節なので、そうなるのは仕方ない。これからはさらに緊張度を上げて仕事に臨まないといけないなぁと思っています。

どうやって疲労とのバランスを保ち、メンタルをキープするか・・・
これは今回の私の課題でもあります。前回の第一波で学んだことを少しでも生かすチャンスですね!
前向きにやっていくぞー!!


皆さん、いかがお過ごしですか?

私は最近、やっと食べ物が普通に噛めるようになってきて、それと同時に食欲も増えてきたこの頃です。

この前、コロナウイルス検査を受けてきました。

(まだ見ていない方は是非見てくださると嬉しいです。)

短くまとめようと編集したのですが、流れを全部入れようと欲張ったら、結局6分以上になってしまいました AUS政府は、『できるだけ検査をしましょう』と推進しています。特に規制緩和した今、ここで市中感染が勃発するとトラッキングできなくなる可能性があるため、検査をすることは非常に重要だからです。検査キットを中国から大量に買い占めたこと、そして幸いオーストラリアがそこまでOut breakしていないという幸運なことも背景にはあります。特に不特定多数の人と接する仕事に従事している方は、たとえ症状が無くても、検査することをお勧めします。(オーストラリア在住の方の場合。)

この動画を見ていただければ、本当に誰でも検査できるということが分かってもらえると思います。日本こそ、検査キットを購入するのにお金をもっとかけて、検査を推進するべきです。

その結果も動画にしようと思ったのですが、全然できそうにないので、取り急ぎブログで報告します。

結果は『陰性』だったので、テキストメッセージで来ました。(陽性だと電話がかかってきます)

こんな感じで来ましたよ↓

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コロナ、本当に長引いていますね。
皆さんきっとお疲れだと思います。
疲れて、ストレスたまって、当然です。

そんな時こそ、あとちょっとだけ、気を引き締めていきましょう!





NSW州とビクトリア州が48時間以内にlockdownします。メルボルンもビクトリア州なので、すべてのnon-essential(必須じゃない) のビジネス(レストランや バー等) は営業停止になります。

コロナウイルスで仕事が無くなる人もいれば、

これで儲けようとしている人もいます。

なんて残酷なのだろうと思ってしまいます。

オーストラリアでは喘息発作の時に使うサルブタモール吸入薬が、薬剤師の判断で調剤することが出来ます。(もちろん、処方箋があると安くなることもあります。)

これが、今オーストラリアで欠品状態なんです

まとめ買いする人がいるため、そうなってしまっています。

本当に必要な分ならともかく、

マスクや消毒薬と同様、インターネットで高額で売っている人も多くいます

Screenshot_20200322_145046

この吸入薬、$6〜8なんです。それが$30😣💦
こういう人がいるから、本当に必要な患者さんの手に届かないんです 

先週金曜日に政府が「吸入薬は1人ひとつまで」

さらに「処方箋薬も1カ月分まで」と発表しました。

これで事態が良くなって欲しい。
そう願っています。

そんな最近ですが、患者さんとのこんなバトルも繰り広げられているのも現状です↓
Screenshot_20200322_121352

(ピンクの下線部分)
ティッシュを買おうとしていたお客さんに「1箱までです」と薬剤師が告げたところ、顔をパンチされた。

(ブルーの下線部分)
患者:吸入薬6個ください(=処方箋3カ月分)

薬剤師:すみませんが、処方箋は一か月分しか調剤できません。。。

その後、憤慨した患者さんが横に合った1Lの日焼け止めボトルを手に取り、薬剤師めがけて投げた!それを避けようと薬剤師がかがんだところ、それが他の患者さんの頭に当たり、何針か縫うことに・・・


手を出したり、ケガまでに至るケースまで出てきてしまっている今回のコロナウイルス騒動。

そこまではいかなくても、最近薬剤師に言葉の暴力を浴びせられるケースがめちゃめちゃ多いです。(薬剤師のコミュニティで問題になっています)薬剤師用のFacebookページでもそれぞれの経験がシェアされていて、自分だけじゃないんだなぁとすこしホッとするところもあります。

この言葉の暴力や明らかに失礼な態度、それに尋常じゃない量の処方箋で疲弊する人が多く、薬剤師のホットラインもあります。

先週は私も何があったか思い出せないほど、
怒鳴られたし、言葉の暴力を何回か経験しました。

薬剤師って微妙な立場ですよね。
ココにも書いてありますが、医療従事者とフロントライン(接客業)の中間にいる立場。↓
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でも、今回のコロナウイルス騒動で、薬剤師の価値というものが、私たちの中に深く刻まれるいい機会になることでしょう。今現在、最前線で働いている中で、薬剤師がコミュニティーに貢献できることの多さや大切さを私たちは目の当たりにしています。背中に手を当てて、「よくやってるね!」と言ってあげましょう!

薬剤師じゃなくても、今きっと辛い思いをしている方、これは自分が成長できるチャンスなんだと思う❣️

先週SNSで日本の薬剤師の皆さんに、薬局での感染症対策について色々とアドバイスいただきました。とっても参考になりました✨

薬局では今後、状況を見て対応していくと思います。いくつかの薬局はもうドアを閉めて、ドア越しに薬をお渡ししている状況だそうです。オーストラリア医者に診てもらう前にまず薬局に相談しにくる方が多いため、政府からのマスクの支給もされる予定なので、早く早く!!!という気持ちです。病気になっている場合じゃない!私達は医薬品の供給が途切れぬよう、最善を尽くします❣️

働いている方、ママさん、介護されている方、
そして薬剤師の皆さま、本当にお疲れさまです。

今、コロナウイルスの影響でとーっても厳しい時期になっていますね

WHOからのパンデミック宣言が発表され、

私も薬剤師業界で今後どういう措置がとられるのか、それを不安も交じりつつ待っているところです。

多くの方が職を失い、その傍ら、24時間働き続けてもう倒れそうな方もいます。

株式市場がクラッシュし、グロバール不景気が、ついに来た

昨日、薬局勤務後にセミナーがあったので、へとへとになりながら薬局のドアを閉め、30分車を走らせてセミナー会場に向かったんです。

そうしたら、ドアに張り紙があって、
「今日のセミナーはキャンセルになりました」との一言・・・。

日本だったらメールで参加者にお知らせが行くと思うのですが、
それも無いほど、忙しかったのかな?

またまた30分かけて帰宅。まぁ、仕事後にドライブしたと思えばいいか(笑)
事態は刻々と変わっているため、ドタキャンも仕方ないですね。
仕事中はそういうニュースが入ってこないので、家帰ってネット見てから事態を知る!みたいな感じ。

仕事終わる直前にメルボルンも危険度を2ランク上げたので、ドタキャンになってしまいました。
30分車を走らせる前に、もう少し早く教えて欲しかったけど、確かに集まりは避けたほうが良いので、まあ結果的には良かった、ということにしています

日本でもきっと同じだと思いますが、
今、薬局や病院はパニックですね。

オーストラリアではトイレットペーパーをゲットするために殴り合いの喧嘩が多発。
ティッシュもキッチンペーパーも同様。

本当に情けないです。

ここまで『自分!自分!自分!』
自分しか見えていない。

薬局でも、トイレットペーパーは売り切れ。
先週は大量のトイレットペーパーを仕入れ、数えている間にもうお客さんが取っていくので、店内は本当にカオスでした。数えてる間に品物が無くなっていくので、受け取る作業にものすごく時間がかかってしまいました。

患者は薬の在庫も危ういという話を聞いて、パニックになり薬局に来て薬をあるだけ買い占めたり・・

もうすでに在庫切れの薬がいくつかあります。
薬剤師は、他のブランドで在庫があるものを一から調べないといけないため、調剤にものすごく時間がかかります。

ランチタイムなんて、薬剤師は元々無いけど、
今はマジでありません

不規則になっているので、若干胃痛あり(笑)
でもこの原因は分かっている・・・そう、ストレスというヤツだ!

N95マスクが3か月待ってやっと2箱手に入り、
それを原価で売っています。(以前のブログで書いたように、前までマスクはあえて売らない方針だったのですが、今回はオーナーが売ると決めました。)横流しですが、マスクを本当に必要としている方々もいるためです。

先週土曜日に、メルボルンのGPが感染したというニュースが入りました。
そのGPの名前も、クリニックの名前も、顔写真まで公開され、
メディアの反応に、私はとても残念な思いです

アメリカから戻ったドクターだったことは確実。
確かに仕事を休まなかったのは事実。でもその頃、アメリカからの豪州入りに何も規制が無かったので、100%そのGPを責めることはできません。
そして、まだGPにマスクも支給されていません。
(薬局なんか、きっと二の次よね)

メルボルンでは救急病院にコロナウイルス感染のテスト待ちの患者で外まで列を作っています。

医療従事者はフロントラインで働いているのにプラス、過労状態。
そりゃ感染リスクも高まりますよね。

今週も、薬局に患者さんがドシドシ押し寄せてくる状態なのですが、
あるドクターがマスクを買いに来たんですね。

マスクはN95しかなく、しかも箱ごとではなく、一枚ずつ売っていることをフロアスタッフが伝えたんです。

ドクター:「箱ごとじゃなくてバラで売ってるのか!」
スタッフ:「はい」

ドクター:「いくら?」

スタッフ:「○○ドルです」

ドクター:「ぼったくりだ!そんなのおかしいだろ!」

スタッフ:「‥‥」

ドクター:「君たちは何考えてるんだよ!僕たちはフロントラインだぞ!だから必要なんだ!そんなに値段上げてどうするんだ!」

Fワードも沢山聞こえてきたので、とりあえず待っている患者さんの調剤を終えて、私参入。

私:「原価で売ってるんです。原価がこれだけ高いんです。」

ドクター「嘘つけ!俺たちフロントラインで感染リスクが一番高い所で働いてるんだぞ!」

私:「嘘じゃありません。3か月待ってやっと入ってきたストックなんです。」

ドクター:fワード連発

私:(もう我慢できず
  「私たちだってフロントラインよ!マスクの在庫はもう3か月前からずっとゼロよ!責めるなら政府に言いなさいよ!私たちだってマスク無しで働いてて、政府からの供給を待ってるところなんです!」

結局ドクターはティッシュ3箱買って出ていきましたけどね

日本だったら「すみません、申し訳ありません。」

私もWe are sorryとか言うけど、
私たち何も悪い事してないじゃないですか~。

もちろん、サービスなのでもちろん丁寧に接することは重要です。
だからってすべてに当てはまるのではなく、
明らかに限度を超えた態度のお客さんには、
お店に帰って来てほしくないので、普通の応対はしなくてもいいんじゃない?

強くなったな、自分。

『あーあ、面倒くさっ!』←私の素がバレバレですね(笑)
そして、次!次!
いちいち考えていても仕方ないので、もう次のことを考えましょう。的なスタンスです。

日本の皆さま、「すみません、申し訳ありません」
これは日本ではそうしないといけないけれど、
口だけにしてくださいね。耳でずっと聞いていると、本当にマインドがやられちゃうから!!

薬局やドラッグストアを含めてリテールで働いている方々、

本当にお疲れさまです。

もう二月も半ばですね。

中国から入ってくる生のニュースをまとめてお送りします。
中国の武漢ではもう死者が毎日およそ100人単位で増えていっています。

他の州では感染者は多いものの、死亡率はかなり低い状態です。ここからわかるのは、致死率には一人にどれくらい治療が行き届くか、が大きく関係しているようです。

病院ももう増やせないので、入院できる人数は限られています。
家で寝ていたら、どんどん他の家族にも感染してしまうほど。たった少しすれ違うだけで、感染してしまう恐れがあるほど感染力が強いそうです。感染しても治癒する場合もあるし、治らず悪化する場合もあるという・・・若い人でもかかって3日後には亡くなってしまった、なんていう情報もあって、どんなに進行がはやいことか・・・。かかったらその後どうなるかは本当に『運』なんじゃないか、と思う程。

中国は各地からメディカルチームを派遣し、私と同じかそれよりもっと若い人たちが第一線に立たされています。あの特殊な感染予防のシート(服装)、着るのにとっても時間がかかるし、数も少ないため、彼らは食事は朝の1回のみ、トイレに行くと毎回着替えなければならないため、おむつを履いているそうです。医療のプロってプライド高い人たちも多いと思うんですけど、その人たちがおむつ履くって、まず普通の状況じゃないですよね・・・。そして飲まず、食わずでシートの中は汗まみれになりながら10時間働いて、終わったら30分以上シャワーを浴びてしっかり洗い流して、シフトが終了。
こんなことしてたら、精神的にもうおかしくなっちゃうんじゃないか。
だから、絶対に医療従事者のメンタルヘルスサポートは必要なんです。ここ、中国や日本も含め、欧米と比較するとすっごく見逃されてしまっています。

日本もクルーズ船で大変なことになっていて、私はとっても心が痛いです。

小さな部屋に閉じ込められて、本当にストレスフルだろうし、感染への恐怖で精神が参ってしまいそう。

収束を毎日祈っています。

そして、オーストラリアではどうかというと、
感染者は増えていませんが、中国からの飛行機を全部ストップしているため、かなり経済が停滞してきています。初めは2週間だけ制限していましたが、その制限が延長され、on goingになりました。

一番の影響が来るのは、航空会社と旅行業界だと思います。
キャセイパシフィック航空なんて、私の大好きなエアラインの一つですが、飛べないためにスタッフは3か月間仕事なし。その人たちの暮らしは今後どうなるの?! 中国からの旅行者が来なければ、観光業も完全に停滞すると思います。メルボルンの有名なホテルも経営困難になるでしょう。

そして、オーストラリアに住んでいる人たちも、だいぶお金を使わなくなってきています。
不要な外出は避けている人も多いので、レストランはお客さんが入らないし、特にアジア系移民が多い地域のショッピングセンター(指3本に入るほど大きなショッピングセンターでも)もガラガラだそう。昨日、2人のMRさんとお話したんですが、二人とも同じ事言っていました。彼らは一日中、色んな地域の薬局を回っているので、その変化に敏感。
今後飲食業も次々に影響されるだろうし、不動産業界や教育関係もかなりダメージを受けることは予想されます。

今週に入っても、マスクやアルコール消毒の問い合わせは毎日のようにあります。そしてマスクの供給が少なすぎてサプライヤーからやっと手に入っても、仕入れ値がかなりの高額!!マスク一枚になんでここまでお金かかっちゃう?もう道徳や倫理なんて、皆無になっています…。

そして患者さんからも相談を受けるようになったので、オージーも少し警戒してきているんだなぁと実感しているところです。
これからホリデーに行く人や、会議で海外に行かないといけない人などなど、やっぱりいざ自分となると、『どうすればいい?』となりますよね。皆、ここまで長くつづくとは思っていなかったようなので、「自分が行く時にはもうおさまっているだろう」的な感覚の人も多かったはず。

日本に旅行に行くと予定していた患者さんも数名いるので、多分キャンセルかなぁ・・・。
こうやって、日本経済にも影響が出てくると予想されます。


患者さんの中には「差別は大丈夫?」って聞いてくれた方もいます。
私は家と職場の往復が多いのであまり影響受けていませんが…。その方は顔だけアジア系なだけで完全にオージーなんですけど、「もう30年以上も○○(かなり白人ベースの地域)に住んでいるのに、こんな仕打ちは初めて!!」とがっかりしていました。咳じゃないけど、少し『コホッ』とするだけで、じろじろ見られて避けられるっていうことがあったそうです。

事態はかなり深刻。
メルボルンの日本人コミュニティーでは、ほぼ全くと言っていいほどコロナウイルス情報を見ないので、皆関心ないのかなぁ?それともオーストラリアに来る情報が無さ過ぎるだけ?
なので私は地道に発信します。

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