オーストラリアで薬剤師

オーストラリア薬剤師の日常&ローフォドマップライフについて綴っています♪ 

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KAPS

いつもブログを読んでくださりありがとうございますオーストラリア薬剤師のマギーです。

先日、オーストラリアで薬剤師になることを目標にしている読者の方から質問のメールを頂きました。これまでも何名かの読者さんからお問い合わせを頂いたことがあり、個別でお返事させて頂いていたのですが、私のメールがスパムボックスに入ってしまっているのか、連絡が取れなかったりすることもありまして
きっと他の読者さんの中にも同じような疑問や質問を持っている方がいらっしゃるだろうと思ったので、これからは公開回答させて頂こうと思います ※私の個人的な見解であることご了承ください。

まず、薬学部卒業後にオーストラリアに来るか、日本で経験を積んでから来るか悩まれている薬学生さんからの質問です。

Q. 語学学校以外に医療に特化した英語を学ぶことのできる専門学校や大学等はあるのでしょうか?

A. 薬剤師に特化した英語力に関してはOETが一番だと思いますが、それ以外ですと、
NAATIという通訳を仕事にしたい人のためののコースがあります。それ以外は医療系(例えば介護、看護など)コースを受けながら同時に語学も学んでいく方もいらっしゃいます。通訳の場合は幅広い英語力が対象で、医療系とは違ったスキルが求められるかと思います。医療コースの場合は勉強する分野に特化した英語に触れることになりますし、医療関係の資格取得もできますね。得た資格を使ってお仕事しながら(専門職なのでお給料も高めになります)KAPSの準備をすることも可能ですね。

※以前オンライン講座として提供させて頂いたOET講座につきましては、ご希望の方に資料のみバンドルという形で提供させて頂いています。(資料のみでズームセッションはありません。)日本にいる間又は語学学校でOETのクラスに入る前(多くの語学学校では、ある程度の英語力を習得してからでなければOETのクラスに入ることができません)に自己学習したい方向けです。薬剤師に特化した医療英語を重点的に学びたい方にも活用していただけます。ご希望の方はブログ問い合わせ欄よりお問い合わせください。

また以前に講座を受けてくださった皆様には、またイベントを開催したいと思っています


Q. 日本での薬剤師としてのスキルはある程度あった方が現地で就職する際には有利なのでしょうか?

A. 日本での経験を履歴書に書くことはできますが、現地経験重視のオーストラリアではそれが就職に直結するかどうかは難しいところかと思います。
私の知っている範囲になりますが、読者さんの中でもある程度の語学力を習得された後、薬局のフロアで働くポジションを得ている方は何名かいらっしゃいますそこで経験を積みながらKAPSを受けて薬剤師になるという流れが一番ゴールへの近道かと思います。

ですがオーストラリアに来られて薬剤師以外の仕事をしたとしても、そこで得たスキル(例えばレストランであればコミュニケーションやマネージメントスキル等)は次の職探し(薬局でも他でも)に活かせますし、薬剤師としての信用やマルチタスクのスキルは、他の仕事でも活かせると思います

薬剤師になる前の段階で日本での経験が直接的な就職に有利かはわかりませんが、仕事をしていく中でどこかしら必ず活かせると思いますよ。


現在KAPS試験のEligibility checkに必要なDocumentの準備をされている方からの質問も頂きました。提出書類についてpharmacycouncilのHPを見ても何が該当するのかわからないものがあるとのことでした。

まずはパスポートと戸籍謄本をNAATI資格を持っている方に英訳してもらう必要があります。他のOfficial photo-bearing documentはパスポート以外にオーストラリアの運転免許証を出した記憶があります。

さらに卒業した大学から卒業証明書、成績証明証を英訳したものを取り寄せます。私の時は、自分で大学のシラバスを英訳したものを添付しました。このEligibility checkは日本の薬学部で学ぶことがオーストラリアの薬学部のレベルと同等であることを証明するためのものです。海外では薬学部の年数が少なかったり、シラバスに大きな違いがある国もあるため(そういう場合はパスできず、KAPSとOETを受けるのではなく、一から大学に行き直さないと資格取得ができないこともあるみたいです)、それを確認する必要があるからなのですね。Evidence of registrationに関しては厚生労働省に問い合わせると教えてもらえます。

もし不明な点があれば、直接Pharmacy Councilに問い合わせるのが確実だと思います。

以上です。

面倒なことも沢山あるかと思いますが(私は皆さんのお気持ち十分わかります・・・。)、道はあります進むのみです。
応援しています

KAPS試験準備講座にお申込みいただいた方には、特典が2つ付きますよというお話を以前の記事で書かせて頂きました



1つ目の特典は、オリジナルの計算問題集
こちらは、受講開始後2か月目からアクセスできます


そして2つ目の特典は・・・
薬理問題集PDF
完全英語バージョンです
こちらは3か月目からアクセス可能です

KAPS準備講座では特に出題されやすい分野をピックアップしていますが、その他はこの問題集でかなりカバーできます。そしてこの問題集だけでもかなりボリュームがあるので、お値段としてはかなりお得です
(もうすでに受講されている方もアクセス可能です

アクセスできる頃というのは、すでに勉強を始められているので英語脳になりかけの状態。
そこで100%英語で問題を解くというステップアップ

初日からガツガツやりません。そこもポイント。
だから挫折しにくい。

これを自分一人で行うのは難しいですが、講座がこの大きな一歩をサポートしてくれるので、抵抗少なく進められます

おススメは、KAPS準備講座で週ごとにリリースされるトピックを勉強して、復習&基盤固めにこの問題集でその週のトピックだけを集中して取り組む方法です

人間の脳は、永遠には記憶できません。
20分後にはその記憶は薄くなります。

すぐ忘れちゃうという方、大抵は広く手をつけている場合が多いです。それか、そのトピックについて浅くしか触れていない。だから、テストが終わったら割とすぐに忘れてしまう。

広い視野で見るのも大事ですが、それには狭く深ーく勉強することも大事。
1つのトピックを完璧にするくらい、深める。

すると忘れにくい。

記憶に残りやすい。

だから、他の分野を学んだ時に、『あれっつ?これって○○と関係しているんじゃない?』と紐づけできるようになる。

私達が勉強しているのは薬学。薬と体の仕組みは、どのトピックでも絶対どこかで繋がっています。

紐づけるには、知識の深さも必要なのです。

KAPS試験準備は、的を得る×問題を解いて慣れる この二つが重要ですどちらも必須要素

問題盛りだくさんお得な自己学習型オンライン講座はこちらです


KAPS試験準備講座 プレリリースにすでにお申込みしていただいた方、どうもありがとうございました!

なぜプレリリースを行っていたかというと、全部完成させるまでの間もずっとお待たせするのはちょっと時間が勿体なさ過ぎると思ったからです。まだ全部は完成していない。でも、もう完成している部分もあるので、むしろプレリリースとして早めに公表し、『今すぐ準備したい!』と思っている方にお届けしたかったからなのです。その分、お値段はお得にさせて頂きました

このプレリリース中に、講座のファイナライズはもちろん、将来オーストラリアで薬剤師になりたい薬剤師&薬学生さんと本公開前から繋がることができて嬉しいです。

日本ではKAPS試験のことを知っている人もわずか、実際に準備している人はさらに少ないと思います。でもそれは日本を基準としてしまうからです。実は世界中を見ると、世界各国の多くの薬剤師がオーストラリアに移住を希望してKAPS試験勉強をしているのです。今は個別指導を一旦ストップさせてもらっているのですが、『どうやって勉強したらいいですか?』という質問を、日本人以外の薬剤師さんから未だに多く頂きます。
これはオーストラリアに来てわかったこと。でもそんなこと、日本にいた時は全く分かりませんでした。だからまずは日本人でKAPS試験勉強をしているチャレンジャーさん同士の繋がりを築くことも私の役目だと思っています。

こちらのKAPS試験準備講座、特典が二つ付きます!
まず一つ目は、計算問題集!
苦手な方も多い計算問題は、項目ごとにパターンを掴めるよう、類似問題を一緒にまとめています。結構ボリュームはありますが、これを解けばまず計算問題は基礎固めができるはずです。

こちらの計算問題は、メールで個人個人にプレゼントしようか、講座の一部としてプログラムにはめようかはまだ考え中です。

ちなみにこの計算問題集は、『英語に慣れてほしい』という思いもあって、英語であえて解説を書いています。『英語で考えて解く』のを一番練習しやすいのが計算問題かもしれません。薬理を解く時とはちょっと違う脳の部分を使うからでしょうか。
是非これを通して表現方法にも徐々に慣れていってくださいね!

お得なプレセールは9月5日(日)までで終了させて頂きます。 
本公開スタートしました♪ お申し込みはこちら
 

二つ目の特典は、また後日発表しますね


最近、すごくバタバタしていたのでメルボルンの状況がアップデートできていませんでしたが・・・

実は現在、ハードロックダウンになりました
今回のメルボルンでのロックダウンはなんと6回目お隣シドニーがあるNSW州が緩ーいロックダウンでダラダラと感染者が増えているので、昨年の悪夢をくり返さないようにと厳重な(ハード)ロックダウン 仕事に出るのもPermit(許可書)が無ければ罰金だし、夜9時から朝5時までは門限制度で外出禁止になりました。

そもそも、ロックダウンでどこも閉まっているので、門限制度は意味あるのか?と疑問ですが・・・

路上でお酒飲むのも禁止。(お店で買って、外で友達と会って路上は公園で飲むっていうグレーゾーンな行動はダメになります)

スーパーに買い出しに行けるのも家から1人まで。
このハードロックダウンがあと2週間続きます。なのでトータルでこのロックダウン6.0 は最低でも1ヶ月となります。

私はありがたいことにロックダウンでも私生活は変わらず。
薬局にいつも通り仕事に出ます。

今日はバタバタしててランチを準備できなかったので・・・
お昼はデリバリーを頼みましたCALIAという日本食レストランからテイクアウェイでウナギ丼IMG_20210818_142115

普段は滅多に外で日本食は頼まないのですが、日本にずっと帰っていないとこうなります(笑)


お花が乗っていて、おしゃれー

患者さんで忙しくて食べるのは届いてから1時間後の2時半になりましたが

でも落ち着いてから、しっかり頂きました


ロックダウンでエネルギーが外に出せず、気が滅入っている人も多いです 日本在住の方も、緊張と共にだんだんと疲れてきましたよね・・・。
でも実は気力もある程度自分でコントロールできるのです。
この間、OET医療英語講座の受講生さんとZoomセッションをさせて頂いた時にもトピックとしてお話させて頂きました  

もちろん、環境や相手は変えられません。
でも、考え方次第。大事なのは、
❝与えられた時間と環境を、どうやってMaxまで有効利用するか❞

今はコロナで何もできないような気がして、何も進んでないような気がするかもしれませんが、これは畑を耕す時期なのかなと思います。そしてちょこちょこと種まきをしておく時期。そしてコロナが少し落ち着いた時に、一気に植物が成長するような感じで、成果が目で見てわかるようになる。
そして、そこで初めて、差がはっきりするのだと思います。


過去の自分よりも成長したい、何か新しいことをやってみたい!と思っている方は、どうやって今この時期を有意義に使おうか考えてみるのも良いですね。


話は変わりますが、また新しい薬局からオファーをもらいました なので今後は掛け持ち。新たなチャレンジです。(自分を忙しくするの好きだなーと思うこともあります 笑)

このロックダウンで、確かに息抜きするための外出はできなくなりました。
でもこの時期を有効に使って、さらに資格試験の勉強に集中しようと思います 
この勉強が、大変なのですが最近ちょっと楽しいんですコンサルタント薬剤師のプロセス経過についても徐々にブログをアップデートしていきます。

自己学習や資格取得にはとっても良い時期だな~と思います。私も自己研鑽に励みます。


KAPS試験準備講座はこちら↓ 



医療英語OET講座はこちら↓


こちらの教材はどちらも、私が海外の薬剤師さんをコーチングしていた時と同じレベル&内容を用い、日本語で日本人向けにお届けしています。お申し込み後、ウェルカムメールが届きますので、受講申し込みされた方はジャンクメール扱いされていないかどうか必ずご確認くださいね 

皆様もStay safeで


COVID-19によりキャリア・仕事の概念がガラリと変わった2020ー2021年。

現在、オーストラリアで最も需要のある職種はこんな結果になっています↓Screenshot_20210811_114348



やっぱり、Healthcare部門

もちろん薬剤師も入っています。

オーストラリア内で比較をしたのがこちら↓
Screenshot_20210811_114309

医療分野の需要は、シドニーNSWとメルボルンVICがやっぱりダントツで1位
多くの医療従事者が集まるのもこの2都市。医療に沢山のお金を国が投資しています。なので世界最先端の医療施設も結構あります。ただ日本はどうしてもアメリカファーストなので、注目されていないだけ(笑)

オーストラリアの人口は毎年増えています。
特に世界各国から移住したい人も多いですし、国はスキルがある人たちを欲しがっているのも事実。

コロナが落ち着いてボーダーが開いたら、オーストラリアの人口はもっと増えると予想しています。


でも医療系だったら仕事で困ることはまずないでしょう。
だからこれから留学を考えている方は、留学だけを目標にするのではなく、その後のキャリアも見据えて計画してほしいなと思います。ずーっと昔に、留学エージェントでお仕事をさせてもらっていた時にも思った事。せっかくの大切な時間と、お金と、エネルギーを注ぐ留学だからこそ、その分きちんと結果に結びついてこそ。やっぱり行く前からの計画がとっても大事です

薬剤師のための医療英語 OET攻略講座はこちら↓


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